2019 奥日光旅行記(前編)中禅寺湖、日光湯元温泉を目的もなく散策

こんにちわ。ブログ更新頻度が下がってきてますが元気にやってます。

9 月最終週は諸々のタスクが完遂している見込みで有休を頂いて今年最後の登山を計画していました。ところがどっこい諸々問題が発生してしまいまして、半ば強引に休みを頂く結果となってしまいました。まぁー旅行計画立てちゃわないと休みを取ることままならないので、多少心苦しくもあるけど旅行決行。

今回は一泊二日の一人旅行というところまでは決めてましたが、台風の動向を見つつ行く場所と宿を決めようと思ってました。いろいろと悩んだ結果、東武線で北上して旅費もお安くすますことができそうな日光白根山に決め、宿はロープウェイ最寄りのシャレー丸沼ってところに決めました。

旅行当日の水曜日。AM 5:00 に目覚めたこともあり、予定の電車よりも 1 時間早く東武線に乗り込み移動開始。今回はまるごと日光東武フリーパスってのを買いましたが、特急には乗れないので急行と鈍行を使って移動しました。乗り継ぎは最高の電車を選んで移動したので、ざっと 2 時間少々で AM 8:20 頃に早々と日光東武駅に到着。

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初日に登山するか翌日登山するか悩む

そもそも電車の中ですら決められなかったんだけど、初日に登山するか翌日登山するかめちゃめちゃ悩んだ。というのもバスが時間が結構微妙だから。東武線は実際は結構な本数がでてるけど、関越交通の本数がめっちゃ少ない。

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一本早くしたことで 10:29 にロープウェイに到着することができる。宿に行って特典のロープウェイ往復チケットを貰いに行ったり何だかんだでロープウェイに乗ることができるのは 11:00 くらいになるであろう。とすると片道 15 分のロープウェイを考慮するとロープウェイ下り最終時間の 16:30 まで 5 時間少々しか時間がない。

計画していた山頂駅から日光白根山山頂を経て周回するコース。自分のような初心者にはおすすめのコースのようだ。それでも標準コースタイムが 5 時間半なので、微妙なギリギリ感が心配。

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一方で、帰りは朝一番 8:00 のロープウェイで山頂駅に移動したとして、帰りの見込みは少々急いだとして 5 時間後の 13:00 が下山見込み時間。ロープウェイで麓まで降りる時間を考慮すると、13:31 のバスにはギリギリ間に合うかどうか。

とにかく関越交通のバスの時間が微妙すぎるので、めちゃめちゃ悩みましたが、朝のほうがガスが少なく良展望が望めるはずなので、東武日光駅についた時点で、ようやく登山は翌日にすることに決まった。

フリーパスなので中禅寺湖に移動してみた

日光周辺をぷらぷら散策しようと思ったけど、朝も早いので日光周辺の店はまた開店準備中。

じゃぁとりあえず移動するかということで、せっかくのフリーパスなので途中途中観光していくことにしてみた。というわけでまずは中禅寺湖に移動してみることにした。※正直に言うと湯元温泉行きよりも並んでいる人が多かっただけw

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中禅寺湖に行くには、いろは坂を通らなければいけないことを知り、子供の頃の遠足でめっちゃバス酔したことを思いだした。自分が運転していれば何に問題もないんだけど、やっぱり人の運転でグネグネした道は多少苦手。思ったよりも時間が長く感じたけど無事中禅寺湖到着。

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平日だからなのか観光客もほぼおらず大丈夫なのかな?と、ちょい心配になる。お腹も空いたのでニジマス定食でも食べたいなーと思いつつも、開いてる店がないので断念。

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中禅寺湖の横に聳え立つ男体山。急遽日光白根山じゃなく男体山登山にチャレンジしてみようと思いたち、YAMAP でルート検索してみると最短の弾丸往復ルートですら 8 時間を要する模様。自分の登山レベルの釣り合っていないので断念。

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ぷらぷら散策してると華厳の滝があることを知った。その昔に華厳の滝を見に来たことがあるので中禅寺湖方面には来ているはずなんだけど、中禅寺湖=華厳の滝と全く記憶が飛んでて、まるで初めて知ったかのような感覚だった。まぁせっかくなんで華厳の滝を見に行ってみた。超絶観光スポットのはずだけど誰もいなかったでござる。

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湯元温泉に移動開始

朝早いからなのか、中禅寺湖周辺のお店も開店準備中なので、足早に湯元温泉に移動することにした。奥日光の温泉は泉質も良いと聞くし、たいそう賑わった温泉街なんだろうと勝手に思ってワクワクしながらバスに乗り込んだ。

終着の湯元温泉までは移動せず湖畔前というところで下車。まぁ結果的にここで降りるのが正解だったっぽい。

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特にやることもないので、湯ノ湖ので釣りを見ながらのんびり。湖畔の喫茶店ならニジマス定食があるんじゃないかと期待して行くもラーメンとかカレーしかなく店に入るのを断念。

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湯本温泉、なんか思ってた温泉街と違って結構寂れた街で残念。とにかく観光客が少なくて、これまた大丈夫かな?これ...と心配になった。日本の温泉街、成功と失敗で明暗を分けてて温泉好きには残念でならない。街を歩いてたら足湯を発見。あんよのゆ。無料だけど湯本温泉の泉質の良さは十分味わうことができた。

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日光山温泉寺が温泉好きなら行くべき!

とりあえず湯本温泉で温泉に入っておかないと後悔することはわかったので、どの日帰り温泉に入るかしばし悩み、街を一通り歩いてみた。

ひときわ異彩を放つのが温泉寺。全国でも大変珍しい温泉に入ることのできるお寺らしい。なんつたって入り口からして他の温泉宿とは違うので心惹かれた。

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日光山温泉寺で検索して出てくる画像はこちらのお寺画像が多いですが、こちらは病苦を救う薬師瑠璃光如来様が祀られている方の建物。

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入浴はその横の建物。ちなみに日帰り入浴のことを日帰り参篭と言うらしい。薬師信仰のもと庶民の療養延年の名湯として知られるようになり、江戸時代には輪王寺宮の直轄寺院としてその名が広まったという歴史ある温泉。温泉寺について詳しく知りたい方は公式サイトを御覧ください。

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入浴した時には誰もいなかったので写真をパシャリと撮影。飾ってないところが逆に素敵です。

湯に浸かってまったりしてると、次から次へと観光客が入ってきてそんなに広くない湯船を囲んで総勢 7 名で世間話。皆さん揃って、こんなにマニアックな湯に巡り合うことができてラッキーとの意見が合致。蛇口から出てくる源泉は 65 ℃くらいの熱湯なので火傷に注意レベル。泉質はそんなに酸性が強くもない pH 6.5 の硫化水素臭のするザ・硫黄泉という感じで良き。

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人一倍長湯には自信があるので、一番はじめに入って一番最後に出るパターンでした。温泉から出るとお茶とお菓子がおいてありました。まったりとした 1 時間を過ごして温泉寺を後にしました。※休憩時間(入浴時間含む)は MAX 1 時間です。

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一緒に湯に浸かった人から、温泉寺は一番源泉に近いと教えてもらったので、隣の湯ノ原湿原に足を運んでみた。源泉の直ぐ側まで近寄ることができるので、これまたオススメのスポット間違いなし。

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昼食を済ませてロープウェイ麓まで移動

長湯でまったりとしすぎて思わずバスに乗り遅れたっ!と焦ったけど、よくよくバスの時間を再確認してみたら到着から 3 時間後の 13:15 までバスは来なかった...orz

ということで、ゆっくりと昼食でも取ろうと店を探すも、立ち寄りでサクッと食べられるようなレストラン的なものが全く無い。唯一ランチをやってたのがバス停留所待合所すぐ横の宿泊施設。取り合えず今日初のちゃんとした食事にありつくことができた。カツカレー旨し。

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食事を済ませ停留所で待っていると、乗り間違いようがないバスが到着。乗車客は自分ひとりという貸切状態でロープウェイまで移動。

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バスが少々古いタイプだったこともあり、激しく揺られること小一時間。バス酔いすることなくロープウェイ麓に到着。時刻は 14:30 を示していた。いやー随分と遠くまで来たもんだ。

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昼過ぎても雲もなく快晴の空を見て、今日登るべきだったかなーと少々後悔しつつチェックイン時間になるまで散策開始。

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アクティビティーマップを確認して、いろいろ見て回るも残念なことに、アクティビティーは平日お休みでござった。つまり平日は何も遊ぶところがないでござるよ。

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何もなければボッチでツリーアドベンチャーでも楽しむかっ!と計画してたので、10 分ほど坂道を歩いてツリーアドベンチャー到着。

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若者グループが何グループか来てて講習を受けてたけど、ボッチのおっさんがこんにちわするには場違いな状況と察して、あえなく退散。目も合わなかったから、きっとボッチおっさんには誰にも気が付かれなかったはずだ。

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シャレー丸沼でくちゃね生活

何もすることがなくなってしまったので 15:00 になって速攻でチェックイン。

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なんというかスキー場のコテージ・ペンション感がでてて良い宿ですね。

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お部屋は質素な感じですが、都会の忙しない雰囲気がすることもなく逆に落ち着いていて凄く良い。結局テレビすら一度もつけることはなかった。

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チャックインが早すぎるのか、宿泊客は誰もいない様子で静まり返った様子。お風呂も当然のように一番風呂。内湯と露天風呂があっていい感じのお風呂。湯本温泉とは全く泉質が異なる透明なお湯の座禅温泉もまた良きかな。

小一時間ほどゆっくり湯に浸かっていても誰も来ない様子なので、湯上がりに写真を少々パシャリと撮影。

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18:00 まで 2 時間ほど昼寝をして、美味しい夕食を頂いて、ひと休憩した後にもうひとっ風呂浴びて 19:30 には就寝。

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翌朝 4:30 に目が冷め、当然のように朝風呂を頂き、しっかりと朝食でエネルギーを補充して登山に向けて準備万端です。

後編に続く

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