一般ユーザが買うべき M1 シリーズ MacBook は Air 一択だと思う

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ当ブログをご贔屓によろしくおねがいします。

さてさて、新年第一発目の記事は、youtube でも散々出尽くしているネタではありますが、一般ユーザが今買うべき MacBook について書いてみます。youtube などで情報を探してみると、大体の場合で絶賛されているのは M1 Pro/M1 Max を搭載した MacBook Pro シリーズです。

しかしながら、僕の意見はちょっと違います。

最初に結論。

一般的なユーザが買うなら M1 MacBook Air 一択だと考えます。その証拠に...という訳でもないのですが、我が家ではこの年末に 13 インチ MacBook Air を 2 台購入しました。

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全部使った経験から M1 Air を選択

会社と個人持ちを合わせると M1 CPU を搭載した MacBook は全部使った経験があります。その上で MacBook Air を選択しました。その理由を語っていきましょう。

自分使いのメイン機は MacBook Pro 14 インチ

会社のメイン機に迫るスペックで揃えた僕のメインマシンです。正直これで遅いと感じるなら今は何を使ってもダメというレベルのスペック盛り盛りの贅沢仕様です。

CPUM1 Max (CPU 10 コア / GPU 32 コア)
ユニファイドメモリ64GB
SSD1TB
バッテリー持続時間17 時間
ディスプレイ/解像度Liquid Retina XDR / 3024 x 1964
重量1.6Kg

普段使いしていて遅いと感じたことは未だかつて一度もありません。まさしく現代 PC の最高峰と断言しても言いすぎじゃないレベルで凄い。クソ高いお値段も納得です。しかもハイスペックでありつつも CPU ファンが回ることは極限られた高負荷処理のときだけであり、通常は完全無音状態であり大変快適です。

それでいてバッテリー持続時間は公称値には届かないものの、僕の使い方(プログラミング、youtube、ネットサーフィン、各種資料作成、等々)なら 15 時間は持ちます。

ひとつ前に使っていた MacBook Pro 16 インチ 2019 のインテル Core i9 なんかは、フル充電してもバッテリーは 3 時間も持たないし、電源を入れた瞬間からファンの回転数全開の爆音。この PC はジェットエンジンでも積んでるのかと思うくらい五月蝿くて大変不満点が多いモデルでした。

良いところを上げれば数え切れない改良点が多い新型 MacBook ですが、キーボードの打鍵感はずば抜けてよいし、USB3 ポート以外のインタフェースが復活した点、クソみたいな TouchBar が消えてなくなり物理ファンクションキーが復活した点、何をとってもほぼ完璧です。

あえて不満点を言うなら、くっそ高い、ちょいと重い、くらいしか思い浮かびません。

会社業務のサブ機は MacBook Pro 13 インチ

個人持ちじゃなく会社のマシンですがサブ機として使っています。会社のメイン機はつい先日まで爆音 MacBook Pro 16 インチでした。業務内容的に intel CPU が必要なシーンも意外と多く、サブ機としての位置付けから格上げされることなく利用頻度が落ちていきました。

CPUM1 (CPU 8 コア / GPU 8 コア)
メモリ16GB ユニファイドメモリ
SSD1TB
バッテリー持続時間18 時間
ディスプレイ/解像度Retina / 2560 x 1600
重量1.4Kg

会社業務の開発メイン機を Core i9 マシンから乗り換えようと、一通り環境を整えたことがあるのですが、実際利用した感触としては 14 インチに比べて圧倒的にバッテリーの持ちが良いです。公称値で 3 時間違いますが、それ以上の違いを感じます。

それでいて 14 インチと圧倒的なスペック差を感じるかと言われれば、実はそうでもないのです。言わずもがな Core i9 マシンよりもかなり軽快に動作します。普通に開発業務や Excel、Word をやる分には全く不満がないどころか、実はメモリ は16GB で十分なんじゃないか?と感じることも多いです。Chrome なんかはメモリがあればあるほど消費するし、SSD がかなり速いのでスワップしてても全然気がついていないんじゃないかと思われます。

youtube とか見てると、動画編集とかではレイヤーが増えると体感速度も結構違うと言う説明をしてる動画が多いのですが、僕は動画編集やらないこともあり、メモリや GPU コア数の違いを感じさせるシーンはあまりありません。

であれば一般ユーザが買うなら新型 MacBook Pro 14/16 インチじゃなくて M1 Pro 13 インチという結論なのか?と聞かれれば、実はそうでもないのです。

M1 Pro 13 インチは ESC と POWER は物理キーなんですがファンクションキーが TouchBar なんです。TouchBar はマジでクソ使いづらい。それだけで マイナス100 点。加えて言うならば個人的にはディスプレイの解像度が足らないのが結構致命的。

家族に買うなら M1 MacBook Air 13 インチ

ならばならば、ファンクションキーが物理キーの M1 Air 13 インチならどうだ?と考えるわけです。実はスペック的には M1 Pro 13 インチと Air はほぼスペック的に差がありません。GPU コアが 1 つ少ない、ディスプレイ性能が若干劣る、内部に CPU ファンを搭載していない程度が差分だったりします。CPU ファンに関して言えば、むしろ搭載してないがゆえに完全無音なので利点しか無いと感じます。

CPU パワーを必要とする業務であれば、CPU ファンの有無の違いにより確かに速度的な差が数値としても現れるわけですが、正直 M1 Air でも十分すぎるほど快適。会社で事前に M1 Air を利用する機会があり、その経験から断言します。少なくとも Core i9 の MacBook Pro よりも遥かに快適なのは間違いありません。

バッテリーの持ちも公称値で 2 時間違いますが Pro 13 インチとほぼ遜色ない印象です。ディスプレイの品質は、新型 14/16 インチと比較するとかなりの違いを感じますが、13 インチの Pro と Air はほぼ一緒です。それでいて M1 MacBook シリーズで最安構成で組むことが可能です。

CPUM1 (CPU 8 コア / GPU 7 コア)
メモリ16GB ユニファイドメモリ
SSD1TB
バッテリー持続時間20 時間
ディスプレイ/解像度Retina / 2560 x 1600
重量1.29Kg

さてさて、結論出てきましたよね。

自分用途で買うならお財布にはやさしくありませんが MacBook Pro 14 or 16 インチでスペック盛り盛りで買うのが正解でしょう。一方で、奥さんと娘(つまり一般的なユーザ)が使う分には M1 Air が間違いなく最適解でしょう。

安い、軽い、十分すぎるほど速い、物理キー使いやすい、と三拍子いや四拍子揃ってます。

M1 MacBook Air 開封の儀

奥さんと娘が使うとはいえ、M1 MacBook シリーズはスペックを後増しできないので、購入時のスペックは最低限に色を付けたスペックにしておくことが重要です。冬のボーナスも出たことだし、メモリ 16GB 、SSD 512GB にカスタマイズして注文しました。

カラーバリエーションは本人の希望によりゴールドとグレーをチョイス。噂されてる M2 Air のようにカラバリが豊富ならグリーンとか選んだかもしれません。

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娘は再来年には大学生ということも考え PC デビュー。MacBook M1 13 インチが初 PC なんて、贅沢です。奥さんは Windows からの乗り換えです。使っていたマシンが故障したため必要に迫られての買い替えなのですが、どうせなら mac にしようぜっ!ってのが 2 台買った理由です。

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MacBook Pro 13 インチのシルバーと合わせると 3 つのカラバリはこんな印象です。個人的にはグレーがやっぱり好きかな。本体質量はわずかに 100g の差なのですが、Air は薄型設計のためか思ったよりも重さの差を感じます。

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一通りレクチャーしながらセットアップ。セットアップ画面はおそらく一度しか体験しないので、あっという間に忘れていくことでしょう。画面がめっちゃ綺麗と喜んでもらえたのが嬉しいです。

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今時分は youtube 先生に聞けば、事細かにレクチャーしてくれる動画が山ほど転がっているので、macOS の基礎的な部分を教えるにとどめてレクチャー終了。それでも 150 分程の講義になったのでお互い結構疲れました。

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娘もちょくちょく自分の部屋に Air を持ち込んではブラインドタッチの練習や GarageBand で曲作りなどして mac を楽しんでいるようです。後は放っておいても youtube などで勝手に学習していってくれそうです。

なんて記事を、MacBook Pro 14 インチでしこしこと執筆する 2022 年の年明けとなりました。あーこの画像見えて新型 mac の悪い点、もう一つ思い出しました。ノッチはまじでムカつく。メニューのアイコンが多くなると消えて見えなくなるので、かなり使い勝手が悪い。iPhone もノッチが話題になることが多いですが、iPhone 以上に致命的だよ。このノッチの存在は。

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ま、とりあえず、今年もゆるりとブログ活動も続けていくので、どうか今年もよろしゅうお願いします。

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