帝国ホテルのインペリアルバイキングで豪華ランチブッフェを体験してきた

帝国ホテルに足を踏み入れたこともないし、今後もそんな機会は訪れそうにもない。そう思っていた人間のうちの一人なのだが、事の詳細は割愛するが帝国ホテルの豪華ランチブッフェに行くこととなった。

せっかく高いお金払ってブッフェを体験してきたのでブログでも書いておこうと執筆し始めたわけだが、いま公式サイトをみて初めて知った。食べに行った帝国ホテルのブフェレストラン「インペリアルバイキング サール」こそが「好きなものを好きなだけ味わう」バイキングという食のスタイルを生みだした発祥の地とのこと。

ほぉーなるほどですな、どおりでめちゃくちゃクオリティが高かったわけだ。納得。

バイキングはとても好きな食のスタイルなのだが、大食いじゃないので必ずコスト負けすることを理解している。とはいえ元を取ろうと頑張ってドカ食いするので、ほぼ 100% の確立で後々腹痛に襲われる。

そんな吾輩の体験談をかいていこうと思う。

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過去最高のランチブッフェ金額!

まずは金額をかいておこう。自分ひとりじゃ、まず間違いなく選択しない価格帯だ。こちらの料金は消費税込なのだが、サービス料が別途 15% 必要となる。料理はビュッフェスタイルにもかかわらずボーイさんが全て取り分けてくれたり、確かに素晴らしいサービスを受けることができたのだが、庶民に15% 上乗せは少々厳しいものがある。

平日ランチ大人 8,800円 / お子様 (4歳〜12歳) 5,300円
土日祝ランチ大人 11,000円 / お子様 (4歳〜12歳) 6,600円

なおインターネット予約があり、時間によって金額が違う。基本ランチタイムからずれているほど安くなるシステムだ。おすすめは開始直後 11:00 の時間帯に間違いない。理由は単純で、料理が取り分けられる前の一番キレイな状態で写真映えするからだ。それでいて最安値に近い価格帯となる。

https://www.tablecheck.com/ja/shops/imperial-tokyo-sal/reserve

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確かにめちゃくちゃ旨いんだが...

高級レストランのビュッフェは確かコロナが始まる前だから、3 年前くらいにも行った。その時は 4,000 円くらいのランチだったと記憶しているが、圧倒的にクオリティが違うことは確かだ。

一番違いを感じたのはスイーツ系。どれもこれも専門店並みの旨さであり感動した。料理も苦手な乳製品系の除いて全て一巡して食した。どれもこれもとても高級な味と見た目であり満足度はかなり高い。

雰囲気も最高レベル。流石は帝国ホテルだ。

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が、しかしだ。サービス料込みで 8,395 円という価格だ。
いきなり結論から言っておこう。

チマチマお金をためては趣味のものを買う小遣い制のいち庶民妻子持ちの吾輩としては、大変高額なランチであり、おそらく最初で最後の機会になると思う。言い換えると 1000 円ステーキランチ x 8回の方が満足度は高いのが正直なところだ。

とはいえ、何やら若者も多かったし、お金持ちそうな年配の方も多く、すぐに満席になった。彼らはとても優雅にランチを楽しんでおった。どう考えてもコスト割れしてそうなのだが優雅にランチを楽しんでいるのだ。まぁそういうことだ。金はあるところにはあるのだ。

諭吉が一枚飛んでいくことなんで気にならないリッチマンにとっては、大変満足度が高いと思う。

食した料理を紹介していこう

画像だと小さくて見えないかもしれないが、2022年5月のメニューはこんな感じ。めっちゃ種類が多いので、一巡して全部食べるだけでも腹ははちきれそうになる。

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最初にお持ちいただける料理だ。まぁ前菜と言ってよいだろう。冷製スープが旨かった。

蛸の燻製と独活のサラダ仕立てマンゴーソース
スモーク鴨とセロリラブのピューレ
グリーンピースの冷製スープ
パン

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あとはビュッフェスタイル。好きなものを好きな順に取りに行くわけだが、こういうのは一応順番にとっていったほうが理にかなっているというものだ。

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まずは前菜。乳製品が苦手と伝えると、クリーム系は何が入っているか教えてくれた。

スモークサーモン
シーフードマリネ
帝国ホテル伝統のポテトサラダ ミモザ風

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自分で取り分けるのではなく全部取り分けてくれるので、食べたいものを伝えるだけだ。

鰯のエスカベッシュ 分葱添え
コールドミート2種盛り合わせ
テリーヌ2種盛り合わせマーテルソース
ミント香るクスクスのサラダ
野菜のトマト煮込み ラタトゥイユ

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料理の種類がとにかく多いので、全部少量ずつ。テリーヌは若干怪しげだったのでパス。とりあえず一旦ここで食う。料理の良いが食器が高級感あり写真映えする。

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くるくる回っているのはエスカルゴ。カタツムリなんぞ食ったことがない。

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本日のスープは玉ねぎのクリームスープとメニューには書かれているが、乳製品だめな人用になのかミネストローネっぽいやつ(名前は忘れた)も用意されていた。塩味絶妙のスープ旨し。

エスカルゴのトマト香草バターソース
ミネストローネっぽいやつ

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野菜たっぷり伝統カレー
ハッシュドビーフ
アクアパッツア
空豆とニョッキのクリームソース トリュフ添え

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アクアパッツァがかなりうまかった。ハッシュドビーフはお腹膨れちゃうのでライス抜きで。肉がちゃんともりもり入っている。

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アクアパッツァおかわり、野菜カレーもライス抜きで。ハッシュドビーフより野菜カレーのほうがスパイシーで好み。

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ローストビーフ

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温野菜添え
チキンと山菜ピラフ

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こちら大人気のローストビーフ。分厚く切ってくれと頼んだら 2 枚食べてと言われた。低温調理でだとステーキよりも肉は固くなるから分厚く切っても美味くないからオススメできないと説明を頂いた。

ローストビーフは 4 枚くらい食べておきたかったけど、お腹の容量的に無理だった。かなり旨かった。一緒に行った人は 7 枚食っておった。

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クレソンと柑橘香るローストポークが席に届けられた。これもおすすめ料理とのことだが、個人的には豚よりビーフのほうが好きだ。

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シーフードと筍のグラタン
本日のフライ料理

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サーモンのポワレ ヴィネグレットソース
ミートボールのクリーム煮
本日のパスタ

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本日のフライはメンチカツだった。揚げ物を食って一気に満腹感がきて、腹 9 分目くらいに到達。ローストビーフのおかわりとスイーツを天秤にかけ、スイーツに行くことにした。

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ということで、ここからスイーツ系をご紹介。残り 30 分というところでランチの〆に入った。

ケーキ系のスイーツ

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ゼリー系のスイーツ

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アイス&ジェラート系のスイーツ

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フルーツ系のスイーツ

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とりあえずケーキ全部くださいと言うと、こんな感じで盛り付けてくれる。プリンが今日イチ旨い食べ物だった。間違いない。デザート超旨い。

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ジェラートも全部くださいと言うと、こんな感じで盛り付けてくれる。バニラなどアイス系よりもジェラート系のほうが果肉もたっぷり入っていて高級感があった。旨し。

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一部の人からはパンナコッタが今日イチ旨いとの声がでた。

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〆はプリンで。この 2 個をフルーツの上に乗せてプリンアラモードっぽくしてデザートのターンも終了。いや、デザートが特に満足度が高かった。

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総評

時間ギリギリまで食べ続けたのは、ビュッフェ系では初めてかもしれない。つまりそれほど旨かった。今まで行ったビュッフェの中では間違いなく一番旨かった。味の観点では 100 点満点ではなかろうか。

料理の味良し、デザート良し、雰囲気良し。
値段は庶民のお財布に大打撃を与えるほど高い。

まぁそういうことだ。行くべき人が行くところだ。金に余裕があれば満足度は大変高いことであろう。

食いまくってありえないほど超絶満腹になり、ここから 30 分ほどウォーキングすることで腹痛になる前にカロリー消費に努めたが、午後は正直血流が腹に集中して仕事のパフォーマンスは激落ちだったのは間違いない。

そしてその夜。案の定。
消化不良で腹の調子が悪くなり夕飯はパスして酒飲んで就寝。
おしまい。

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