ダイニングセットとして飛騨産業のビーンズテーブル baguette life IB305B を購入しました

一つ前のエントリで 11 年ぶりにソファを新調した 話を書きましたが、生活スタイルの変化に合わせて家具の買い替えが進んでいます。今回はダイニングセットの買い替えについて語りたいのでエントリを書きました。

ソファと同じくダイニングセットも 11 年間使い続けてきたので同じタイミングで新調しました。やはり今回もはよ結論を!ということで、まずは最初に思ってた要望と結論から述べておこう。

最初に思ってた要望

  • よく体をぶつけるので角がないテーブル
  • 三人並んで座れる
  • 無垢材(できればオーク材がいい)を使ったシンプルなもの

結論は当初想定と違う一品を買うことになった

ソファと同じくかなり悩みまくりましたが、最終的に飛騨家具の baguette life IB305B に行き着きました。飛騨家具といえば高級家具というイメージを持ってましたが、ご多分に漏れず相当お値段が張る一品でした。当初想定から予算オーバーでしたが、 10 年使うモノだと考えて思い切って買いました。

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ビーンズテーブル(豆型テーブル)に行き着きた理由

三人並んで座れるテーブルで角がないテーブル。それでいて極力コンパクト。そんな要望をすべて兼ね備えるテーブルは世の中に存在しません。

そもそも三人並んで座れるという時点で、物理的に横に長くならざるを得ない。普通に選ぶと長方形でかなり大きなダイニングテーブルに行き着きます。ここにコンパクトさを求めると対面式キッチンに備え付けるようなカウンター形式のテーブルになってしまい、全く違う方向に行ってしまいます。
結論、長方形はいろいろ無理。

角がないを求めていくと、行き着くのは丸型や楕円のテーブル。丸形はダイニングのスペース的な問題で設置は無理。楕円はそこそこいい線いくのですが、横に三人を実現するのはなかなか難しく一人が対面に座る必要が出てきそう。楕円の横側に座るのも変ですし座りたくもない。
結論、丸も楕円もちょっと無理。

そして行き着いたのがビーンズテーブル。豆型と言ってもいろいろな形がありますが、総じて楕円形よりも無理なく三人座れるような形状です。
結論、ビーンズテーブルから選ぶしか無い。

テーブルは飛騨産業の baguette life IB305B に決めた

そもそもビーンズのダイニングテーブル自体が世の中にそんなにありません。Google で「ビーンズ ダイニングテーブル」検索しても約 348,000 件という少なさです。

最終的にたどり着いたダイニングテーブルは飛騨産業の baguette life シリーズのビーンズテーブルでした。形状は本当の豆型 SN370WP (写真左)と、豆型っぽい IB305B (写真右)が展示されていました。ビーンズ型も捨てがたかったのですが、イスを三脚片側に並べることを前提として考えた場合、IB305B の方が都合が良さそうです。

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加えてもう一点、僕らにとって都合がよいことに、片側が直線的であるが故、もともとソファに対面設置しようと考えて要件にぴったりマッチすることがわかりました。もうテーブルは IB305B 一択なんじゃね?って感じでした。

まぁ実際ものが届いて設置してみると、イメージしてたとおり良い感じに収まりました。

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イスは飛騨産業の TUGUMI に決めた

イス選びは意外と決まるのが早かった。ダイニングセットなので一緒に展示してあるイスから概ね選ぶことになるわけだが、セットとして売られている baguette life シリーズのイスを選択せず、同じく飛騨産業の TUGUMI ブランドのイスに決めました。決めた理由はお尻のフィット感が最高で、座った瞬間にこれが良いと決まりました。

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おしりが一目惚れする飛騨の椅子ってのがウリ文句なわけですが、座り心地はマジ半端ない。まさに職人技。まぁ正直言うとこのイスを購入するのをきっかけに、どうしても一つ直さないといけない癖があって、ダイニングチェアの上でも僕は正座して座るんですよ。かれこれ 30 年ほどはそうして生きてきましたが、ここ数日正座するクセを徐々に直しつつ座っています。

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オーク材で注文するも虎斑で悩まされることに!

冒頭で述べた通り材質は無垢材でできればオーク材が良いと思っていました。この飛騨産業の家具も展示物はブナ材でした。色は塗装でオーク材っぽい色にもできるのですが、せっかくなので少々お高くなるがオーク材で注文しました。

この時点で僕らがイメージしていたオーク材は、自宅にある無印良品で買ったオーク材のテレビ台や棚の様相でしたが、実際ダイニングセットが納品され、同じオーク材とは思えない様相の違いに大いにショックを受けました。

一体全体何なんだ?この汚れというか傷というかよくわからない斑(まだら)模様は!?

光のあたり具合で見た目も変わるし、こりゃぁとんでもない不良品が届いてしまったもんだ! (◞‸ლ) と、とりあえず、早めに営業担当に連絡しないと!!

ってな感じで、奥さんに電話をしてもらいましたが、これが何かがわからないので、なかなか話が要領を得ない。

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紆余曲折あって、この斑模様が虎斑(とらふ)と言うもので上質なオーク材の証であることを知りました。「とらふ」って言葉を聞いても南海トラフしか思い浮かびませんし今まで一度も聞いたことはありません。しかも無印良品で買った家具にはオーク材でも虎斑なんて一つも入っていません。

なので届いたものがイメージと違うと奥さんは意気消沈。まぁ僕は本件については一日で気にもしなくなりましたが、正直行って虎斑の有り難みは今でも理解できていません。

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ちなみに虎斑とは何か?

昔から重宝されてきた模様で、オーク材など木材の表面に出る虎の模様のような杢目(もくめ)の一種で、マグロで言えば大トロの部分であり、湿気や乾燥にも強くて頑丈な部材である証であり、上質なオーク材である証。

ただ昨今は合板などを使った普及価格帯のテーブルが多いため、虎斑自体があまり知られておらず、貴重であり上質であることを知らず敬遠する人も多く、度々クレームとして上がることもあるそうです。

とりあえずソファとダイニングセットの新調は完了した

虎斑がぁーとか、家の照明だとソファの色が思ってたのとなんか違うーだとか、色々ありましたが、間違いなく買い替え前に比べてテーブルもソファもグレードが上がってるし、使い勝手も良くなってます。
少なくともダイニングセットも、当初求めていた要望は全部叶えることができていて、個人的には十分に満足しています。しかも色々勉強にもなってよかったじゃないの。

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ちなみに、これで現在の進捗は全 5 項目のうち 2 つ完了。まだまだ先は長いのです。

終了リビング10年以上使ったソファを新調
終了ダイニング10年以上使ったダイニングセットや収納棚を新調
検討六畳部屋共用の寝室から娘の一人部屋へ変更。机とベッドを購入
検討四畳半部屋共用物置スペースから親の部屋へ変更
検討各部屋のカーテン類最後に諸々イメージに合わせて新調

このダイニングセットには経年により、色味など味わい深くなっていくことを期待しています。
おしまい。

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