2019 青森旅行記(初日)五所川原の立佞武多、弘前城、青森市の温泉を堪能

またまた二ヶ月間もブログを更新できませんでしたが、まぁなんとか無事元気にやってます。

仕事が忙しすぎて有給がくっそ余って仕方がなかったのですが、色々環境も変わり、ここぞとばかりに休暇を取るチャンスが訪れたのでガッツリ一週間休みを取ることにしました。仕事モードを完全にオフるために旅行に行って関東を離れることだけは決めていたのですが、肝心の行き先は全く決めておらず、最終的には家族旅行でもなく青森一人旅に決まったのがちょうど 10 日前のことでした。

行き場所も決まったことなのでネットで宿と新幹線を予約し、後で差し込まれた仕事の予定は全部ごめんなさいして、日曜日から二泊三日の青森観光と登山に行って来ました。今回の記事では初日の旅の記録をまとめました。

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なぜに青森に行くことにしたのか?

流石に受験生は旅行に行ってる場合じゃないよね?ってことで、一人旅に決まったのは結構前のことだった。一人旅ならと自分好みで行く場所をチョイスできるので、温泉中心に旅を計画してみようと決めてみた。

どうせなら日本一強酸性の泉質を誇る秋田県の玉川温泉か日本一の強アルカリ性を誇る埼玉県の都幾川温泉のどちらかに行こうと思ったんだけど、埼玉県からは脱出したかったので玉川温泉に行こうと一旦決めてみた。...とまぁそんな話を会社でしてみたら、周りに何もない玉川温泉よりも、隣に山もあって登山も楽しめる酸ヶ湯温泉が同じ強酸性泉質ならオススメだよってのを教えていただいた。

酸ヶ湯は「すかゆ」と発することも知らない程度の無知さレベルだったけど、調べてみるとなかなかどうして、昭和 29 年に数ある全国温泉のモデルケースとして国民保養温泉地第 1 号の指定を受けた凄い温泉らしいじゃありませんか。ココを行かずして温泉好きを名乗るのもおこがましいというわけで、酸ヶ湯温泉に行くことに決めてみた。結果、青森県に行くことになったというわけです。

非常に雑な旅のプラン

一人旅なのでものすごく気楽なわけだけど、一応奥さんにお任せでガイドブックを本屋で買っておいてもらった。「青森・十和田・津軽(ブルーガイドてくてく歩き)」ってガイドブックだった。一応一通り読んではみたものの青森広すぎて全然遠出できないことに気がついた。

登山は朝に登らないとガスってる場合が多いので二日目に登山ということだけは事前に決めてホテルは予約した。あとは天気次第でどこに行くか決めて、レンタカーか電車かもその場の気分で決めようといった感じ。そんなわけで一応大雑把なプランを以下のようにたててみた。

  • 初日(終日晴れ予報):適当に青森周辺の観光
  • 二日目(午前晴れ予報):八甲田山登山&酸ヶ湯温泉
  • 三日目(終日曇り予報):適当に弘前方面の観光

天気予報もコロコロ変わってどないやねん!って感じではあったけど、出発当日での天気予報はこんな感じ。一応今回の旅で一番天候が気になる八甲田山登山は 22 日午前中なら晴天の模様だ。

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まずは五所川原で立佞武多を見る

実のところ福島県よりも北上したことがない(北海道除く)ので、新幹線の移動もワクワク楽しみにしていた。片道 1.7 万円程度とちょいとお高い気もするが、大宮⇒仙台⇒盛岡⇒新青森で 2 時間 40 分で到着してしまうから驚きだ。実際乗ってみると走行速度に驚いた。調べてみると普段乗りなれてる東海道新幹線の最高速度は 285 km/h で、はやぶさは 320 km/h らしい。速いと感じるわけだ。

新幹線の中では無料の WiFi が使えるのでネットを楽しんでいればあっという間に新青森。ミニチュアねぶたがお出迎えだ。記念撮影をしようと思ったら登山靴の靴紐が絡み合って盛大に転んで流血してしまったから、こりゃ旅の始まりから手痛い洗礼を受けてしまったと思った。靴は破れるは、デジカメは凹むはで気分も凹んでしまった。

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なぜだか予想外に天気が良いので、青森市内観光ではなく弘前城でも見に行こうと思い、急遽行き先を変更することにしてみた。どうせなら同僚に教えてもらった立佞武多(たちねぶた)とやらも見に行ってみるかと思ってた。

新青森から奥羽本線に乗り込み、ちんたら電車に揺られながらガイドブックを観てたら、立佞武多は全然弘前じゃないことに気がついた。どうやら五所川原というところにあるらしい。急遽通りすがる車掌さんにチケット行き先変更をしてもらい。川辺で乗り換えて無事五所川原に到着。

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大丈夫なのか?この過疎化感?と思いながら、全く人気のない道を歩み立佞武多の館を目指す。

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地図が苦手な僕でも道まっすぐ一本道なので迷うことなく目的地に到着。まぁとにかくでかい建物だ。

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高さ約 23m、重さ約 19 トンという予想を遥かに超える迫力の立佞武多が 3 体展示されていた。絶対見に行ったほうが良いという情報通り圧巻の見応えで大満足。

迫力をお届けしたいので大きな画像のまま掲載してみる。この立佞武多が祭りの間は町中を動くと想像してみると一度は見てみたい。めっちゃ人が多いのを覚悟していつか来てみようと思う。

「かぐや」

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「神武天皇」

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「纏」

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続いて弘前城を観光するも...

特に五所川原で他に観光するところもなく、足早に弘前に向かって弘前城を見に行くことにした。五所川原から弘前は五能線とやらで移動。青森大きいからひとつひとつの移動時間がくっそ長いんだけど、気楽な一人旅なので無心で景色を眺めてたら弘前に到着。

駅の発車メロディが津軽三味線のメロディだと教えてもらってたので、折角なので聞いてきた。youtube にもいくつか動画がアップされてるので聞いてみてはいかがだろうか。

https://www.youtube.com/watch?v=cSNGWODTSCI

改札を出て何やら予想していた駅と全然違って近代的で大きな駅でびっくり。市内循環 100 円バスで弘前市役所前まで移動。

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何やら雰囲気のある門構えだけど、名古屋城のようにババーンと大きなお城が見えてこないことがちょっと気になってた。

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程なく歩くと弘前城天守に到着...なのだが...あれれれ?なんだか思ってたのより随分小さいんだけど...というのが正直な感想。とはいえ東北地方唯一の天守なので貴重な重要文化財であることは間違いない。

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来たときが悪かったか、いろいろと工事中で見応え半減。町中散策ももういいかなーという気分になってしまったので、とりあえず青森駅に移動することにした。

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最後は青森市をプチ観光

乗り継ぎなどかなり良かったはずだけど、やはり青森県広すぎ。1 時間ほどかかって青森市到着。びっくりすることに、この時間まで食事を摂っていない。一人旅じゃなかったらありえないんだけど、一人旅だからこそ観光密度最優先で動いてきた結果でもある。

腹も減ったけど、まだ明るいし、天気が良いうちに観光すべきだと思い、もうひと踏ん張りして海辺周辺を散策。

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流石に腹も減ったし A Factory でシードル飲みながら夕飯でも食べるかと思って足を運ぶも、予約で満席で今日は相手ないと店に入れなかった。残念、ご縁がなかった。

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仕方がないのでガイドブックで行こうと決めていた、自分の好きな海鮮を乗っけて食べるのっけ丼を食べに行ってみることにするも、あえなく営業時間終了。しかも火曜日休業日なので、残念ながら再来の機会もなく味わうことは不可能に。こちらもご縁なしだった。

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もうこうなったら飯は後。最悪コンビニでも何でもいいやと、歩き回って汗もかいたからひとっ風呂浴びに青森まちなか温泉に向かってみた。ここの泉質は大好きなナトリウム塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。入浴料も 450 円とリーズナブルで超おすすめ。思わず 1 時間と長湯をしてしまった。

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温泉を出ると日も落ちてあたりも暗くなり随分過ごしやすい気温になってた。

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流石に腹が減ったので、新鮮市場に入っている居酒屋りんご箱に行ってみた。流石に日曜日の夜ということもあり、そんなに混雑はしていなかった。時間が合えば生三味線が聞けたようだけど少し来るのが遅かったようだ。

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頼んだメニューはとりあえず生ビール。そして外で配ってたチラシを受け取ったら一品無料ってやつでゴボウの揚げ物、せっかくなので一番お高い「神」という海鮮丼を頼んでみた。極上の海鮮丼に舌鼓、やばいくらい旨かった。3,000 円だったけどその価値ありって味に大満足。

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ほろ酔い気分で夜の夜景を撮影しに、ちょい離れた海辺まで歩いたのだが、ヤンキーっぽい感じの若い衆が沢山いて、ちょい怖いなーと思いつつもバッチリ撮影。と思いきや、撮った写真の多くが手ブレしてて今がっかりしてるところ。

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今日のお宿はホテル青森というところ。なぜここを選んだのかいまいち思い出せないんだけど、駅から歩いて 25 分もかかるところにあり、歩いていったら汗びっしょりになってしまった。駅横に東横インも APA もあったのに...おかしいな。なんか頭が狂ってたんだと思う。

でもひとつだけ良いことがあって、なぜだか喫煙部屋がチョイスされてたので記念を頼んだはずと言ったら、ダブルベッドの部屋にアップグレードしてもらえた。とは言えホテルチェックインの時間は 21:00 と遅かったので、シャワー浴びてすぐ就寝だけだった。

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こうして非常に濃密な初日の旅が終了しました。

二日目に続きます。

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