春の味を楽しむ - 土筆のかき揚げの作り方

今年に入って二回目の土筆料理です。毎年のようにワンテンポ遅れてしょぼしょぼになった土筆しかとれていなかったので、今年は二月半ばから毎週末のウォーキング時にあぜ道を注視していました。

一度目は二月末に採取。一時暖かくなったときに間違えて生えてきたのだと思います。その後もう一度寒くなって天候も悪く今日に至ります。今日は絶好の土筆採取日より。子どもと一緒にウォーキングがてら土筆取りに行ってきました。思いの外、沢山収穫できました。老夫婦に何採ってるんですかぁ〜と話しかけられましたが、どうも関東の方では土筆を食べる習慣はあまりないらしいです。(かみさん談)
子どもの頃は、春になると相当な勢いで土筆を食べていたんですけど・・・そんなもんでしょうか?

土筆(つくし)の卵とじを作ってしまうと、食べるのが僕と娘だけになってしまうので、今回は趣向を変えてかき揚げにしてみることにしました。今回の土筆は若くて生きの良いヤツだけを採ってきたので旨いこと必至です。

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土筆の苦みがきいてて大人の味です。おこちゃまには、ちょいと刺激が強いようです。ビールに良く合います!

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春の味を楽しむ - 土筆のかき揚げの作り方(レシピ)

材料
土筆: 適量
シーフードミックス: 適量
にんじん細切り: 1/2本分を 3mm 角で細切りにする
ネギの輪切り: 1本分を 3mm 程度で輪切り

調味料
天ぷら粉: 適量 (※なければ、小麦粉100g、マヨネーズ大さじ2、冷水150cc の配分で代用できます)
塩、胡椒: 少々

作り方(レシピ)

  1. まずは土筆(つくし)の袴(はかま)をひたすらむいて、良く水洗いしたら3時間ほど水にさらす。その後良く水を切っておく。
  2. かき揚げの具の下ごしらえ。適当に食べたいものを切りそろえる。今回はにんじんとネギ。食べやすいように人参を 3mm 角程度で細切りに、ネギは 3mm 程度で輪切りにする。
  3. ボールでといた天ぷら粉に材料を全てぶちこんでよく混ぜる。天ぷら粉は多すぎると、仕上がりがもっさり&べちゃべちゃになるし、少なすぎるとバラバラになるので、多すぎず少なすぎず全体に満遍なく衣が付く程度という感じで。
  4. 170℃の新鮮なサラダ油にお玉などを使ってタネを落とし、バラバラにならないようまとめるようにして3分程度揚げる。
  5. しっかり油をきって、塩と胡椒をさっと振りかけて完成!熱々の内にいただきます!

ポイントは一度に多くの分量を揚げすぎず、お玉一杯分くらいを揚げると良いと思います。ポン酢や天ぷら醤油で頂く方法もありますが、やはりここは、シンプルに旨い塩と胡椒で、ほんのり苦い土筆の頭の香りを楽しみたいところです。土筆独特の臭みもかき揚げにすると随分と軽減されて、煮浸しは苦手だけどぉ・・・って方でも美味しく召し上げることができると思います。

今回は天ぷら粉がなかったので、小麦粉+マヨネーズ+冷水を衣にしました。この組み合わせでサックサクに仕上がる秘密は、「”カラッとさくさく”天ぷら篇|マヨネーズの裏ワザレシピ|とっておきレシピ|キユーピー」をどうぞ。

ちなみに、僕が毎年採っている土筆ポイントはここです。さいたま市七里周辺では、この辺りしかポイントを知りません。


より大きな地図で 土筆ポイント を表示

土筆を採ると毎回辛いのが袴の処理。今回は量も多かったので80分かかりました・・・。・゚・(ノ∀`)・゚・。
素手でやると、アクが手にこびりついてとないので、薄手のゴム手袋をはめて処理します。

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分量が多かったので、残ったつくしはお馴染みの煮浸しにしました。僕はコレが好きなんですよ。

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でも、どちらか1つだけって言われたらかき揚げの方が旨味は遙かに上ですね。生まれて初めて土筆のかき揚げを食べましたが、これはホントに旨いです。これからの春を味わう定番の1つにします。

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