念願の高級プリメインアンプ Luxman L-507uX を購入したよ(購入許可を得るまでが大変編)

久々のオーディオオタク(通称オーオタ)のネタです。ε≡≡(*°∀°)
おそらくオーディオに興味が無い方には何らつまらない記事ですがあしからず。

ここ数ヶ月、長らく愛用してきたプリメインアンプ AU-α907NRA の音が随分と劣化してきたなぁ〜と思うことが多くなりました。押しが強くて明瞭で解像度が高く音場が広いこのアンプを随分と気に入って使ってきましたが、どうにもここ最近は障子の向こう側で聴いるかのように音の明瞭度が悪く、特に低音が混ざってしまうような解像度の劣化が気になって気になって仕方ありませんでした。

思えば、あれは確か1999年だったかなぁ・・・働き始めて数年でためたお金で購入した初めての高級プリメインアンプです。確か DENON のアンプを買いに行ったのにお店の人に勧められてサンスイのこのアンプすごいっすよって購入したわけですが、流石に15年も経てばコンデンサの劣化による音質低下は避けられません。そもそもコンデンサの寿命が10〜20年程度と言われてるので、今の音質劣化は必然なわけです。

DSC02625.jpg

思い入れが強かったアンプだったので、そろそろ元山水社員がやってるアクアオーディオラボって会社にオーバーホールに出すか、もしくは思い切って買い替えようかって考えるようになったのが今年初めくらい。

- スポンサーリンク -

どの選択肢をとるか悩みました

まぁ悩んでる時が一番楽しいわけですが、半年悩みました。(´ヘ`;)ウーム…
まずはオーバーホール出してファインチュニングする選択肢を考えたのですが、同じようなことを考える人は山ほどいるようで依頼しても数ヶ月かかるようです。費用的には4〜5万円程度。費用対効果は高いですが数ヶ月待つのは無理なので選択肢から外れます。

次に買い替えとなると結構お金がかかります。
この記事を書いてて自分自身オーオタの意味不明な思考丸出しだなぁ〜と思ってしまいますが、それなりのランクのアンプを購入してステップアップしないと美化された昔の音に負けてしまうんです。そうすると絶対に買い替えて損こいたって思うわけで、それが嫌なのです。
実際、ヨドバシアキバに何度も足を運んで試聴したわけですが、20万円クラスのアンプだと全然満足できないわけです。おまけに店員さんの40万円クラスのアンプに買い換えないと絶対後悔するぞ攻撃を何度も浴びせられます。

そうすっと40万円クラスのアンプが欲しくなるわけです。もはや不可抗力。

このクラスのアンプを買うとなると、もっとも障壁になるのは奥さんから購入許可を得ることです。仕事でいうところの取締役会での決議事項的なレベル。お小遣いが貯まったから購入すっぞって簡単な話じゃないのが難しいところ・・・なんです。加えて年俸制管理職になってから、不思議なことに年収がぐっと下がったのでOKを貰うのは並大抵の努力じゃ実現しません。

購入決裁の承認を得るまでにやったこと

1. 当たり前ですがまずは軍資金を貯める
僕はタバコもしないしお酒も飲みに行かないのでコツコツ貯めてるように見えるタイプですが、実は結構な頻度で散財してます。散財の度に大きな金額が抜けてく買い物をするタイプです。ここ最近で言えば ThinkPad8 を購入しました。良く考えたらちょっと前は高級ヘッドホンを買っちゃってました。まぁでも昔からためてたお金があるので何とかなります。

2. 余計な散財してないよアピール
これ大事。軍資金があっても散財しまくってると OK がもらえません。なので ThinkPad8 は売っぱらいました。軍資金を貯める目的と余計な散財してないよアピールです。おまけに Surface Pro2 が猛烈に欲しかった時期がありましたが、ぐっと我慢しました。Pro3 もぐっと我慢しました。まぁ思い返してみても十分散財してるのであまり効果がなかったですね。

3. 僕はアンプが欲しいんだよアピール
買い換えするぞと決めたら誰しも同じですが雑誌で品定めします。オーディオ雑誌がここ最近増えたなぁと思わせるようジワジワと攻撃します。寝る前に読んだり休日に読んだり、欲しいアンプのページを開けっぱなしにして仕事に行ってみたりと、努力するわけです。たぶん結構効いたと思う。少なくとも欲しいんだなってのは気がついてもらえてました。

4. ここ最近アンプの音が調子悪いよねアピール
まぁこれはほぼ全くと言っていいほど効果がなかったわけですが、度々、なんか音悪くなったよねー的なサムシングを呟いてみる。その都度、ちゃんと聞こえるよって言葉が返ってきますが諦めてはダメです。心が折れてもダメです。怒られない程度に度々つぶやくのがポイントです。

機嫌が良さそうなときを見計らって伝える&交換条件。

まぁそんな努力を半年ほど続けた後に、機嫌が良さそうなときを見計らって「実はアンプを買い換えようと思うんだけど・・・これなんかどう?」って伝えます。奥さんはデザイン重視なので比較対象のアンプも見せつつ、これなんかと比べるとデザインもいいじゃん?的なアピール。

そして OK を貰うために重要なのが、代わりに欲求をなんでも1つ叶えるからさ。っていう交換条件。今回の交換条件は予てから言われていた「ディズニーオフィシャルホテルへ宿泊してディズニーシーへ行くこと」って条件。遊園地へ行くのが超面倒なタイプで1年に1度行くのが限界的な人間なので、この条件を飲むのは我が家的には結構なことなので交換条件として成り立つわけです。
出費につぐ出費ですが、ディズニーへ行くのは家計費なので僕の懐的には大丈夫。

購入許可がやっと降りた!

そんなわけで、無事にプリメインアンプの購入承認がおりました!
もう涙なしには語れない 。・゚・(ノ∀`)・゚・。

今回購入したのは、ラックスマンの L-507uX っていうプリメインアンプです。
なぜこのアンプを選んだのか?音質は改善されたのか?価格.com最安値よりはるかに安いお店があるよ! は次のエントリにて!
以上、家系を握る奥さんから購入許可を得るまでの実体験物語でした。

- スポンサーリンク -

関連する記事&スポンサーリンク