Vista 上の Firefox で既定のフォントの設定値が起動毎にクリアされる件について

僕の使っている Firefox はどこかいかれているらしです。

Firefox1.5 からアップデートで使い続けてきたからでしょうか?何故こうなったかはわからないのですが、既定のフォントの項目をいくら設定しても再起動するたびに初期化されてしまいます。そういえば Vista にしてからのような気がします。メイリオフォントが結構好きなので設定を毎回変更していたのですが、いい加減うざくなってきたので原因を特定してみることにしました。

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ちょっとぐぐってみて過去に見つけることができなかった情報に辿り着きました。関係がありそうです。

C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\ランダム文字列.default\pref.js
が Firefox のオプションの設定値を保持しているファイルらしいです。取りあえずこのファイルのなかみを見てみます。ユーザ名、ランダム文字列の部分はご自分のものに置き換えて読んで下さい。

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エディタで開いてみるとどうやらファイルは UTF8 で記述されているようですが、開くときに文字コードが特定できないとアラートがでてしまいます。どうもファイル内で文字化けが発生しているようです。案の定、既定のフォントの部分が文字化けしています。

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pref.js を直接編集してメイリオに書き換えて保存。取りあえずこれでメイリオフォントが既定のフォントになるはずなのだが・・・

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Firefox を再起動してみます。相変わらずダメ。既定のフォントが空欄のまま。Firefox を終了させて pref.js を再度開いてみるとまた文字化けた文字列が入っている・・・

もうちょい調べてみる。どうやら user.js が本当のデフォルトの既定のフォント情報を保持している模様。

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原因がわかりました。user.js が EUC で作成されています。pref.js を試しに EUC で強制的に読込直してみると、フォント情報は EUC の文字列となっていました。つまり user.js で既定のフォントとしてメイリオを指定して UTF8 で保存すればOKなはず。

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ビンゴ! 正解でした。これで Firefox を再起動(≒Vista の再起動)するたびに既定のフォントを指定し直す必要もなくなり快適になりました。(≧∇≦)b

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