やっと予約が取れた!キリンビールの横浜工場見学に行ってきたぞ!
7月末にアサヒビール工場見学の記事を書いたが、残るキリンとサッポロ。暇があればちまちまとビール工場見学の予約ページをチェックしてたりする。未だサッポロの予約は取ることができていないのですが、キリンはやっと予約ができた。いや、予約取るの難易度高過ぎですって、マジで!
前回の工場見学で平日に行くべしということを肝に銘じたので、金曜日に有給をとって見学することにしてみた。結論を行っておくと何故か運悪くメンテナンス日で不運にも今回もラインが稼働してる様を見学することができなかった。無念...orz
さて、キリンのビール工場見学、横浜工場という名前だが場所は京急鶴見線の生麦駅を降りて徒歩 10 分の場所にある。生麦駅という名からしてビールっぽさが漂ってくる気がするのはワイだけか。自宅最寄り駅からは大凡 2 時間弱とくっそ遠い場所だった。
アサヒビールの工場見学のように送迎バスがあるかと思いきや、男前にも自力で来いスタイルなので生麦駅から徒歩で行くのが一番近くて便利であろうと思う。
キリン横浜ビール工場に到着
生麦駅を出て国道 15 号を暫く歩く。何しろアサヒビール工場見学ではバスのりばを間違える程度には方向音痴なので Google Map でナビりながら進む。途中生麦事件の碑があり奥さんが何やら関心があったようだがそんなものは素通りだ。
ビール工場到着。観光客にとってはアサヒビール工場のように閑静な地にある方が好みだ。都会は空気が悪くて好かんが、建物はとても立派。
受付を済ませ工場見学料 500 円を支払う。受付では名前も何もチェックされなかった。交通手段も聞かれず全音同じワッペンが渡された。受付のやり方には色々疑問符が残る。
受付業務はアサヒビールの方がしっかりしている。車で来た人は運転手は飲めないように区別されるし、受付で名前チェックもされる。これでは予約も取らず突撃で訪れてもそのまま入れてしまうし、飲酒運転も予防策も弱く改善したほうが良いかと思うところだ。
受付から見学までの空き時間は併設されたノミモノ・ラボで時間を潰す。ノミモノ・ラボはモノづくりの楽しさとノミモノの無限の可能性を、ビール醸造や容器の研究員の目線で体験できるコンセプトの無料フリースペースだ。
残念ながらコロナ対策でいろいろと設備が制限されていたようで My ビールを作ってみようは画面をタップしても何も動かなくなっていた。残念。
工場見学開始
時間になり工場見学開始。まず初めに撮影スポットでの撮影。床と壁の絵の位置を上手に合わせると、一番搾りの缶の上に座ってるような感じの写真が撮れる。映える写真の撮影を是非チャレンジしてみてほしい。
どの工場見学も同じなのだが、まずはビデオを見る。比較的時間は短めなのが良き。堤さんがカンペ見ながら喋ってるなーというのが印象的だった。www
はじめに麦とホップについての説明をいただく。場所的に一番端っこだったので映像もあまり見えず、話がどうにも頭に入ってこなかった。
テーブルには麦とホップとアルコール消毒が置かれており、何が始まるのか?と思っていたら、これとは別に麦が配られ試食することができた。籾殻付きなのでもしゃもしゃするが香ばしくて旨味がある麦だった。手元に置かれたホップは手にとって香りをかぐ体験があった。ホップは直で香りをかぐとかなり強烈な香りがする。ビールから香るホップとは別物と言ってよいほどきつい香りなのだが、コイツが何故あのホップ香りに変化するのかが不思議だ。
せっかくなので、ちぎれた葉っぱを 1 枚食べてみたが、不思議と食べてみるとビールの苦味と香りにかなり近い代物だった。
お次はビール工場でよく見る麦汁を作る窯だ。工場によって随分と違うものだ。アサヒビールよりも窯のサイズは随分と大きい。
ここでテレビの映像を見るように椅子に座らされるのだが、突然真っ暗になるイベントが発生する。思わず停電したっ!と言ってしまったが、案内人はしてやったりと言ったところであろう。ドヤッ(๑•̀ㅂ•́)و✧
その後は、窯の方に映像が投影され、映像コンテンツをしばし眺める。見せ方的には各社いろいろ頑張っていて楽しめる。
お次は麦汁の一番搾りと二番絞りの試飲。有料だといろいろ体験型の楽しみがあり、とても良い。見学料 1,000 円にしても良いので更にアップグレードした体験ができるコースを是非作っていただきたいものだ。
左が一番搾り、右が二番絞り。まぁ当然だけど一番搾りのほうが圧倒的に旨味と香りが濃い。二番絞りは出汁で言う二番出汁のようなイメージだ。
ちなみに館内の様子はこんな感じ。アサヒビール工場は格好良いでコンセプトが統一されていたが、こちらはちと作りが古いなーという印象があった。
冒頭に書いたとおり、せっかく平日を選んで来たにも関わらずメンテナンス日でラインが稼働しておらず、とても残念だ。右横に白い泡のようなものが見えると思うが、お掃除中だ。
こちらの缶洗浄機もメンテナンスに付き停止中。
一番奥の別の部屋のラインは稼働中だった。ものすごい速さで缶が流れており、齢 50 近くのおっさんの動体視力では見極めることができなかったのだが、糖質ゼロが製造されていたようだ。このラインで 1 分間に 2000 本が製造されているらしい。チョッ早だ。
最後に先程見た設備の缶の洗浄から箱詰めまでの映像コンテンツを見て、工場内の見学は終了。
お待ちかねのビール試飲タイム!
試飲会場は、最初に見学した煮沸釜のちょうど裏側に位置する場所だ。どうにもアサヒビールと比較しがちなのだが、こじんまりした感じの会場だ。
残念ながら自分で注ぐ体験はできない。マイスターが注ぐ作りたての一番搾りを 1 グラスずついただく。
すでに飲み始めてしまったが、ちょっとしたおつまみが出てきた。ビールだけ飲むのと、お菓子があるのとでは小さなようで大きな差だ。
程なくして 3 つのビールの飲み比べが出てきた。一番搾りプレミアムってのはその存在を初めて知ったビールだが、IPA のように香り豊かであり濃厚な味わいがあるビールだった。これを飲んだ後だと普通の一番搾りがとても薄く感じる。個人的にはかなり好きな部類のビールだ。
お酒があまり強くない奥さんの残りも飲み干し、空きっ腹にビールでアルコールがかなり回ったのだが、黒ビールは個人的にはやはり好みじゃないというのは再確認できた。
試飲の時間はあっという間に終わり、工場見学終了。この日の予定は他に何も入れていなかったので、そのまま 30 分程度のホームタップの説明も受けてきた。ホームタップのビールは一番搾りプレミアムがデフォルトだということなのだが、気になるのは一番好きな青鬼があることだ。
ここでは自分で注ぐ体験ができる。またまたビールを軽くいっぱい飲み干して更に良い気分になるのだが、ホームタップは最低料金で月額 8,000 円程度になることを知っていたので、説明を頂いた青年には申し訳ないのだが契約はしなかった。そのへんはしっかり頭が回った。
ちなみに一番好きな青鬼を頼むと月額 1 万円近くになるようだ。やはり月額料金が 3,190 円かかるのがお財布事情としては厳しいところではなかろうか。激安ショップ行けば 350ml のビールが 1 箱買えてしまうからな、、、契約しない理由にはあと 2 つあって、お酒のメインはハイボールに移ってしまったから、ビールでメタボ腹に戻りたくはないってのも大きな理由だ。
おわりに
キリンビール工場見学も無事終了。やはり有料イベントのほうが見学の内容が良いように感じるが、サントリー、アサヒ、キリン、どの工場見学も行ってよかったと断言できる楽しさがあり、どこに行ってもハズレが無いとは思う。
記憶が確かなら、この日は中部地区から足を運んできた方もいらしたようだ。そりゃ予約も取りづらいわけだ。
前回から学習せず、空きっ腹で昼間っからビールを飲んだので案の定頭が痛くなり、またもやロキソニンを飲むこととなった。ビール工場見学はとても楽しいのだが、昼間からビールを飲むとダメ人間になってしまうようで、帰宅してひたすら寝て過ごして翌日を迎えてしまった。
これで関東圏で残るはサッポロビール工場見学だけだ。予約が全く取れないのだが、また行くことができたらブログで紹介していきたい。
おしまい。
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