世界最軽量だった LAVIE Direct HZ Hybrid ZERO を購入した

奥さんが Windows PC の画面の調子がすこぶる悪いので見てくれ見てくれと何度も言われてて、先日ようやっと見る時間が作れたので確認してみたところ、自分じゃ修理できないであろう液晶パネルもしくは GPU 周りが故障しているっぽい。使っている PC は、約 7 年前に購入した VAIO F VPCF119FJ なんだけど、流石に買い替えどきだなと思ったので新しい PC を購入することにしました。

どうせ買い換えるならと Mac が良いよーと激しく勧めてみてた。

何度も量販店に通ってモノを確かめてみたり、macOS の入門参考書を買って読んでもらったりしてみたのですが、家計簿や写真整理やネットするだけなのに、新しい OS を覚えるのは面倒くさいっって結論に達し、今回も Windows PC からモノを選ぶことになりました。

熟考の末、買ったのは LAVIE Direct HZ Hybrid ZERO 。世界最軽量で新年セールでお値打ちだったってのが主な理由です。ってわけでせっかく買ったので軽くレビューします。

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LAVIE Hybrid ZERO を選んだ理由(詳細編)

まず利用用途はこんな感じだ。まぁ開発者でもなければ標準でこんな感じだと思う。

  • ネット(ショッピング、メール、やよい白色申告、等々)
  • デジカメの写真・映像管理
  • iTunes や iPad 連携
  • 極稀に学校行事等で DVD など閲覧・作成する

さて機種選定。概ね以下のようにメーカーと機種が絞り込まれていき、消去法で LAVIE Hybrid ZERO に行き着いた感があります。ちなみに LAVIE は新年セールでお値打ちだったってのも財布的側面で選択理由に大きく影響しました。

1. Mac という選択肢はまず消えた(個人的には結構残念な気持ちになった)。

2. 過去 Vaio 製品を買い続けてきたけど、ファンはうるさいし、絶対どこか故障するので Vaio 系は全却下。

3. デザイン的に東芝、パナソニック、富士通、Lenovo、HP の PC は受け入れがたい。

4. Surface Book はデザイン的にも機能的にも合わない。Surface Pro もキーボードが嫌。良く考えたらタブレットにならなくて良い。タッチ画面も不要って方向に決まった。

5. デザイン的には良い部類に入る DELL XPS13 がいい線いったけど、よくよく見るとちょっとごつい。今ひとつしっくりこず却下。

6. デザイン的には良い部類に入る ZenBook 3 UX390UA がいい線いったけど、インタフェース類が外付になるのが面倒と却下。色も男性向けすぎる印象。

7. 別の日に改めて品定めして、満点じゃないけど軽さ重視で LAVIE Hybrid ZERO HZ550 でいいかもと機種選定が完結。

それにしても、カテゴリー的にかなり偏っている僕の考え方と、一般人では PC の選び方が随分異なるんだなーってのがよく理解できました。

LAVIE Hybrid ZERO のスペック決め

量販店で手に入る LAVIE Hybrid ZERO HZ550 は希望しているスペック的には若干届かないかなーと"勝手に"個人的に感じたので、NEC Direct でカスタマイズ注文することに決めました。カスタマイズ内容を抜粋すると以下の通り。

項目HZ550Direct HZ差額
CPUCore i5 6200UCore i7 6500U+36,000円
メモリ4GB8GBCPUに連動
SSD128GB256GB+9,000円
液晶タッチ非対応 WQHD(2560x1440)-

CPU はモバイル向けの Core i5 6200U と Core i7 6500U はどちらも 2 コアだしスペックも対して違わないので、本当はアップグレードしたくなかったんですが、i7 にしないとメモリが 8GB にならないという商品設計になっているので泣く泣く i7 を選択した次第。
SSD は 512GB も選べるけど +41,000 円もかかるので 256GB で妥協。いざとなったら 20,000 円くらいで SSD 換装をすればよいという考え。

企業目線ではあってるんでしょうが、本音を言うとこの商品設計はいろいろやり方がキタナイ。

LAVIE Hybrid ZERO のレビュー

この端末の最大の価値はその軽さ。779g は想像してたよりも遥かに軽く、女性でも片手でつまんで持ち上げることができる軽さです。これには感動。ホント軽い。

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そして AC アダプターも軽い。本体が軽くてもアダプターがアホみたいに大きいことがままあるが、LAVIE Hybrid ZERO のアダプターは非常にコンパクト。持ち運ぶことを本当にちゃんと考えて作られていると感じる。

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非光沢パネルとなるノングレア液晶の映り込みは非常に少なく良い感じ。タッチパネルを選択すると映り込みが激しい光沢パネルになるけど、タッチ操作しないと割り切るならノングレア液晶が正解。カメラで撮影しても変なおっさんも映らないし良い感じだ。

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2560x1440 WQHD 解像度を誇る IGZO 液晶は非常に高精細。間近で見てもドットが見えることもなく本当に文字が綺麗です(フォントが綺麗とは言っていない)。MacbookPro 2016 の画面に見慣れてしまっていると、コントラスト的にはもう少し高いと嬉しいなと感じる。

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真横や真上から見ると発色がやや薄くなる印象があるが、それでも十分に視野角は広く液晶品質としては良い部類に入ると感じる。

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個人的にはインタフェース類は具備してほしい方(MacbookPro 2016の進化は反対派です)なので、主要なインタフェースが揃っているのは嬉しい。個人的には必要十分なインタフェースが揃っている。(ちなみにこの写真を撮影する時、指三本で PC を持ち上げています。何度も言うけどホント軽い。)

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反対の側面は電源インタフェース類。AC アダプターのプラグは特殊な形状をしているので、同じ電圧のアダプターでも兼用できないのは個人的には少々マイナスポイント。

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なお PC のデータ移行には Windows 標準の Windows 転送ツールよりもより多くのデータや設定が引き継げる AOSデータ株式会社製のファイナルパソコン引越っていうソフトがインストール済み。このソフトを使うことで旧パソコンから新パソコンへ労せずして引越することができた。ちなみに表示されてる通り、52GB のデータ引越で Wifi 経由で 8 時間かかると表示されてびっくりしたけど、実際は 5 時間ほどで終わった。後何分ですほど当てにならないものはないものだが、早まる分には良い。

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データ移行中はこんな感じ。Wifi 経由なので並べなくても良いんですけど、本当は有線 LAN で繋いで高速にデータ移行しようと思った名残の配置なだけ。有線接続は LAVIE 側に LAN ポートがなくて失敗した。ちなみに蛇足ですが写真で見ていただくと分かる通り、Vaio はホント液晶がひどい状態で、何が書いてあるか判別するのがやっとの状態です。あえて背景を緑にしてるわけではなく、ほぼ LAVIE と同じ状態の画面がこのように映る始末。

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LAVIE インストール済みのソフトでアンインストールしたのはマカフィーだけ。Dropbox をインストールしようと思ったらしっかりブロックしやがったので、まず一番初めに削除した。代わりに満足するできではないけどコスパが良い ESET をインストールしておいた。このご時世、流石にアンチソフトなしでは生きていけませんからね。

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こちらキーボード。キーストロークは 1.2mm で適度な打鍵感がありなかなか入力しやすい。ただ今まで使ってきた Vaio とは Fn と ctrl の位置が逆なので違和感があるが、まぁすぐに慣れることかと思う。タッチパッドは MacbookPro 2016 に慣れてしまったので物凄く狭く感じるけど、使うのは奥さんなんで違和感は無いでしょう。まぁ適度に滑りが良くて普通に使いやすい部類かと。

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レビューまとめ

  • 世界最軽量 LAVIE Direct HZ Hybrid ZERO はマジで軽い
  • IGZO ノングレア液晶は映り込みがなくて凄く見やすい
  • 2560x1440 WQHD 解像度なんで画面が高精細でめちゃ綺麗
  • SSDも超高速だしCPUもCorei7だしサックサク動く
  • 引越ソフトがついててデータ移行が楽ちん

ぶっちゃけ開発用途じゃなくて一般人が普通に使う分には十分高速なので、今までなら続けてベンチマーク的な計測も行うわけだが割愛。ちょこっと触っただけでも SSD も速い印象を受けるし、CPU だって腐っても Core i7 だし、メモリも 8GB 積んだから、一般的な人が使うなら 5 年は戦えるかと思う。

おしまい。

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