関東最大級の癒やされる温活リゾート熊谷の花湯スパリゾートに行ってみた

意欲が湧かず執筆が随分と遅くなってしまったのですが、熊谷桜堤に桜を見に行った後に熊谷の花湯スパリゾートに行ってきました...っていうか、そもそも熊谷桜堤に行こうと思った理由の半分は、このスーパー銭湯に行ってみたかったからでもある。

おおよそ毎時 25 分(時間によって多少異なるので注意しよう)に熊谷の駅から無料送迎バスが出ているのが嬉しい。お昼時だったが、電車での訪れたであろう観光客の列は結構な長さになった。看板も何も出ていないので僕らも不安げに並んでいたわけだが、場所的にはこちらが送迎バス停留所になる。

おおよそ 20 分程で花湯スパリゾートに到着。場所的には国道 17 号沿いにあるので、埼玉近辺に方は車で行くほうが楽かもしれない。個人的には 17 号は混むから嫌いで、お酒も飲めなくなるのでスーパー銭湯には基本車で行きたくない派である。

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入浴コースと 温活 NEST コース

温活 NEST コースはいわゆる岩盤浴コースだ。入浴料は祝日価格だと 950 円、これにプラスして岩盤浴が 750 円。埼玉近辺の相場からすると少しだけ高めの値段設定だと思うが、関東最大級と謳うだけあり、今まで行ったスーパー銭湯の中で一番広いのではないかと思う。

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今回は 3 時間ほどしか滞在時間がとれなかったため入浴コースのみを選んだのだが、余裕で 1 時間半ほど長風呂を楽しめた。テレビや雑誌では比較的近所にある SPA HERBS (スパ ハーブス)が評価が高いのだが、あの岩盤浴コース + 清河寺温泉を 1.5 倍ほど広げた露天風呂と言った感じだろうか。

館内案内を見ても岩盤浴半分、お風呂半分の面積であり、今回味わったのは全娯楽のうちの半分でしかない。それでいて場所が遠いということを除けば、埼玉近辺の俺的スーパー銭湯ランキングで余裕で一位にランクインしてしまう程には満足度の高い温泉リゾートだ。

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館内にはニフティ温泉年間ランキングのトロフィーと表彰状がいくつも飾ってあったが、その評価もうなずける。ちなみに一位はスパハーブスなのだが、岩盤浴コースを利用していない状況ですでに俺的ランキングではスパハーブスを抜いている。

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万人受けしそうな弱アルカリ性泉質

いつもの通り源泉表を書きました。湯は黄金色というよりは若干黄緑かかった湯であり、弱アルカリ性で肌がツルツルになる優しい湯。硫黄成分による香りはさほどせず、地下 1500m から堀削された湯によくある独特な油臭が特徴。

泉質単純温泉(低張性弱アルカリ性)
湧出形態堀削動力揚湯
泉温出量40度 316リットル/毎分
pH7.88(弱アルカリ性)
成分統計917.5mg/1リットル
効能血行促進、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、虚弱児童

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どこか記憶にある湯の香りだな...と記憶を思い返してみると、百観音温泉の塩分をかなり控えめにし、成分をかなり希釈するとこんな感じの湯になるのでは?という印象があった。実際、今週百観音温泉に行ってみて記憶を確かめに行ったのだが当たらずとも遠からずという感じであった。温泉成分が少ないのは悪いことではなく低張性の方が湯当たりせず万人受けする湯だと思う。※ちなみに個人的には湯そのものはパワーのある百観音温泉のほうが好きだ。

源泉かけ流しの風呂はやはり良い

男風呂ベースでの話になるが、回遊式露天風呂では 7 つの風呂が楽しめる。

加温・加水・循環濾過を一切しない生源泉をかけ流しで楽しめる風呂は「ヒノキ風呂、岩風呂、ツボ風呂、寝湯」の 4 つだ。その他 3 つの「大岩風呂、シルク風呂、座湯」は多少の塩素臭がする循環式。言わずもがな源泉かけ流しの湯のほうが肌当たりが圧倒的に良いし香りも遥かに良い。

中でもおすすめなのがヒノキ風呂だ。ヒノキの香りと温泉の香りが相まってすごくリラックスできる。湯の温度もさほど高くなく長風呂向きであり、気がつけば 30 分ほど時間が経過していた。

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お隣は壺風呂だ。わざわざ広い源泉かけ流しの露天風呂があるのに壺風呂で縮こまって入るのは好かんので、ここは 5 分程度しか楽しまなかった。

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寝湯は水深がかなり浅いので、もうちょっと気温が暖かい季節になってからのほうが楽しめると思う。ここで長居するにはちと早い時期だった。

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シルクの湯は高濃度炭酸泉なのだが、塩素臭が嫌いなので、どの温泉に行ってもこの手の湯にはほぼ浸かることがない。同じように開放感の観点で、露天風呂があるなら内風呂にはほぼ入らない。

まぁでも楽しみ方は自由なので高濃度炭酸泉が好きな方は、シルクの湯は雰囲気的に満足できるかと思う。湯はここも低めの設定だったので長湯できると思う。

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さて、お次はサウナのご紹介。スパ銭に行ったら、まずはじめにサウナに入るのが、ここ数年のお決まりのパターン。整うって意味が未だに理解できていない初心者なんだけど、サウナはここ数年めちゃくちゃはまってる。ここのタワーサウナは温度が 100℃ 近くと高めで好みなのと、何よりめっちゃ広いので人が密集する状態にならないのがとても良い。

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水風呂は 15 ℃を下回るような冷水が本格派らしいけど、低すぎるのは苦手。ここはちょうどよかった。何より水風呂もきれいなのが良い。

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そんなこんなであっという間に 90 分ほどが過ぎ、待ち合わせの時間になったので風呂を出た。

リゾートホテルのようなくつろぎ空間

おっと、思わず風呂が良すぎて紹介がめちゃくちゃ長くなってしまったのだが、花湯スパリゾートには、足湯や寝ころび処など自由にくつろげるスペースがあり、まったりした時間を過ごすことができる。

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エントランスのくつろぎ空間では、雑誌とホットコーヒーが無料で楽しめる。長湯してしまって待ち合わせ時間に多少遅れても、きっと許してくれるであろう。

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しばしの間、無料のコーヒー片手に青空を見ながら火照った体を涼める。そんな場所が贅沢にも広々と用意されている。

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足湯あり、寝所あり、と入浴コースだけでも癒やしを十分満喫できるのだが、入浴コースのみの場合は 5 時間すぎると延長料金が必要なので注意が必要だ。

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ちなみに館内のお食事どころのクオリティーもかなり高く、讃岐うどんの冷はめちゃくちゃコシが強くておすすめ。経験的にスパ銭で飯もうまいところは意外と少ないのだが、ここは飯もうまくて最高の癒やし空間だと思う。

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〆の言葉

あっという間に 3 時間が経ち帰りの時間に。帰りもバスも基本的には一時間に一本なのでお時間は計画的に。送迎バスの時間はこちらで確認しておこう。

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まだまだ半分しか満喫できていないので、次に来るときには温活 cafe ネストコースも加えて一日満喫してみようと思う。漫画本中心とした書籍数は 15000 冊らしいので、漫画喫茶に行く程度には漫画に困らなさそうだ。

熊谷駅から送迎バスが出ているので、気になった方は是非一度立ち寄ってみてほしい。若い方は温活岩盤浴も楽しんだほうが絶対満足度が高いだろう。単純に湯が楽しみたい方は、入浴コースだけで十分満足できることだろう。

なお岩盤浴を考慮し、埼玉県内に限定した俺的スパ銭ランキングは現在のところ以下の通り。

1位花湯スパリゾート泉質・雰囲気が良い、でも結構遠い
2位百観音温泉断トツ圧倒的な温泉パワー
3位清河寺温泉雰囲気が良い、でもちと遠い
4位小春日和歩いていける、安い
5位スパハーブス岩盤浴・ロウリュウが良い

ゴールデンウィーク明けたら、また電車で行ってみたい。次はロウリュウを味わいたいな。

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