2021年夏季休暇 - コロナ禍ですが最後の家族旅行に行ってきました(函館初日編)

コロナ禍で旅行は自粛すべきという葛藤はもちろんあったけど、子供も高2になり来年は大学受験、大学生にもなれば独り立ちもするだろうし、家族旅行なるものができるのも今年が最後だろうと思い、夏季休暇を利用して家族旅行にいくことにしました。

この家族旅行、本来であれば東海地方の大学オープンキャンパスへの参加などを兼ねた旅程で計画していたけど、諸事情あり急遽方針転換。北日本を観光する旅程に切り替えました。おおよそ事前に立てていた計画は以下の通り。

  • 8/1 飛行機で函館へ移動、イカ釣りを体験
  • 8/2 函館周辺を観光し、函館産山頂にて夜景を楽しむ
  • 8/3 新幹線で青森へ移動、青森周辺を観光
  • 8/4 ドライブしながら十和田湖を観光し、盛岡へ移動
  • 8/5 盛岡で冷麺食して新幹線で帰宅

というわけで、まずは函館編。
8/1出発当日、始発電車に乗り込んで羽田まで移動。朝一番の便で函館まで移動開始。

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あっという間に函館到着

我が家から羽田空港までの移動が約 100 分、羽田から函館までの移動が 80 分、いやはや飛行機という文明の力はすごい。家族は久々の空の旅だったので、快適な空の旅がおくれるようクラス J にしておいたが、意外と人も多く便も満席だったので大正解。

空港周辺で観光スポットはなさそうなので、まずは空港から函館駅までバスで移動。

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重い荷物を背負っての観光はしんどいので、まずはホテルに荷物を預けることに。今回の旅行、ホテルチョイスは奥さんの意見を比較的尊重したので、概ね駅近のそこそこ良いホテルで予約をとることとなった。函館での宿泊はラ・ジェント・ステイ函館駅前。

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チェックインは観光後になるわけだが、先に部屋の具合を紹介しておくとこんな感じ。すごく良かった。今回の旅行で学んだのが、ホテルは高級ホテルというブランドよりも築年数を優先すべきってことだ。

古いホテルは染み付いた匂いが気になるし、作りも古く、バス・トイレも一体型で大変不便だった。一方で同じ価格帯の新しいホテルはいずれもバス・トイレ別だったし、何より嫌な匂いもせず大変快適だった。

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函館市内、思いの外閑散としていた

コロナ禍だからなのか、雨だからなのか、それとも観光地として下火なのか、理由はよくわからないが函館朝市周辺は閑散としていた。それこそ築地のように賑わってる市場だと思ってたので逆の意味で衝撃だった。

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ちなみに函館市場の物価、全然安くはない。年一程度だけど市場に買い出しに行くのが好きなので、概ね鮮魚の価格帯を理解しているんだけど、安いと言うより寧ろ首都圏よりも高い。そうか、ここは観光地価格なんだなと思った。

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娘、思い出のイカ釣りを再体験

函館朝市に来たのは娘が幼少の頃に体験したイカ釣りを再度体験するため。函館の記憶はそんなに鮮明ではないらしいが、この風景はしっかり記憶と一致したそうだ。通常ならめちゃくちゃ待ち行列が長く待ち時間があるそうなのだが、この日は 15 分程度待つだけで順番が回ってきた。

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泳いでいるのは小さめのスルメイカ。疑似餌で耳の部分を引っ掛けて釣り上げる。体験料は変動価格なのか、1,000 円払った記憶があるそうなのだが、この日は 600 円だった。

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釣り上げたイカは調理場でさばいてくれて刺し身にしてくれる。さすがは職人手慣れたものであっという間に刺し身が出来上がった。

スルメイカはアニサキスがいることでも有名なので、とにかくよく噛んで食べた。流石に鮮度が段違いなので甘くて旨かったんだけど、アニーへの恐怖心のほうが勝ってしまうので、体験としては一回でいいかな。純粋に楽しめる人にはおすすめ。

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函館港周辺でのランチ

雨が降ったり止んだりと、天候には恵まれず、加えて函館に着いてから謎の鼻炎症状で体調はすこぶる悪かったが、とりあえず観光続行。地ビールの飲み比べを体験すべく HAKODATE BEER に足を運んだ。店内の雰囲気はなかなか良い。

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函館山の天然地下水を使って丁寧に作られた函館の地ビールの元祖「はこだてビール」、やはり四種のレギュラータイプを飲み比べしておかねばなるまい。昼間っからのビールは総じて間違いなく旨いわけだが、今回飲んだ中での好みは右から 2 つ目の明治館と言う名のアルトビール。おおよそ見た目そのままの味わいで、色が薄いのはフルーティーで酸味あり。色が濃い方はパンチがある味わい。

だが正直なところ、後ほど飲むこととなるサッポロクラシックの生ビールのほうが旨かった。なお写真は割愛するがビール以外の食べ物はイマイチだった。いつもどおり正直な辛口コメントでいくぞぃ!

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お次に立ち寄ったのは、高いが旨いという噂を耳にしたことがある回転寿司まるかつ水産へ行ってみた。確かに旨い。間違いなく旨い。しかし普通に高い。スシローなら 2 回は行ける価格設定だ。値段相応に旨いわけだが、お値段以上ではないかな。

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ベイエリア・元町周辺を観光

続いて明治時代に漁業の拠点として賑わったエリア、赤レンガ倉庫を訪れてみた。どんよりした天気ということもあり、テラス席でティータイムを楽しむって感じでもなかったのが残念なのだが、それ以上にテンションが上ってこないのは先にも書いたとおり、観光地だというのに人が少なすぎるからに違いない。

首都圏では四度目の緊急事態宣言が出ているにもかからわず街には人が溢れており、自分の感覚もそれが日常となってしまい狂っているのは認識しているのだが、これは観光地としてやっていけるのか?と心配になる程度に人が少ない。

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話を戻そう。赤レンガ倉庫近辺のお店の中の雰囲気はこんな感じ。個人的興味の範疇外なのだがガラス細工やらオルゴールの店が多かった。好きな人にはたまらない雰囲気を醸し出しているとは思う。

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続いて元町有名として最もメジャな坂道に来てみた。函館のガイドブックには必ず掲載されている坂道だ。構図的には船も碇泊しており大変ベストな状態だったのだが、再び雨脚が強くなり天候だけが条件満たさず残念だ。

頑張って撮影した中でのベストショットがこちらだ。お天道様が照っていたら最高に良い写真になってたと思う。

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期待を裏切られたジンギスカン

どうにも雨が止みそうにない状況になってきたため、一旦ホテルに戻りチェックインして休憩することにした。せっかくなので元町から駅前まで路面電車にて移動。なお写真は別の場所で撮影した一枚からチョイス。

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チェックインして少々休憩と思いきや 2 時間近くも仮眠してしまい、いつのまにやら夕飯時に。

天気も回復してたので、夕飯は夫婦ともども楽しみにしていたジンギスカンを食べに行くことにした。とりあえず旨そうな店を Google MAP のレビューを読みながら店を選定。ホテルに近くレビュー数も多く評価 4.7 の大門ひつじ亭に行ってみた。

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生ラムで臭くもなく超旨いというレビューを信じて行ったのだが、とんでもない、ラム独特の匂いはかなりキツかった。加えてにコロナ禍なので 2,980 円のコースしかない、ワンドリンク制、など納得し難い理由で 3 人で 12,000 円ほどのお会計だった。

はっきり言って会社のランチで行くヤマダモンゴルなら 1,000 円で食えるし、もっと旨いし、もっと臭くない。10 年前に札幌で食べた超旨かったジンギスカンの良き記憶も完全に上書きされ、もう一生ジンギスカンを喰うことはないかなって思うほど嫌な思い出となってしまった。

一つ救いがあるとすれば、サッポロクラシックの生ビールはめっちゃうまかったことだ。昼に飲んだクラフトビールよりも遥かにうまかった。たぶん今まで飲んだビールの中で一番美味かったと思う。思はず帰りにコンビニでサッポロクラシックの缶ビールを買ってしまった。

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一日早く函館山山頂から夜景を眺めてきた

さてさて、食事を終え、時刻は 18:00 、体力も天候も回復したこともあり、計画では翌日楽しむはずだった夜景だが、行けるうちに行っちゃったほうが後悔少ないかもね、ってことで意見がまとまり、そのまま函館山の夜景を見に行ってみることにした。せっかくなので登りはロープウェイを使ってみた。

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函館山山頂からの夜景は函館市の観光スポットだろうし、めっちゃ混むと予想して、まだ明るいうちに山頂にやってきたのだが、思いの外人は少なかった。暗くなるにつれて人は増えてきたが、予想してたよりは遥かに人は少なかった。

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暗くなるまで 1 時間ほど待つことになり、途中雨がぱらついたり、ガスったりと、最後まで満足の行く夜景がみられるか微妙な感じではあったが、なんとか最後まで持ちこたえることができた。

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本来であればもう一段階暗くなってからの夜景を写真に収めたかったのだが、密を避けるために 19 時台のバスで早めに帰ることにした。コロナ禍での旅なので一定の妥協は致し方あるまい。

漆黒の闇が訪れる前の時間 19:20 撮影の絵でも、画像加工の力を借りれば深夜に近い絵に仕上げることはできる。結果的には翌日 8/2 に見に行ったほうが良い絵は取れただろうが、まぁ満足の行く夜景を拝むことはできたかと思う。

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ホテルに帰り、天然温泉の湯とサウナを楽しみ、翌日の予定を決めることなく早めに就寝。

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天候には恵まれなかったが、函館まで移動し、函館市内を観光し、イカ釣りを体験し、山頂からの夜景を楽しみ、クラフトビール、寿司、ジンギスカンを食すというイベント満載な一日だった。

函館二日目編に続く。

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