2019 青森旅行記(3日目)青森駅周辺を観光、ねぶたの家ワ・ラッセは必見

人生初の青森県一人旅の三日目の旅行記です。一日目の旅行記はこちらをご覧ください。

いよいよ一人旅最終日の三日目。酸ヶ湯温泉で午前中はまったりするプランでいくか、早々に青森駅に出向いて駅周辺を観光するか、それとも駅からどこか遠出して帰ってくるか、プランも決めきれずに目覚めた AM 3:30 ...とりあえず風呂に入りながらプランを練ろうと思ったが、純粋に何も考えず温泉を楽しんでしまった。

朝一番の千人風呂を堪能し、朝食前に表に出て周辺を散策。曇り予報のはずだったが、そこそこ天気がよく日頃の行いが良いからだなと勝手に納得。近くにあった地図を頼りに、地獄沼でも見に行ってみることにしました。

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酸ヶ湯温泉周辺を散策

朝も早くから誰かが歩いてるわけもなく、ひとりとぼとぼと 300m ほど道を歩き地獄沼到着。魚が生息できない 90 ℃の強酸性の熱湯が毎分 2700 リットルも湧いてるそうだ。別名底なし沼。温泉成分が堆積して底が泥沼になっているんでしょう。見る限り熱湯の沼には見えないが、確かにうっすら湯気は立っていたな。

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もう少々歩き賽の河原到着。火山活動に伴う水蒸気や硫化水素などの噴出が見られる。画像じゃ伝わらないかなと思い動画を撮っておいた。コポコポと音がして熱湯が噴出してこないかと少々ドキドキした。(※動画の音は少々小さめなので音量上げて聞いてください。)

他、まんじゅうふかしにも行ってきたが、時間が早すぎるので饅頭を蒸しているわけもなく、一通り周辺散策を終えてしまった旅館に戻り早々に朝食を済ませ、以外に汗を書いたので玉の湯でもうひとっ風呂堪能してみた。

流石に温泉ばかり入っていても仕方がないなと思い 12:30 の無料送迎バスから 8:50 の送迎バスに時間変更してもら旅館をチェックアウト。最後にちゃっかりと記念撮影もしておいた。(※下の写真は別の人だけど、イメージはこんな感じで。)
いやー酸ヶ湯温泉旅館おすすめです。是非ともまた泊まりにきたい。

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まずは八甲田丸を見てきた

無料送迎バスに揺られること 1 時間、青森駅到着。時間があれば恐山まで足を運びたいと思い、観光案内所で聞いてみたら流石に時間的に半日で行って帰ってこれないとのことなので断念。駅周辺の観光スポットを回ることにしてみた。

とりあえず一番近いのは八甲田丸なので行ってみた。八甲田丸、ワ・ラッセ、展望台の 3 スポットのセット入場券がかなりお値打ち価格だったので買ってみた。つまりこの瞬間、自動的にこの 3 スポットを観光するプランになった。

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そもそも八甲田丸という名前もよく知らなかったわけだが、歴代の青函連絡船では最長となる約 24 年間もの間運航された有名な連絡船だそうだ。青函トンネル開業により青函連絡船が廃止になった後は、往時に近い状態で海上博物館として利用されて現在に至る。

船内は地下一階から 4F デッキまでを順に迷路のように回るわけだが、これが意外と広い。

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デッキからの展望。なかなかの眺め。

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一番凄いと感じたのがエンジンルーム。マジか、こんなんで動くんか!?と感じた。

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僕含めて観光客は 2 人だったので自分のペースでゆっくり見ることができた。見ておいて損はないと思う。

ねぶたの家ワ・ラッセが凄かった

お次は、隣接する「ねぶたの家ワ・ラッセ」に行ってみた。五所川原の立佞武多とはまた違った迫力があり、正直どちらかしか見れないから選べと言われたら、ねぶたの家ワ・ラッセに行くかなーと言うくらい個人的には見応え満載だった。駅からもすごく近いので行かなきゃ損。

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有料ゾーン位置ぐり付近では、ねぶたの由来、製作工程が紹介されており、タッチパネル経由でねぶたの顔に擬似着色する機会は子どもたちに大人気だった。

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トンネルを抜けると大迫力のねぶたが数多く展示されている。立地的にも五所川原よりも行きやすいためか、かなり観光客で賑わっていた。

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真正面からじゃないほうが立体感があって見ごたえがある。

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龍の造形も素晴らしい。見る角度によっていろいろな表情をみせてくれて素晴らしい限り。

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ちょうど展示されている 2018 年のねぶた祭りを 4K 動画で配信していらっしゃる方がいました。なんとなくディズニーランドのエレクトリックパレードっぽいと思ってしまったが、いやー生きてるうちに一度は祭りを見ておきたい。

A Factory でシードル試飲

昼時になり腹も減ってきたので初日に入ることができなかった A Factory に行ってみた。だがしかし、食べたいものが皆無で A Factory で結局は何も食べなかった。初日に入ることができなかったのもある意味正解だったわけだ。

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A Factory で醸造している青森シードルだけは試飲しておかねばと有料試飲がある 2F へ移動。900 円で全 8 種類のシードルを試飲できるんだけど、試飲料が少なすぎることない?と思うんだが、まぁそれはおいといて、個人的に一番好みの味は青森シードルじゃなくて一番左のニッカシードル・スイートだった。

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とはいえ腹が減って仕方がないので、駅隣接の店でしじみラーメンを食した。思ったよりもしょっぱくて味も普通だった...。これはチョイスミスかな?

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新鮮市場で雰囲気を楽しむ

僕のブログを見てくれてる方はご存知だと思うが、家族は誰もついてきてくれないが市場で鮮魚を見るのが好きだ。というわけで新鮮市場を見逃すわけには行かない。

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市場独特の雰囲気がやはりよい。市場の店員は高齢の方々も多く、十分におっさんなのだが、おにいちゃん見てってねと声をかけられまくった。流石に鮮魚を持って帰ったり送ったりするのも面倒なので鮮魚は買わなかった。

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場所柄もあり鮭が非常に多かった。乾物も名古屋や大宮の市場よりも品揃え豊富で、お土産に鮭とばを購入。

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最後の観光地はアスパム

予定では最後の観光日なるはずじゃなかったんだけど、次は展望台があるアスパムへ向かった。周辺で一番でかい建物なので道を迷うことがない。

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アスパム横ではこの時期にしか見られないねぶたの製造現場を見ることができる。と観光案内所の方に教えていただいたので、まずはねぶたを見に行ってみた。おぉぉー若い衆がまさに製造中でござるよ。

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いやー祭りは 8/2 から開催だけど間に合うんかいな?と思ったりするくらい、まだまだ着色もできていない作品もあった。

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ちなみにアスパムの中に原画展示があり、ちょうど作り途中のねぶたの原画が目に止まった。この原画から立体物を造形する技術は凄い。

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セットチケットの最後の目的地となる展望台から青森市を見下ろしてみた。これ夜景を見るべきじゃない?と思った。初日の夜に来ておけばよかった。

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アスパムでは毎日 2 回三味線の生演奏があるようで、14:00 からの生演奏を聞いてみた。初の三味線生演奏だったんだけど、意外と音が大きく、ギタリストのように細かく動く左手とテクニックが素人ながらにも凄さがわかってとれた。ちなみに左の方が福士豊勝って方で結構有名な方らしいんだけど、圧倒的に演奏技術が上だった。

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雨が降ってきたので急遽予定変更

三味線も聞き終えて、次はどこに向かおうかと外に出るといつの間にか雨が降っていた。まぁもともと今日の天気は曇のち雨だったから、ここまでよく降らずにいてくれたことを感謝せねばなるまい。

青森観光もここまでかなという思いがこみ上げてきたので、新幹線の時間を急遽変更することにして新青森駅へ向かった。運がよいことにさほど待ち時間もなく青森⇒新青森⇒大宮と移動できそうだ。ちなみに新青森周辺に観光スポットでもあれば、もともとの予定通り夕方出発でも良かったのだが、新青森駅周辺はなにもないことで有名らしい。

というわけで新青森駅で駅弁としてイカ飯を購入。

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そういえば、りんごが名産なのにりんごにまつわる食事はシードルを飲んだくらいだ、というのを思い出し、とりあえずソフトクリームを食べておいた。旨し。

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こうして二泊三日の青森一人旅は終了。思い返しても全てその場で行きたいところへ行くスタイルだったので家族旅行向きの旅としては大不評をくらうことだろうが、一人旅の良いところはこういうところだろうな。

家族旅行も良いが一人旅もまた良いな。あっという間に一人旅も終わりを告げたが実に充実した三日間だった。

次青森に来るときには、ねぶた祭り開催期間だな、やっぱし。絶対いつか来てみよう。
おしまい。

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