慢性鼻炎なので一度に39種類のアレルギー反応がわかる検査を受けてみた

背中のほくろの切除やら指にできた血管腫の摘出など体のメンテナンスということで、ここ一ヶ月ほどは病院に通いっぱなしです。これを機会と思って約 15 年ぶりくらいにアレルギー検査を受けてみることにしました。

かれこれ花粉症と付き合い始めて 30 年ほど経ちますが、花粉症の症状は改善に向かうどころか年々ひどくなってきてるような気もしています。ここ 10 年ほどはスギやヒノキの季節(3月 - 5月)どころか花粉症の症状は 2 月から始まり 10 月中旬くらいまで続く感じです。つまり安全圏は 11, 12, 1 月の僅かに 3 ヶ月間のみです。

まぁそんなわけで自分の持つアレルギーを正確に把握しておこうと思って少々お高いながらも全 40 種類のアレルギー検査を受けてみることにしました。

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一度に39種類のアレルギーがわかる検査を受けてみた

今回受けたアレルギー検査は View39 という検査です。一回の採血で 39 種類ものアレルゲンに対する特異的 IgE 測定ができる検査です。くわえて View アレルギー検査は項目が多いだけではなく、他の検査と比較して陰性・陽性判定の信憑性高い(精度が高い)検査だと言われています。
検査費用については、初診の方が 3 割負担の保険診療でこの検査を受けた場合で、窓口負担額は 5,000円 - 6,000 円程度です。

具体的な検査項目としては以下のアレルゲンを判定することが出来ます。

吸入系
室内塵ハウスダスト、ヤケヒョウヒダニ
樹木スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ
イネ科カモガヤ、オオアワガエリ
キク科ブタクサ、ヨモギ
真菌(カビ)アルテルナリア、アスペルギルス、カンジダ、マラセチア
動物ネコ(フケ)、イヌ(フケ)
昆虫ゴキブリ、ガ
その他ラテックス
食餌系
卵白、オボムコイド
牛乳ミルク
小麦小麦(実)
豆・穀・種実類大豆、米、ソバ、ピーナッツ、ゴマ
甲殻類エビ、カニ
果物リンゴ、キウイ、バナナ
魚・肉類サバ、サケ、マグロ、牛肉、鶏肉、豚肉

検査結果は特異的IgE抗体の反応数により 0 - 6 の 7 段階のクラスに分類されます。クラスの数値が大きいほど過敏に反応する(症状が重い)ことになります。
で、以下が僕の検査結果です。陽性反応が出たのは、スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリの 4 つでした。予想に反してハウスダストの反応はなし。食べ物アレルギーも皆無という結果でした。

一番反応したのはスギ。クラス 4 は比較的重い症状がでるクラスだとのことですが、さらに 2 段階も上があると考えと恐ろしいです。

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2月から10月まで花粉症の症状が出る理由に納得

原因となる花粉が飛散する時期をまとめたアレルゲンカレンダーというものがあります。excel でまとめたのですが以下の図がその例です。僕の場合スギの反応が 2 月から始まり、4,5 月はヒノキ、その後は 10 月くらいまでイネ科の花粉に悩まされるといった感じです。概ね自分の症状と検査結果は一致していました。
その昔検査した時はブタクサとかハウスダストにも反応していた記憶があるのですが、View39 の結果によると今は陽性反応を示していません。

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まぁこの結果により、赤ちゃんの頃から乳製品が苦手で今現在もほぼ口にすることはないのですが、アレルゲンとして体が受け付けないわけではなく単に苦手だったことがわかってしまいました。
あとは、花粉症のレーザ手術を受けるとしたら 12 月あたりが最も症状が落ち着いていて良さそうということもわかりました。

まずは自分のアレルゲンについて理解できたので、受けてみて良かったです。

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