話題の浸けるだけで白くなる酸素系漂白剤オキシクリーンを試してみた

うちの奥さんがネットでオキシクリーン(OXI CLEAN)を購入してた。見てるブログが全く違うので僕は全く知らなかったんだけど、このオキシクリーン。塩素や蛍光剤を使用しない酸素系漂白剤で、汚れ物を浸け置くだけで白くなる洗剤として奥様方のインスタグラムやブログではかなり話題らしい。塩素系じゃないので、キッチンまわり、食器にも使えるので、マルチに汚れを落とす洗剤としてスゴイらしいのだ。

ちなみに、このオキシクリーン。日本版とアメリカ版があって、話題になっているのはアメリカ版。アメリカ版にだけ界面活性剤(エレキシレートアルコール)が入っていて洗浄力がまるで違うとのことだ。だもんで、一時期はアメリカ版だけが品切れ状態で手に入りにくい状態だったらしい。

日本版オキシクリーンの成分

過炭酸ナトリウム(酸素系)、炭酸ナトリウム(洗浄補助剤)

アメリカ版オキシクリーンの成分

過酸化ナトリウム(酸素系)、炭酸ナトリウム(洗浄補助剤)、界面活性剤(エレキシレートアルコール)、柔軟剤

先週末にオキシクリーンが届いたので、さっそく娘の汚れた靴などを洗ってみて、噂の浸けるだけで白くなるって洗浄力を検証してみました。

P1030970.jpg


- スポンサーリンク -

誤って香料付きを注文してた事案発生

このオキシクリーン。注文するときには注意が必要だ。アメリカ版といっても何と 3 つも種類がある。SNS で話題沸騰中のオキシクリーンは一番上のノーマルタイプ。ベイビーには界面活性剤は含まれないので日本版相当ということと推測される。

img001.png

で、うちに届いたのはデオドラントパワーだった。通常版が 2,270g でデオドラントパワーが 1,360g なのだが、グラム数の違だと勘違いしたらしく、少ない方を注文したとのこと。

P1030976.jpg

このデオドラントパワー、蓋を開けた瞬間からかなり強烈な香料の香りが漂ってくる。若い方にはわからないだろうけど、僕のように 40 代以上なら思い浮かべることが可能かと思うけど、これはまさしく昔の洗剤の香り。僕は柔軟剤の香りがとても苦手なんだけど、あの香りとは別系統なので我慢できるけど、かなり強烈な香りだ。

P1030978.jpg

キッチンや食器にも使えると書いてあるけど、とてもじゃないけど残り香的に無理だと思う。なので購入するときは間違えずに通常版を購入することをお勧めする。

浸けるだけで本当に白くなるのか検証

洗剤の使い方はパッケージに記載されているが、もちろん英語だ。単位が gallon と書かれているが、 4 リットルと読み替えれば良い。16 ounce と書かれた部分は、0.5 リットルと読み替えれば良い。ともに初めて聞く単位なのでぐぐって調べた。

P1030977.jpg

オキシクリーンは 45-50 ℃のお湯が最も洗浄力を発揮するとのことなので、45 ℃のお湯 4 リットルに対して付属のスプーン一杯の洗剤を溶かして泡立ててみた。ちなみに界面活性剤が入っていない日本版は泡立たないらしいが、アメリカ版はものすごく泡立つ。この泡が洗浄力の秘密。ちなみに、素手で触ると超ぬるぬるでヤバイ感じがしたので、手荒れを考えるとゴム手袋必須だと思う。

P1030987.jpg

靴を二足、浸けおいてみた。靴二足で 4 リットルだとちょっと水が足らない感じだったので、靴一足に対して 4 リットルと考えておくと良さそう。なので、意外と結構な勢いで洗剤はなくなっていくことに気がついた。

P1030990.jpg

浸けおいて 3 時間ほど経過。いつの間にか泡も消え、噂通りに汚れが分解されているようだ。汚れが溶け出した水はかなり汚く濁っていた。

P1030994.jpg

浸けおいただけの状態。基本的に布部分の汚れはかなり落ちるようだ。それも柔らかい布であればあるほど汚れが落ちやすい模様。例えば靴紐はほぼ完璧に汚れが落ちた。

P1030996.jpg

一方でゴム素材の部分の汚れはいまいち落ち切れていない印象を受けた。試しにブラシで擦ってみたら、少ない力で見る見る汚れが落ちた。右がブラシで擦った靴なんだけど、綺麗さの違いは一目瞭然。

P1030997.jpg

浸け置くだけで完璧に白くなる・・・と聞いていたんだけど、世の中そうはうまくはいかない。結局いつも通りブラシでゴシゴシ洗うことになった。

P1030998.jpg

ゴシゴシすると、いつも以上に汚れが落ちるのは確かだけど、3 時間お湯に浸け置きしたことがないので洗剤の効果なのかは正直よくわからない。

P1040001.jpg

靴のインナーも面白いように汚れは落ちた。

P1040003.jpg

ビフォーアフターで比較してみる

一日靴を乾かして、ビフォーアフターで比較をしてみた。浸け置きだけで驚く白さって謳い文句通りには行かなかったけど、浸けおいた後にブラシで洗ってあげれば驚く白さにはなった。今まで使ってきた洗剤よりは確かにスゴイ洗浄力な気がしている。

まずは一足目のビフォー。いわゆる通学用の運動靴。比較用にベランダのスリッパを横に置いてみてる。

P1030973.jpg

洗浄・乾燥後のアフター。ベランダのスリッパがビフォーよりも暗くみえるが、それだけ洗浄後の靴が白すぎて色飛びしてしまったためだ。

P1040013.jpg

二足目のビフォー。こちらは学校に行くとき以外で使っている靴。さっきも書いたとおりゴム素材の汚れが頑固だった。

P1030979.jpg

洗浄・乾燥後のアフター。新品同様の見た目にまで洗浄できたと思う。靴の裏面のゴム素材も含めて汚れは完璧に落ちた。

P1040014.jpg

インナーも乾いたらこんな感じ。足の裏の油汚れなんかも完璧に落ちた。

P1040015.jpg

洗浄検証のまとめ

SNS で言われているように、浸け置くだけで驚きの白さにはならなかった。ただし最後にブラシで磨いて洗えば、納得の洗浄力を見せてくれ、驚きの白さは確かに戻った。

同じように浸け置き洗いは試したことがないのだが、他の洗剤よりも洗浄力は高い気がする。

まぁそんなわけで、家の靴や、白さを取り戻したい衣類などを次々と浸け置き洗いしていっています。洗浄力を期待してベランダの床も洗ってみたら、めっちゃピカピカになって、裸足でベランダに出られるようになった。


ちょっと小さめの 2Kg で試したい方はこちら。デオドラントパワーじゃなくて通常版なのでご安心を。

面倒なので大きめの 5Kg を買いたい方はこちら。恐ろしいことにパッケージの違いで 5Kg のほうが安かったりする。

- スポンサーリンク -

関連する記事&スポンサーリンク