花粉症の薬ディレグラを1ヶ月服用してみた効果と副作用まとめ

今年もつら〜い花粉の時期がやってまいりました。多くの人はゴールデンウィーク明けで症状が緩和されるかと思いますが、今年も頑張っていきましょう!

さて、個人的には花粉症が始まったという感覚はなくって一年間花粉症と戦い続けてたら年が明けたって感じです。例年なら 10 〜 12 月だけは花粉症と縁が切れる幸せな時期も 2016 年は花粉症の症状が出てしまい、結局通年で薬を飲み続けていました。まぁ正しい病名は慢性鼻炎なんでしょうね。

長らくザイザルという薬を飲み続けてきました。個人的には非常に良く効くし、一日一錠の服用で良くコストパフォーマンス的にもなかなか良かったのですが、ここらで新しい薬でも試してみるかと思い立ったのがこの 1 月。巷で話題の新薬と言えば、2016 年に発売されたビラノアとディザレックスですが、残念ながら発売から 1 年の間は効果や副作用のデータ収集期間として二週間しか処方してもらえません。なので、まずは 2013 年から発売開始となり今は長期処方が可能なディレグラという薬を試すことにしてみました。

ちょうどディレグラ服用開始から一ヶ月以上経ったので、個人的な効果と副作用についてまとめてみました。

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ディレグラの特徴

2013年2月に販売開始となったアレルギー性鼻炎(花粉症)の治療薬。製品名はディレグラ配合錠。一般名称はフェキソフェナジン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリン。
花粉症歴が長い方なら察しがつくかもしれませんがが、本薬はずばりアレグラの進化版。アレグラ(フェキソフェナジン)に鼻づまりに対する効果(プソイドエフェドリン)を加えたものこそがディレグラ。ちなみに海外名称はアレグラ D 。

有効成分

一般名称からわかるように 2 つの成分が配合されているのが特徴で、有効成分は 1 錠あたりフェキソフェナジン塩酸塩 30mg 及び塩酸プソイドエフェドリン 60mg となっており、花粉症の三大症状「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」の全てによく効くのが特徴。

効能

プソイドエフェドリンはヒスタミン受容体をブロックしヒスタミンの働きをおさえることで、くしゃみ・鼻水のアレルギー症状を緩和。アレグラは効かないという人も多いかと思いますが、抗ヒスタミン薬の中では効果が弱いかわりに眠気などの副作用が極めて少なく、安全に使えるのが特徴。ディレグラも成分量自体はアレグラ同量。

もう一つの成分プソイドエフェドリンはα交感神経刺激薬。交感神経を刺激することで鼻粘膜の血管を収縮させることで、鼻粘膜の充血や腫脹を解消させて鼻閉(鼻づまり)を改善。

処方および用法

スギ花粉症などの季節性アレルギー性鼻炎をはじめ、ダニやハウスダストなどで起こる通年性アレルギー性鼻炎の治療にも用いらるが、鼻閉症状が強い場合にのみ処方される。
通常、成人及び 12 歳以上の小児には 1 回 2 錠(フェキソフェナジン塩酸塩として 60mg 及び塩酸プソイドエフェドリンとして 120mg )を 1 日 2 回、朝及び夕の空腹時に経口投与する。※空腹時とは食前なら 1 時間前、食後なら 2 時間後以降を意味する。空腹時以外の服用の場合、薬の吸収が落ちて効果が 70 %低下する。

禁忌(使用上の注意等)

  • 本剤の成分及び塩酸プソイドエフェドリンと化学構造が類似する化合物(エフェドリン塩酸塩又はメチルエフェドリン塩酸塩を含有する製剤)に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 重症の高血圧の患者
  • 重症の冠動脈疾患の患者
  • 狭隅角緑内障の患者
  • 尿閉のある患者
  • 交感神経刺激薬による不眠、めまい、脱力、振戦、不整脈等の既往歴のある患者

副作用

軽い症状としては以下の報告事例があるが臨床試験での副作用は高々 1.4% と非常に少ない。

  • 頭痛、疲労
  • 頻脈、動悸、血圧上昇
  • 発疹、肝機能値の異常

極稀に重い症状として以下の報告事例がある。

  • ショック、アナフィラキシー
  • 痙攣
  • 肝臓の重い症状、黄疸
  • 無顆粒球症、白血球減少
  • 発疹性膿疱症、発疹、紅斑

薬物動態

日本人健康成人男子28例にディレグラ配合錠2錠を反復経口投与したとき、初回投与後の血漿中フェキソフェナジン及び血漿中プソイドエフェドリンの最高血漿中濃度到達時間(中央値)はそれぞれ1.75時間及び5時間、最高血漿中濃度(平均)はそれぞれ315ng/mL及び251ng/mLであった。また、定常状態における血漿中フェキソフェナジン及び血漿中プソイドエフェドリンの最高血漿中濃度到達時間(中央値)はそれぞれ1.75時間及び5時間、最高血漿中濃度(平均)はそれぞれ328ng/mL及び371ng/mL、血漿中濃度半減期はそれぞれ18.4時間及び6.39時間であった。

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個人的な効き目(薬の強さ)

前回の時も書いたのですが、同じ症状だとしても、薬の効き目や副作用には個人差があります。自分に最適な薬は自分自身で見つけていくしかないわけですが、僕が今まで服用してきた薬の効き目&眠気ラインキングを可視化するとこんな感じです。
※ビラノアとデザレックスはまだ飲んだことがないので世の中で言われてる強さをもとに白抜きで仮想配置。ここ1ヶ月の間で試すので今年中には完成版ができるはず。

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僕の場合は花粉症の症状が進むと、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、すべての症状が悪化します。なので鼻づまりが解消されるか否かが効き目の強さに随分と影響しています。服用ルールは面倒なのですが、鼻づまりも解消されると花粉症であることを忘れることができるほど快適になります。

三大症状のトータルの改善度としては今まで服用していたザイザル以上かなと感じますが、逆に鼻づまりがない人にとってはディレグラはまさしくアレグラ相当に劣化すると思われます。

個人的な副作用

このディレグラ、副作用は少ない方だど一般的には言われていますが、僕は結構大きな副作用がでました。

概ねどの花粉症の薬でも飲み始め数日は倦怠感が酷かったり眠気が酷かったりして、いってみれば使い物にならない状態になるのですが、このディレグラを飲み始めた数日は動悸が激しくなり、この薬ヤベェかもって状態でした。今までの花粉症の薬とは明らかに違う副作用がでてしまい、幸いにも土日から服用し始めたので丸一日ほぼ寝たきりの状態で過ごしました。

飲み始めて数日するとヤベェ状態は改善しましたが、眠りが非常に浅く脳が覚醒している状態が処方された一ヶ月分の薬を飲みきるまで続きました。具体的な症状としては、概ね 23 時に寝て 2 時間毎に目が覚めるような状態が続きました。そして朝起きたらすぐに薬を服用するのですが、やはり軽い動悸を毎日感じていました。

アメリカでの報告事例によると、約 13% の人が、不眠や頭痛の副作用がでるとのデータが出ているらしく、日本で報告されてるデータと多少違うようですが、僕の場合は頭痛には悩まされませんでしたが、不眠は近い症状がでました。 ただ強制的に脳が覚醒しているような状態(ハイな状態にある意味近いかも)なので、眠気は感じないのですが"眠りたい"状態が続きました。

寒かったから単に鼻荒れが酷かっただけかもしれませんが、常時軽く鼻血が出ている状態になりました。個人的には、薬が切れてザイザルに戻したところ症状が収まったので、これもまた副作用だと思っていますが、本来鼻粘膜の充血を抑える成分なので、うーん・・・とにかく謎です。

飲みづらいし薬価が高すぎる

副作用ではないのですが、このディレグラは錠剤がでかすぎます。2 錠で 180mg なのですが、手の久に載せるとこのサイズです。僕は錠剤を飲むのはくとしないタイプの人間なので一気に 2 錠飲んじゃえますが、まぁでかくて飲みづらいです。しかも妙な味がしてマズイ。

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それでいて薬価も結構お高くて 1 錠 62.0 円もします。これを一日四錠も飲まなければいけないため、なんと一日あたり 248 円のコストがかかります。一方の今まで飲んできたザイザルは薬価 97 円です。一日一錠なので 97 円ポッキリ。まぁそれならザイザルでいいわーってなりますよね。

結論

一ヶ月ディレグラを服用してみました。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、全てによく効く薬でしたが副作用が辛かったし、薬価が高いので、今後の服用は控えたいと思っています。

おしまい。

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