冬瓜と鶏肉の和風あんかけスープの作り方 ver2

かれこれ冬瓜レシピをご紹介するのは三回目になってしまいましたが、毎度バージョンアップされていると思うので懲りずにご紹介しようと思います。年に数回ほど冬瓜を食べたくなることがあります。

1回目は、寒い時期にどうぞ!和風・冬瓜汁の簡単レシピ(作り方) でご紹介した和風版、
2回目は、 付けダレで二度美味しい中華風・冬瓜スープの作り方(レシピ) でご紹介した中華版、

今回ご紹介するのは1回目の改良版って位置づけで和風です。前回はダシを化学調味料に頼っていましたが、今回のは面倒くさいけどちゃんとダシを取ってつくるやつです。したがって、当然コッチの方が風味豊かです。実は作りすぎたので、写真とは別に、冬瓜スープの中にうどんを入れてうどんとして食しました。結構あうもんです。

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ではレシピ行ってみます。この冬瓜スープ一品で料理をすませたい場合は、ご飯 or うどんをネコまんまのようにぶち込んで食べるのも全然ありです。っていうかむしろ旨いです。

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冬瓜と鶏肉の和風あんかけスープの作り方 ver2(3人前レシピ)

材料
冬瓜: 1/2個
鶏もも肉: 150g ※鳥皮がついていること。そこからダシがでます。
干し椎茸: 4個
ダシ昆布: 10cm 程度
鰹節: 30g 程度 ※これ意外と結構な量です。ケチらないのが重要。

調味料
日本酒: 50cc
椎茸戻し汁: 100cc
水: 1000cc
醤油: 大さじ1〜1.5
みりん: 小さじ2
塩: 少々
水溶き片栗粉: 大さじ2〜3

作り方(レシピ)

  1. 前日作業になりますが、水200cc程度を使って冷蔵庫の中で干し椎茸をもどします。
  2. まずは冬瓜の皮を厚さ1mm程度で剥いて中の種もとって、たべやすい大きさに切ったら20分ほど弱火で下茹でをします。冬瓜の青臭さをここでとります。冬瓜自体に味はないので味が逃げることはありません。
  3. 次に濃いめの一番だしを作ります。水とダシ昆布を中火にかけます。沸騰したら昆布を取り出します。火を止めて鰹節を入れて2分ほどしたら、キッチンペーパーなどを使って漉します。
  4. 一番だしに日本酒を加えて鶏肉を中火で煮ます。アクはしっかりとって下さい。
  5. 冬瓜と戻し椎茸を加え、椎茸の戻し汁と調味料(片栗粉以外)で味を調えます。醤油や塩の分量はお好みで調節下さい。若干味に深みがないときに、粉末和風だしを加えるのはあり。味の深みは使った鰹節とかに左右されるので。
  6. そのまま弱火で1時間ほど煮込んで冬瓜にしっかり味をしみこませます。保温鍋があれば保温鍋で1時間ほど放置する方法が楽。
  7. 水溶き片栗を使ってお好みの具合にとろみを加えたら、鍋に火をつけて一煮立ちさせて完成!

今回の料理は長時間の煮込みを伴うので、保温鍋を使ってじっくり時間をかけて作りました。最近圧力鍋に頼ることが多かったのですが、保温鍋を使うと本来の長時間煮込みの味になるので、時間があるときは保温鍋の方が良いかも。と思ったり。

今回は、冬瓜を夕飯に選んだのは別に理由があって、奥さんが風邪を引いて熱を出しています。wikipedia 情報によれば、冬瓜は解熱作用もあるそうです。医食同源ってやつですな。

漢方では、体を冷し、熱をさます効果があるとされる。種子は冬瓜子(とうがし)、白瓜子(はくかし)、冬瓜仁(とうがにん)などと呼ばれ、利尿剤などとして用いられる。

だそうです。体の熱を冷ます作用とありますが、アツアツのスープなので、僕はめっちゃ汗だくになりました。

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