生まれて初めて新東名浜松いなさ IC で降りて観光してみた

今年の盆の帰省は行きも帰りも事故渋滞にハマりまくって大変な思いをしました。もう車で帰るのはやめようと何度も思いました。ほんと頼むから無茶な運転して事故は起こさないで欲しいものです。

特に往路が酷かった。東名と新東名が合流する三ヶ日 JC から音羽蒲郡まで事故渋滞、名古屋まで 3 時間以上の電光掲示板を見て、このまま進むと地獄を見ると思い初の高速途中下車を検討しました。途中下車して再度高速に乗ると割高になりますが時間をムダにする方が勿体なかったので正解だと思ってます。

どこで途中下車するか迷いましたが、なるべく名古屋方面に近づいておこうと思い浜丸近辺を観光することとしました。一旦浜松 PA に入って名所を検索。全然良さそうなところが見つからない・・・。後で父親に聞きましたが浜松には思ってたほど観光名所がないようです。とりあえず高速を降りたかったのし、涼しそうなので竜ヶ岩洞という鍾乳洞を診に行くことにしました。

浜松いなさ IC から大凡 15 分程度で目的地到着。地元の人気スポットらしく浜松ナンバーの車で賑わってました。

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竜ヶ岩洞はこんなところ

東海出身ですが一度も聞いたことありませんけどパワースポットとして何気に名所らしいです。
竜ヶ岩洞は2億5千万年前の石灰岩地帯に形成された総延長 1000m を越える東海地方最大級の観光鍾乳洞で、観光ルートはそのうちの 400m の部分です。落差 30m の地底大滝が他の鍾乳洞にはない見どころです。洞内は気温 18 ℃程度で夏に涼を楽しむにはもってこいの観光名所です。

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洞窟に入るといきなりコウモリがお出迎え。コキクガシラコウモリという種類で頭胴長が約 4cm、尾長が約 2cm、体重が約 6g で、関東でよる飛んでるコウモリの 2 倍程度大きいサイズです。

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気温 18 ℃と書いてあったので上着を持っていったのですが、全然半袖で大丈夫で涼しい程度です。それよか人で溢れかえっていたので気温はもうちょっと高かったような気がします。

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ワニの岩。自然のイタズラで出来上がったワニに似た岩です。
過去幾つか鍾乳洞を観てきましたが、こういうのは初めてです。確かに目もあるしワニに見えますね。

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びょうぶ岩。通路両側の石灰岩に、サンドイッチ状に挟まれていた輝緑凝灰岩が水に侵食されてできた狭くて深い裂け目状の通路です。
斜めった岩の隙間が洞窟感があってよかったです。個人的にはもうちょい狭いと面白いと思います。

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そして天女の鏡。ほんとに鏡のようでした。
ここを見る人々が発する言葉がだいたい同じでした。ひとりが「何故文字盤が逆なの?」と発すると、もうひとりがが「水に写った文字が正に映るのだよ」と言います。だいたいそんな感じ。
そう、この鍾乳洞は家族連れやカップルが多かったですね。

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黄金の大滝。世の中的には珍しい落差 30m の地底大滝です。ゆっくり見たいところなのですがお盆の時期など混みあうときには係員の人が立っていて、立ち止まらず前に進んで下さいと急がされます。下の写真は遠目から望遠で写真を撮影しましたが、滝近くでは撮影禁止。とにかく立ち止まらず先に進めと急かされて、皆さんちょっと不快な気持ちになってました。忙しなくせっかくの名所が台無しです。運営側はもうちょっと客商売というものを考えたほうが良いと思います。

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水神様。ただ単に水がたまった池みたいな場所ですが、ブルーにライトアップされていて幻想的です。

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とまぁ 30 分ほどかけて 400m の鍾乳洞コースを歩くわけですが、正直途中で飽きてきました。ぬぉぉぉ!と感動することもなく宇都宮の石切り場の方が全然地底観光スポットとしてはランクが上でした。
鍾乳洞そのものよりも、鍾乳洞出口に展示されている鍾乳洞発掘記の方が興味深かったです。調査隊が洞窟発見から 2 年以上かけて発掘したとのことです。泥を泳ぐようにして進んだとのことですが、ほんとようやります。住む世界が違いすぎ。いくら積まれても僕には無理です。

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実は洞窟すぐ隣の鮎のつかみ取りがおすすめ

鍾乳洞についた時 11:00 でした。思った以上に人で溢れかえっていたので込み合う前に食事しようと思い、直ぐ隣りの鮎のつかみ取りに行きました。
じつはこちらのほうが鍾乳洞よりも遥かに楽しかった。結構おすすめです。

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期待していたのは川をせきとめて放流された鮎のつかみ取りでしたが、整備された水場に放たれた鮎を掴むだけ。1 匹あたり 500 円で、掴んでも掴まなくても OK です。やる前は子供だましに見えますが大の大人も結構楽しめます。

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思った以上に鮎がすばしっこいので手でつかむのは至難の業。小さい子はタモですくってましたが、なんとか 6 匹を娘と手づかみして捕まえました。30 分くらいかかりました。

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捕まえた鮎を渡すと塩焼きにしてくれます。実際のところ次々と塩焼きされて配られるので、自分たちが捕まえた鮎とは違う鮎を食べることとなります。
炭火でじっくり焼かれているので、骨までバリバリと食べることができます。旨し!(๑´ڡ`๑)

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浜松のごく一部を回った似すぎませんが、まぁ正直言って浜松で降りることはもうないかな。

そんなこんなで 3 時間ほど時間を潰してから再び高速道路に戻りましたが、これまた違う事故渋滞にハマり、結局は音羽蒲郡から豊田あたりまでトロトロ運転でものっそい疲れました。

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