花粉症の薬デザレックスを2週間服用してみた効果と副作用まとめ

花粉症に悩まされてるみなさん、こんにちわ。スギ花粉が最高につらい時期がやってまいりました。5月までつらみが続きますね。頑張りましょう。

さて、今年はザイザル以降に発売された新薬を全部試して、自分に一番合う薬を探す年にしています。更に更に今年は舌下免疫療法も試す予定ですが、それはまた別の話でまとめていきますのでお楽しみに。

前回のエントリではディレグラを一ヶ月試してみた感想を書きましたが、今回はまだまだ長期処方してもらえない新薬デザレックスを二週間服用してみた感想を書いていきます。世の中的には「服用の制限がありつつも早くよく効くビラノア」と「服用制限がなく個人差なく安定的に効くデザレックス」みないな言われ方をしていますが、されさてどうでしょう。

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デザレックスの特徴

2016年11月に販売開始となったアレルギー性鼻炎(花粉症)の新薬。製品名はデザレックス錠。一般名称はデスロラタジン。

デスロラタジンと言うと名前からクラリチンが想起できた人は相当な花粉症薬マニアだと思われますが、本薬はクラリチンの進化版。クラリチンの成分ロラタジンはそのままの構造では薬として作用せず、肝臓の代謝酵素 CYP3A4 や CYP2D6 による代謝を受けてデスロラタジンに変化することで効果を発揮します。クラリチンが効かない人は、この代謝酵素の働きが弱いことが原因となりますが、デザレックスは元から活性体デスロラタジンの形をしているため、代謝酵素の個人差を受けず安定した効果が期待されます。

有効成分

有効成分は 1 錠あたりデスロラタジン 5mg 。

効能

第2世代の抗ヒスタミン薬(ヒスタミンH1受容体拮抗薬)として、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に効く。服用者の遺伝的素質によらず安定した効果が期待できるとともに、眠気、集中力、判断力への影響が少ない。

処方および用法

通常、成人及び 12 歳以上の小児には 1 回 1 錠(デスロラタジンとして 5mg)を1日1回、任意の時間に経口投与する。※空腹時、食後、寝る前などの何時飲んでも良いため非常に使い勝手が良い。また新薬ビラノアと異なり、食べ物・飲み物の内容による個人差も生じにくい。

禁忌(使用上の注意等)

  • 本剤の成分及びロラタジンに対し過敏症の既往歴のある患者
  • 肝障害のある患者
  • 腎障害のある患者

副作用

軽い症状としては以下の報告事例があるが臨床試験での副作用は高々 4% と非常に少ない。

  • 眠気、だるい、頭痛
  • 口内の渇き
  • 動悸

極稀に重い症状として以下の報告事例があるが頻度は極稀。

  • ショック、アナフィラキシー
  • てんかん・痙攣
  • 肝臓の重い症状、黄疸

薬物動態

健康成人男性にデスロラタジン錠2.5、5及び10mgを空腹時単回経口投与したとき、血漿中デスロラタジン濃度は、Cmax及びAUCについて用量比例性が認められた。健康成人男性8例にデスロラタジン錠5mgを空腹時に1日1回10日間反復経口投与したとき、血漿中デスロラタジン濃度は投与開始後5日目までに定常状態に到達し、Cmax及びAUC0-24hrについて算出した累積係数はそれぞれ1.30及び1.47であった。

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個人的な効き目(薬の強さ)

前回ディレグラを1ヶ月服用してみた効果と副作用まとめを書いたのですが、僕が今まで服用してきた薬の効き目&眠気ラインキングを可視化するとこんな感じです。薬の効き目や副作用には個人差があるので、このランキングがそのまま皆様にあてはまるわけではありませんがご参考まで。

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デザレックスの前にディレグラを服用していた時と比較すると、若干効き目が劣る感じがするが花粉飛散量も今のほうが多いため一概にディレグラのほうが効いてるとも言い難いですがランキングにプロットすると効き目はザイザルより若干劣ると感じだろうか。実を言うとデザレックスの前にビラノアを 3 日間だけ服用したのですが、効きが悪かったのでデザレックスに変更した経緯があります。ビラノアは一応仮プロットということで。

個人的な副作用

副作用は全く皆無で何時飲んでも良いという自由度があり、今まで服用してきた花粉症の薬で最も使い勝手が良い薬です。一日の生活スタイルを振り返ってみると、朝食は 6:30 、昼食は 12:45、夕食は 21:00 くらいで、お菓子をちょくちょく間食するので空腹時という縛りが有るとかなり飲みづらいと感じてしまいますが、このデザレックスは本当に使い勝手が良いです。ご飯を食べた直後やアルコールを摂取した直後でも、ちゃんと薬が効くのがこの薬の一番のメリットといえるかもしれません。

薬の効き具合は、くしゃみ、鼻水といった症状はほぼ改善されるけど鼻づまりは今一歩といったところ。特に朝起きたら鼻が猛烈につまってるといった症状は改善されていません。また目のかゆみはあまり軽減されないのでパタノールっていう目薬を併用しています。薬の効果は 24 時間は持続せず 20 時間程度が限界で、具体的には就寝前に服用すると、ちょうど会社から家に帰る 20 時前後からくしゃみと鼻水の症状が出始めるといった感じです。

ちなみに即効性はビラノアの方が高く、デザレックスは効果が合わられるまで 90 分ほど要するとされていますが、僕の場合は服用してから 1 時間以内には効果が現れている感じです。また飲み続けるほどに効果が持続する感じがしています。個人的にはビラノアよりも優秀な感じです。

薬価が安いし飲みやすい

前回ディレグラは錠剤がでかすぎるし、朝晩の二回、空腹時に服用が必要で飲みづらいと文句をたれましたが、デザレックスは一日一錠でよいし、錠剤も小さく飲みやすいです。ちなみに薬は特に味もしないし錠剤も物凄く硬いので舌の上で溶けることもないです。

しかも薬価は 1 錠 69.4 円と格安。なんと一日あたり 69 円で花粉の症状を激減できるんです!こりゃぁスゴイ。人気の高いザイザルよりも安いし、ビラノアより服用しやすいので来年一番はやる薬だと予想しています。

結論

二週間デザレックスを服用してみました。くしゃみ、鼻水に良く効きます。鼻づまりにはそこそこ効く感じ。それでいて一日一錠、何時飲んでも良しと非常に使いやすい薬です。この後ビラノアを二週間服用してみて最終的にどの薬を飲み続けるか決めていきたいと思っています。
今のところ、効果・持続性はザイザルの方が上だけど、副作用と飲み合わせの観点からデザレックスの方がいいかなと思ってます。

残念ながら2017年11月までは二週間分しか処方してもらえないので、今年は頻繁に耳鼻科に通うことを我慢せざるを得ないです。そこだけがデメリットですかね。

おしまい。

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