Oracle社マルチコアCPUのライセンスを変更

ITmedia エンタープライズ:Oracle、マルチコアCPUのライセンスを変更――コア数×0.75に

プロセッサコアの数に基づいてソフトライセンス料を課す計画だったOracleが、その方針を変更した。1個のコアをプロセッサ0.75個分と見なす。小数点以下は切り上げとする。(IDG)

以前、「Cellプロセッサは現行CPUの10倍の性能」の記事でも Oracle のマルチコアに対するライセンスのあり方についての問題を指摘しましたが、Intel や HP 等の強い風当たりを受けライセンスのあり方を変更したようです。

でもですね、SQL Server はシングルコアとマルチコアは同価格のライセンスなんですよね。タダでさえ、高価な Oracle は今後ほぼ全ての CPU がマルチコアに向かう中、どう考えているのでしょうか?事実上、1.5 倍の値上げに聞こえてしまうのは僕だけでしょうか?

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ところで、先日発表された Oracle Database 10g Release 2 はかなり期待しています。というのも、今から約一年後に仕事で Oracle 8i から Oracle 10g への移行が予定されているから、Oracle 10g の機能改善は well come なわけです。

Oracle の一番の難点はなんと言っても管理の難解さです。実際、いろいろな DataBase を使っていますが、MySQL や PostGreSQL と比べて内部構成からして複雑怪奇極まりないと思います。Oracle Database 10g Release 2 ではクラスタ可用性の向上と管理機能の簡素化が目玉なので、実運用者にとっては嬉しい機能だったりします。

Oracle.com では 32bit 版のみですが、トライアル版がダウンロード可能です。国際化対応なのでインストーラーは英語ですが、Database の機能としては日本語も使えるので、いち早く検証してみたい方は試用されてはいかがでしょうか?

検索用途にはめっぽう強い MySQL ですが、金銭を扱う更新系には ”いざというとき障害リカバリーの信頼性” と言う点でやっぱり Oracle を選択してしまいます。Oracle 9i どまりなので、Oracle 10g も勉強しなくては・・・(;´Д`)

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