2021年夏季休暇 - コロナ禍ですが最後の家族旅行に行ってきました(青森市内編)

2021年夏季休暇を利用しての家族旅行三日目。函館初日編はこちら函館二日目編はこちらを参照いただきたい。

今日も今日とて、朝一番で朝食会場に向かい、朝から爆食い。ラ・ジェント・ステイ函館駅前はほんとオススメのホテルだ。綺麗だし飯がうまい。次函館に来る機会があるとするならば、またここに宿泊したい。

なお、こちらの写真は第一弾で今日も第三段まで喰らい続けて満腹だ。ちなみに体重は確実に増えてるという確信があったが、予想外に 8/6 現在で 1kg しか増えていなかった。

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新幹線で青函トンネルくぐる夢がかなった

函館から青森までの移動はフェリーか新幹線になる。フェリーは 4 時間近くかかるが最も安いプランだと 3,000 円弱で移動できる。一方の新幹線は特急券込みで約 8,000 円と少々お高いが 1 時間で青森入りすることができる。

そもそも船酔いするのでフェリーという選択肢はないのだが、歳を重ねると時間をお金で買うという考え方が進む。いや、それよりもだ。いつか青函トンネルくぐってみたかったと思っていた夢がついに叶う機会が訪れた。

快速で新函館北斗駅まで移動し、新幹線に乗り換えて青森まで移動開始。この区間の新幹線での移動は人生初体験。青函トンネルに入る前にもいくつもトンネルを潜るので、気がつけば青函トンネルに入りしていた印象がある。青函トンネル内ではスマホの電波は途絶えるだろうなと思いきや、普通にインターネットが使えて感動した。ちなみに GPS は位置情報が完全に飛ぶようで、北海道から一気に青森まで位置情報飛んだ。

なお北海道と青森では随分と景色が違う。こちら青函トンネルに入る前の北海道の景色。

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青函トンネルを抜け、青森に入るとこんな感じの田園風景が広がっている。トンネルを抜けるといきなり景色が変わるので面白い。冬景色だとまた印象が違いそうだ。

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ねぶたの家ワ・ラッセ、やはり素晴らしい

青森は以前一人旅でいろいろ観光したので、その知見をもとに名所をご案内。まずは新青森駅から青森駅まで電車で移動なのだが、意外と本数が少なく一本見逃すと 30 分ほど駅で待ちぼうけを食らう。だがそれも良い。晴れてさえいれば、のんびりと景色を眺めているだけで心安らぐ。

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本来ならこの時期、ねぶた祭りが開催されているのだが、残念なことにコロナ禍で二年連続でねぶた祭りは中止。ここ青森市内でも観光客は余り見かけることはなく、コロナ禍での観光業衰退を肌で感じることが多い旅行だった。

ねぶた祭を見ることは叶わなかったが、青森市内に来たならば、ねぶたの家ワ・ラッセは見ておくべき必見の観光スポット。まずは家族をワ・ラッセにご案内した。

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二度目の訪問になるが、ねぶたの山車灯籠の迫力はやはりすごい。ちなみに記憶がかなり怪しかったので、記事を執筆するにあたり二年前のワ・ラッセの写真を見返してみた。どうやら作品は一新されていたようだ。

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どれも似た印象なので自身はないが、こちらの作品は二年前に観光物産館アスパムに原画が展示されていたような気がするのだが、気のせいかもしれない。

なお、奥さんは縦方向に超巨大な五所川原立佞武多をイメージしていたようだ。五所川原は青森市内から片道 1 時間以上と少々遠いため、今回の旅のプランには入れていない。また機会があれば行くとしよう。

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オシャレ空間、A-FACTORY

インスタやってないけどインスタ映えする写真が撮れるオシャレ空間 A-FACTORY も立ち寄っておくべき観光スポット。今日も今日とて日本全国で猛暑継続。A-FACTORY の中はめっちゃ冷房が効いてるので涼む目的も兼ねて立ち寄る。

以前は座ることができないほど混み合ってた店内も、この日は席が普通に空いてる程度に人が少ない状況だった。荷物が増えると面倒なので、シードルとか適当に買いあさりたかったが土産購入は控えておいた。

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以前と様変わりしていたのは A-FACTORY 前、いつの間にかビーチになっていた。調べてみたら、あおもり駅前ビーチプロジェクトなるもので整備されてきたようだ。

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八甲田丸は必見と言うほどおすすめできるものでもなかったので立ち寄らず、青森ラブリッジ遊歩道を歩きながら一旦荷物を置きにホテルに向かうことに。我々の目を避けるようにしてガキどもがブリッジから飛び込んでた。いつか溺れるからやめとけ。

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ホテルは新しいものに限るということを学んだ一件

ホテルJALシティ青森に到着。今回宿泊する中で僅差ではあるが一番高かったホテル。ブランド的にも一番期待していたホテルでもある。外観からしても高級ホテルの雰囲気を醸し出している。

うん、見た目はすごく良い。

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お部屋はこんな感じ。作りが古臭い感が否めないが、写真で見る限り悪くない。いや寧ろすごく良い部屋にしか見えない。

が、実際は、経年からくるものなのかかび臭いというかなんというか、独特の古い匂いが充満しててとても嫌な感じだった。加えてバス・トイレ一体柄だったのでとにかく不便。トイレ入っている間は洗面台が使えないし、風呂入ってる間はトイレが使えない。

前の記事にも書いたが、今回の旅行を通じでホテルは新しいに限るということを学んだ。大事なのでこちらの記事にも記しておく。

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縄文のムラ、三内丸山遺跡を見学

日本最大級の縄文集落跡となる三内丸山遺跡。「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に登録されることが決定したこともあり、奥さんの希望通り見学してみることにした。

個人的にはレンタサイクルで行くのがベストだと思ったのだが却下され、ねぶたん号というシャトルバスでの移動となった。どこまで乗っても 300 円均一。

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いろいろ立ち寄るので、バスだと意外と時間がかかりアスパム前から約 30 分で目的地到着。

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住居群、倉庫群のほか、シンボル的な3層の掘立柱建物が再現されている。直径約1メートル、6本柱で構成される長方形の大型高床建物がこちら。思ってたよりもずっと大きな建造物だ。

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小学生で習ったであろう竪穴式住居の再現物。実際に中に入ることもできる。現代人は縄文人のサイズの違いもあるだろうが、中は非常に狭い。いやそれ以上に土の上で寝るとは普通に無理ゲーだわ。こりゃ我が家はテント泊のような旅は無理だなと思った。

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発掘調査は現在も進められており発掘現場を見学することもできる。当時の自然環境や生活、ムラの様子などの解明の手がかりとなる発掘資料群は、施設内で保存され、ガラス越しに見学することができる。

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私は歴史モノにはさほど興味がない方なのだが、良い意味で期待を裏切られた。ここは見学料も安い、見ごたえも十分、と感じた。見ておいて損はない観光スポットだろう。

夕飯は海鮮丼ではなくとんかつ定食に決定

一人旅なら、ここから五所川原に突撃していたかもしれないが、我が家の家族旅行は"ゆるり旅"がモットーなので、本日の観光はこれにて終了。

再びバスで青森駅まで戻ってきてホテルにて定番の仮眠。

一休みしたら、今日も今日とて Google MAP で夕飯の店探し。本来であれば以前生涯イチ旨かったと感動した海鮮丼を食べに行きたいところなのだが、海鮮系が続いて正直海鮮丼という気分にはならなかった。イタリアンとか、純和食とか、なにか系統を変えたい欲求に駆られ、店探しが思うように進まない。

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最終的に落ち着いたのが、さぼてんのとんかつ定食。青森じゃなくても全然地元で食べられる一品だ。結局、食べ慣れたものを食べ続けるのが一番心身ともに楽なんだなと思った。

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夕飯を食べホテルに戻ると、三味線ライブが催されていた。娘は部屋に戻ったが、年食った我々は三味線を聴いてから部屋に戻った。生演奏はええもんですな。

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夜のライトアップもねぶた祭りも自粛中

部屋に戻ると、ちょうど青森ケーブルテレビで、青森ねぶた祭り"囃子"祭〜響け2022へ〜が始まった。午前中に行ったワ・ラッセからの生中継だ。二年連続でねぶた祭りが開催できず、このような形での...という開催の挨拶の後、各団体の演技が始まった。

仕事を引退してからかもしれないが、いつの日かまた、ねぶた祭りは生で体験したい。

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本来であれば、青森市内観光の最後の〆として青森ベイブリッジの夜景鑑賞を楽しみたかったのだが、ホテルからベイブリッジを見る限り一向にライトアップされる気配がない。調べてみると、残念ながらコロナ禍でライトアップ自粛中。〆のイベントがご破算となり残念無念。

心残りになるかもしれないので、ライトアップされてなくても夜景スポットを見ておこうと、一人外に出て自粛中の夜景スポットを撮影してきた。

本来なら青く光るアスパムもご覧の通りひっそり。

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青森ベイブリッジのライトアップも自粛中。最低限のライトは点灯している状況ではあるので、夜景としては成立しているかもしれないが、他に誰も夜景を見ている人はいない。まぁそういうことなんだな。

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人混みが好きじゃないので、観光地に人が少ないことは本来プラス方向に働いてテンションが上がるかと思いきや、こう不発弾のようになんだか気分が点火しない。やっぱり旅行というものは観光地に人がいてこそ盛りあがるものなのかもしれない。早くコロナ収束してほしいですね。

十和田湖・盛岡編へ続く。

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