VAIO type A VGN-AW71JB フォトエディションを買いました(液晶編)

VAIO type A VGN-AW71JB フォトエディションを買いました(選定編)に引き続き製品レビューです。

VAIO type A VGN-AW シリーズ・フォトエディションを検討していて、この記事にたどり着いた読者の方は、まず間違いなく液晶の画質を気にされて、実際購入者はどう思ってるのよ?と検索真っ最中であることとお察しします。実際、僕自身もこの機種の一番の決め手は液晶の画質にありました。

ここではフォトエディションの液晶についてフォーカスして語ってみたいと思います。

まずは結論から。このフォトエディションを使いこなすにはカラーマネージメントについての知識が必須になりますが、液晶は最高品質だと実感できます。カラーマネージメント編はまた別途エントリで書くとして、ここではひとまず広色域モニタとカラーマネージメントの話から離れて、素人としての僕が感じたレビューを書いてみたいと思います。

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ノングレア処理の映り込み(光の反射)程度の検証

まずはノングレア処理の比較です。比較的映り込みが少ない DELL 2407WFP HAS と VAIO type A VGN-AW71JB フォトエディションを比べてみました。結果、明らかに 2407WFP HAS の方が映り込みが少ないです。type A は若干の映り込みがあります。
※写真は若干ホワイトバランスが変わってしまってますが、映り込みは大凡画像の通りです。

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もっとも普通に使っている感触からして、映り混みが激しく気になることは皆無です。グレア処理のツルテカ液晶とはまるで違います。ただ黒が本当の黒がと言われると、DELL 2407WFP やテレビの AQUOS と比べると若干グレーがかっている気がします。
まぁそのためか、より正しい色を表示するためのオプションとして、光の映り込みを防ぐための専用ディスプレイフードが別売りされています。僕は必要と感じるほどシビアな作業はしませんけど、本業の人にとっては必須アイテムかもしれません。

色合いおよび視野角の検証

お次は、色合いの検証ですと視野角の検証です。まずはわかりやすい視野角の検証です。結論を書きますと、左右の視野角はある程度広いようですが、上下の視野角はめちゃくちゃ狭いと思います。もう真っ正面から見ないと正確な色は表示されていないんじゃぁないかと思うくらい上下の視野角は狭いです。

もともと広視野角といわれる PVA や IPS のパネルではなく、一般に視野角が狭いとされる TN であるため仕方がないとは思うけど、上下の視野角はもう少し広くないと、姿勢を崩しただけで色合いが変わるのはどうなん?と思ってしまいます。

まずは正面からの見た目と横からの見た目。横から見た場合は、色合いが薄くなる印象です。

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次に上下から見た感じです。上から見た場合は極端に色が薄くなります。下から見た場合は暗くつぶれて見えなくなる感じです。

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次に正面から見たときの色合いです。比較対象は DELL 2407WFP です。色合いに関しては、そもそもデジカメで撮影した画像も実際に目で見ている発色の違いを再現し切れていないことと、広色域モニタでないと、下の比較がまるで違いがわからない可能性もありますが、実際は発色がまるで違います。

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フォトエディションの液晶は RGB LED とのうたい文句なので3色と思いきや、実は色域の広い緑を正しく表現するために RGGB の4つの LED を 54 セット使うことで Adobe RGB のカバー率 100% の広色域を達成しているとのことです。

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また、通常のノートPC向け液晶パネルは 6bit 駆動のものが多い中、8bit駆動のパネルを使い、ガンマ補正は 10bit で処理しているそうです。さらには製品説明ページにもあるとおり、LED の経年変化による劣化のばらつきを自動補正で防ぐ、ビルドインユニフォーミティ機能によるいつも正しい色を表示するための機能や、常に正しい白を表現するための自動白色点補正機能が搭載されているなど、現時点で世の中に出荷されているコンシューマ向けノートPCの中では、最高品質の液晶だと考えることができます。

ただし、冒頭に書いたとおり Adobe RGB の意味を理解してカラーマネージメントを使いこなせないうちは、世の中のデファクトとして使われている sRGB 色空間の画像を正確に表示することができず、赤や緑が信号機の蛍光色ほどの色合いで表示され、なんぞこれ?と悩むこと間違いなしです。その話はまた次のエントリで。

僕自身が購入に際して参考にしたサイト一覧はこちら

Sony Style(ソニースタイル)
Sony Style(ソニースタイル)
デル株式会社

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