ONKYO 2.1ch ホームシアター BASE-V20HDX 試用レポート(その1)

アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)さん経由で ONKYO 2.1ch ホームシアター BASE-V20HDX のモニターキャンペーンに当選しました。一昔前に自称オーディオマニアだった経歴を持つ僕のお題目は DVD と ブルーレイの聞き比べです。全3回ほどにわたってレビューをしていきたいと思います。
※参考 : 「ONKYO 2.1chホームシアターパッケージ」モニターキャンペーン|モニター情報|ブログ|Agile Media Network

本当は BASE-V30HDX のモニターを希望していたのですが、残念ながら BASE-V20HDX になってしまいました。まぁそれでもモニターさせていただけるだけありがたいというものです。

さて、第1回目のレビューは設置編です。まず結論から。あれこれ設置を検討しましたが、場所の関係上で最終的にこのような配置になりました。音響環境としては宜しくない設置方法です。

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真上から見た場合で図解するとこんな感じです。左右のスピーカーが近いため、サラウンドを感じるためのリスニングポイントはかなり限定されてしまいます。できればデッキは場所に起きたいのですが、ウーファーの上以外に設置箇所が見つかりません。オーディオマニア的にはあり得ない設置方法だけど、六畳一間と狭い環境下では致し方ない。

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結果的にこのような設置になったわけですが、実はこの環境を作るにも結構大変だったんです。何しろ部屋が狭い。配置的にどかせないモノばかり。ピュアオーディオと同じ部屋ってのが、そもそも無理がありますよね。

今週半ば、出社中にモニター機が配達されました。あまりにでかい荷物が届いたので、かみさんは、「これウチのじゃありません・・・」と伝えてしまったようです。まぁ無事に荷物を受け取ってくれたようで、帰宅すると玄関に巨大な荷物が置いてありました。ホームシアターが配達されると伝えておいたモノの、想定していた大きさがあまりに違い戸惑ったようです。

うん。確かにでかい。帰宅後22:00からセッティングを開始しましたが、まさかの想定外の大きさでした。ある意味 BASE-V20HDX でまだよかった・・・と思いました。

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AMN さんからのメッセージがかかれた封書が同梱されていました。モニターとしてしっかりとレビューさせていただきます。感じたことを正直に書くスタンスは変えていないので、辛口レビューになるかもしれません。 (´ー`)y─┛~~

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梱包されていたモノを全て取り出します。ウーファーとアンプが思ったより大きいです。改めて説明書で寸法を確認してみます。ウーファーとアンプ(AVセンター)は 30cm オーバーなので、小さな部屋では、それなりに大きく感じることと思います。

AVセンター: W205×H116×D326mm
フロントスピーカー: W101×H175×D113mm
サブウーファー: W201×H297×D347mm

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次に吸振材(専門用語?ならインシュレータ)をスピーカーに貼り付けます。貼り付けるという時点で違和感を感じると思いますが、まぁ気休め程度のものと感じます。コルク素材です。滑り止めと考えた方が的確でしょう。
ウーファーの方は約 2mm 程度。スピーカーの方は約 1mm 程度のコルクです。ウーファーはある程度は、低音振動を吸収してくれるかもしれませんが、なにしろ設置場所が棚の上(つまり真下は空洞になってるという意味で)と激悪環境なので、そもそもこの環境ではあまり意味はなさそうです。

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次にスピーカーと AV センターをケーブルで接続します。ケーブルは種類によって本当に音質が変わる重要な部分と経験上感じています。同梱されているケーブルは残念ながら 1mm 程度の細い一般的な銅線ケーブル。結構貧弱です。ピュアオーディオ以外のパッケージ製品ほぼ全てに対して言えるのですが、ケーブルをもうちょっと良くするだけで音質が向上するはず!もうちょこっとケーブルには拘って欲しいなぁ〜と思います。
※蛇足だが、電源部分の変更による音質変化は、僕にはあまり違いがわからない。オーマニ世界の謎の1つですよね。

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最後にインタフェース部分。AVセンターとしては標準的なのかも知れませんが、ピュアオーディ界に属していた自分からすると、入力インタフェースの数の多さにビックリさせられます。入出力が多いと言うことはノイズ混入が気になるところですが、フラッグシップモデルで開発されたテクノロジーの数々を惜しみなく投入し、高級素材を用いた高剛性ボディに加えて、回路基板の取付け方法にも工夫を凝らすことで、ピュアオーディオに負けない設計をしているとのことなので、音も十分楽しめそうです。

HDMI端子: 入力×3、出力×1(ver.1.4)
音声入力端子: デジタル×3(光×2、同軸×1)、アナログ×2
音声出力端子: サブウーファープリアウト×1
スピーカー出力端子:x 6
ヘッドホン端子:x 1
RI端子:x 1

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最後にまとめ。想像していたより大きかった筐体を、狭い六畳一間にピュアオーディオデッキと併用して設置するには多少無理がありましたが、なんとかリスニングポイントを作りました。

次回以降はいよいよ実際に DVD とブルーレイを再生してのレビューをお届けすることとします。

□ ONKYO の製品情報

オーディオ&ビジュアル製品情報:2.1chホームシアターパッケージ>BASE-V20HDX(B)
オーディオ&ビジュアル製品情報:フィロソフィー>ホームシアターパッケージ

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