草津温泉を日帰で初体験してきた。満足度が高すぎてスゴイ!(前編)
ほぼ毎週温泉に行ってる無類の温泉好きです。こんにちわ。
温泉地の横綱と言えば、西日本は有馬温泉、東日本は草津温泉らしいのですが、残念なことに長らく関東にいるにもかかわらず草津温泉は一度も行ったことがなかった。行ってみたいと思いつつも何しろ遠い。路線を調べてみてもめっちゃ時間がかかるし、ドライブするのも嫌いだって理由で、草津温泉へ行くのは腰が引けてました。
いっぽうで近況を語ると、年をくっらのか、日々忙しくて疲れたのか、ちょっと健康面でいろいろガタが来ててローテンションな日々が続いてました。
そんな先週末、久々に晴天ではないですかっ!それでいて娘が一日予定があり不在。このチャンスを逃してはなるまいと急遽草津温泉に日帰りで行ってみることにしました。本当に急に思い立ったので、よく調べずに新幹線の切符とかをとったので乗り継ぎとかグダグダでしたが、人生初の草津温泉を楽しんできましたっ!なんで今まで面倒くさがって行かなかったんだろうって思うほど、めちゃくちゃ良かった。
そんなわけで、記憶が鮮明なうちに旅行記を書いてみました。
大宮から草津温泉まで電車で行くルート
先ほど書いたとおりドライブが好きじゃないので、公共の交通機関つまりは電車で行くことしか頭にはありませんでした。電車を降りたらすぐに草津温泉だと勝手に思い込んでたのですが、長野原草津口駅で降りたらバスで温泉街まで移動する必要がありました。思いつきで切符も予約したのでグダグダでした。事前に バスの運行時間を調べてから電車の予約を取ると良いと思う。
まずは大宮から長野原草津口駅までの移動ルート。3通りの行き方があります。
もっとも乗り換え回数が少ないルート
JR 特急草津号を使うと乗り換えなしで長野原草津口まで行くことができる。行きも帰りも時間が限られているため滞在時間が短くなるのが唯一の難点だけど、バスの乗り継ぎが抜群に良いし、乗車時間も一番少ないため、一番楽なルートなのは間違いない。
運賃は自由席の場合、 3,932 円 + バス 700 円。
行き(電車乗車時間は約 2 時間弱)
大宮発の電車 | |||
---|---|---|---|
毎日 | 毎日 | 土・休日(臨時) | 臨時 |
草津1号 | 草津3号 | 草津31号 | 草津83号 |
10:26発 | 12:37発 | 9:26発 | 11:37発 |
長野原草津口発のバス(待ち時間は約10分) | |||
12:31発 | 14:42発 | 11:29発 | 13:51発 |
帰り(行きよりもバスと電車の乗り継ぎが悪い)
草津温泉発のバス | |||
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12:00発 | 14:40発 | 11:00発 | 13:05発 |
長野原草津口発の電車(待ち時間は約40分) | |||
毎日 | 毎日 | 土・休日(臨時) | 臨時 |
草津2号 | 草津4号 | 草津32号 | 草津84号 |
13:03発 | 15:43発 | 12:04発 | 14:08発 |
日帰りでも最大限遊ぶ時間を確保するルート
大宮から高崎まで新幹線を使って時間を短縮し、高崎からは各駅停車吾妻線で行く方法。特急草津号よりも乗り継ぎの都合上若干時間がかかるが、新幹線は比較的どの時間帯でも走っているので時間の融通が利くのが一番のメリット。ただし時間によってはバスから電車の乗り継ぎ待ち時間が以上に長いので注意が必要。
運賃は自由席の場合、 4,430 円 + バス 700 円。
行き(電車乗車時間は約 2 時間弱)
大宮発の電車 | ||
---|---|---|
はくたか551号 | はくたか553号 | Maxとき313号 |
6:54発 | 8:18発 | 9:54発 |
長野原草津口発のバス(待ち時間は約10分) | ||
8:54発 | 10:23発 | 12:11発 |
帰り(行きよりもバスと電車の乗り継ぎが悪い)
草津温泉発のバス | ||
---|---|---|
15:27発 | 16:54発 | 18:36発 |
長野原草津口発の電車(待ち時間は約10〜40分) | ||
16:39発 | 17:50発 | 19:18発 |
高崎発の新幹線 | ||
はくたか570号 | たにがわ414号 | Maxとき346号 |
最も割安で行くルート
新幹線を使わずに大宮から高崎までを高崎線を使って行く方法もある。新幹線の乗車券代 1,840 円で時間を稼ぐか、節約して 50 分時間を無駄にするかの選択。時は金なり。個人的には、日帰り前提で、このパターンはないと思ってるので、乗り継ぎ調査も割愛。
運賃は、 2,590 円 + バス 700 円。
町並みが趣があって散策するのが楽しい
日帰りで少しでも長く観光をしたかったので、今回は新幹線を使って長野原草津口まで移動した。バスに乗るとは思っていなかったが、運良く乗り継ぎ抜群だったため待ち時間もほぼなく草津温泉まで移動することができた。バスに乗っていた時間は概ね 25 分ほど。各駅停車のバスだったけど、ほぼ観光客しか乗っておらず、2,3 カ所止まっただけなので時間ロスもほぼなく、事実上急行バスと同義だと思った。
昼頃だというのに、バスターミナル内は非常に閑散とした雰囲気で大丈夫かこれ?と思ってしまったけど、建物の外に出てみると凄くいい感じで一気にテンションが上がった。何より晴天で気分がいいし、空気も澄んでて気持ちが良い。
温泉街らしく、駅に足湯もあった。というか、草津温泉街の至る所に足湯がある。今まで訪れた温泉街随一の足湯の数だと思う。
道路にあちこちに、目的地の方向を示すタイルが埋め込まれているので、基本それを見ながら進めば道に迷うことはないし、迷っても比較的小さな街なので、散策したと思えばちょうど良い。
町並みの雰囲気が趣があって大変良い。歩いてるだけで癒やされる。ちなみに昼時なのに本当に人が少なかったんだけど、草津は夜も楽しむ街らしく、夕方になるにつれて人は激増してた。日帰りじゃなく宿泊なのかな?
湯畑に向かって歩き、最初にお目にかかったのが白旗源泉。ここ草津には公的に管理している大源泉だけでも 6 つも存在し、指摘に管理している源泉もたくさんあるという。
白旗源泉は、源頼朝が発見したと言い伝えられている源泉らしい。この源泉を引いている白旗の湯のお湯は白濁しているらしいのだが、この源泉は無色透明で、硫化水素の香りもそんなに強くないのだが、強酸性のため投げ入れられたコインは見事に腐食している。ちなみにコインを投げ入れるのは禁止行為。
かの有名な湯畑はやっぱり凄かった
何度もテレビやネットで見覚えのある湯畑へ到着。いつか来てみたいと思っていた小さな夢がひとつ叶った。日本一の湯量を誇るとだけあって流石の湯量。加えてこれぞ温泉地と言わんばかりの硫化水素の香り。香りの強さ的には那須の鹿の湯以上かもしれない。
もっと白濁した湯がわき出ているかと思いきや、基本ここの源泉は無色透明のようだ。
大事なことなので二度言うけど、本当に湯量がすごい。
音声成分が沈殿して白濁したように見えるが、お湯は透明。ここは露天風呂じゃないんだけど、絶対みんな今すぐ飛び込みたいと思ってるはずだ。
押し入れにしまってここ最近全然使ってなかった THETA360 を今日こそは使うぞと、一杯撮影してみた。久々に撮影したものだから、最初の方は動画になってたりかなり失敗を繰り返した。それでいて未だ全天球カメラはマイナーらしく、アホみたいに手を上げて撮影してるのは自分一人だった。(※下の写真は全天球写真なので指で動かせます!)
一度は行ってみたいと思ってた草津温泉に朝思いついて行ってみた。かなりよかった。今度は泊まりで行ってみたい。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
全天球にすると広さがいまいち伝わらないことに気がついた。ちょっと遠目から撮影した写真がこちら。ちなみに 2 時間後の 14:00 程には人の数が 3 倍くらいに増えてた。
湯畑周辺だけでも足湯が何個もあります。こちら一番大きな足湯。湯畑すぐ横にあり、かなり観光客で賑わっていた。お湯は無色透明。
こちらは温泉が滝のように流れてる場所の脇にあった足湯。こちらは比較的空いていた。お湯はこちらは白濁湯だったので、別のお湯?
一通り湯畑周辺を観光して楽しんだので、いよいよ温泉に浸かって湯そのものを楽しもうと思い、西の川原公園の露天風呂へと足を運ぶことにした。
いやー草津温泉、満足度高すぎます。
後編へ続く。
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