国立科学博物館に行ってきました

10月9日、午前4時30分・・・お弁当を作るための目覚ましがなるも雨天・・・ (;´Д⊂)

子どもの運動会が予定されていましたが、あいにくの雨なので開催延期。10 日も雨予報なので運動会は晴れ予報の 11 日まで延期です。前日から母親が田舎から上京してきていたのですが、予定が大幅に崩れました。

というわけで丸二日間の予定が急遽空いてしまってやることがありません。
どこかへ行こうとホテルを探すも、当たり前ですが三連休なので空き部屋はどこもありません。仕方がないので近場で屋内で遊べる・・・って条件で遊ぶところを探してみたところ、上野の国立科学博物館の恐竜の化石でも観に行こうか・・・という話でまとまりました。

結論からすると、入場料 600 円であれだけ遊べる場所も珍しいと言うくらい良かった。国立恐るべしっ!

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雨天なのか 10 時に入館したのにもの凄い人で賑わっていました。常設展として日本館、地球館で以下の展示物を楽しむことができます。あまりに広すぎて僕たちは地球館しか見ることができませんでしたが、地球館についていろいろご紹介していきたいと思います。

地球館3F  [大地を駆ける生命 / たんけん広場-発見の森]

−力強く生きる哺乳類と鳥類をみる−
地球環境の豊かさの証として、さまざまな哺乳類と鳥類の存在があります。ここでは、力強く生きていたときの彼らの姿が、剥製となって今もその魅力をたたえています。

感想>これだけの質と量の剥製を見ることができるのはここくらいじゃないでしょうか。非常に手が行き届いていてまさに生きているようです。ヒグマがめちゃくちゃ大きくて印象的でした。

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−発見の森−
雑木林の自然が再現されています。巣の中や落ち葉の下をのぞいたり、川原の石や地層を見て、ふだん気づかない自然の不思議を発見してみましょう。

感想>子どもが喜ぶような仕掛け満載です。紙でつくる種の模型に大喜びでしたが、全体のボリューム感からすると、パパッと見る感じで先に進むのが良いと思います。

地球館2F [科学と技術の歩み / たんけん広場-身近な科学]

−私たちは考え、手を使い、創ってきた−
江戸時代以降の科学技術が、日本固有の文化に根ざしつつ、外国の文化を受けいれながら発展してきた歩みを紹介します。

感想>子どもにはちと早すぎたようです。ロケットのエンジンやらなんやら見ることができます。ここは対象年齢=小学生高学年以上っていった感じです。この手の展示物に興味なしのうちらは、ちょっと眺めて通り過ぎただけでした。

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−身近な科学−
音、光、力、運動、電気、磁気など私たちの身の回りで起こっている物理現象を体感し、実験することができます。身近な科学の謎に挑戦してみましょう。

感想>体験できる科学です。ここは子どもに大人気スポットです。そして大人も十分楽しめます。子連れファミリーならば、ここで費やす時間はそれなりにみておいた方が正解だと思います。体感系の展示物は結構並びますのでお早めの入館をおすすめします。

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地球M2F [科学技術の偉人たち]

−日本の科学者技術者−
これからの日本を担っていく青少年のみなさんに、我が国の科学者・技術者をもっと身近に感じていただけるよう、「日本の科学者技術者展シリーズ」等の企画展で紹介してきた科学者・技術者の肖像(レリーフ)を展示しています。

感想>子ども素通りです。偉人の顔が並んでいてもね・・・展示物と言うことすら認識されませんでした・・・(;^_^A

地球館1F [地球の多様な生き物たち]

−みんな、かかわりあって生きている−
多くの種に分かれて進化してきた生物たちが、さまざまな環境に適応し、独自の形態や生活様式を持ちながらお互いに深くかかわりあって生きている姿を紹介します。

感想>現存する動物たちの剥製が数多く展示されています。昆虫から動物、植物まで。個人的にはシーラカンスの剥製とクワガタの剥製に萌えました。子どもは顔よりも大きな松ぼっくりの実に驚いてました。

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地球館B1F [地球環境の変動と生物の進化 -恐竜の謎を探る-]

−恐竜の謎を探る−
大昔に絶滅した恐竜は、いつ地球上に登場したのか、子孫はいないのか。その謎はつきません。恐竜に新しいイメージをもたらした最新の研究過程を世界の研究者の声で紹介します。

感想>個人的にはココが一番萌えました。恐竜やっぱり格好いいですね。ティラノサウルスとギガントサウルスの歯の形状の違いとかもじっくり観察することができます。地球史上最も硬い頭骨をもつパキケファロサウルスも展示されていました。頭骨を触ることもできます。萌えますね。恐竜好きな子どもも思いっきり楽しむことができる場所です。

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地球館B2F [地球環境の変動と生物の進化 -誕生と絶滅の不思議-]

−誕生と絶滅の不思議−
約40億年前に誕生した生命は、大きく変動する地球環境の中で誕生と絶滅を繰り返して進化を遂げてきました。恐竜の絶滅後に大発展した哺乳類の中から人類が生まれ、世界中に広がりました。その進化の道のりをたどります。

感想>旧人類を見ることができます。子どもとほぼ同じ身長です。人類のルーツを教えるのにぴったりの場所です。頭蓋骨の形から昔の人は脳みそが少なかったってことは覚えてもらえたようです。ここらへんで気がついたのですが、個人的な興味度合いからしてB3Fから順に上に上がっていく感じで見ていった方がよかったかもしれません。

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地球館B3F [宇宙・物質・法則 / 科博の活動]

−自然“しくみ”を探る−
広大な宇宙、それを構成する物質、これらを支配する物理法則を知ることは、すべての科学的認識の基礎です。私たちの視野を広げ、自然観を変えてきた自然探求の成果を紹介します。

感想>以外にも星々や分子構造の模型に興味を示していました。大人は疲労困憊状態で展示物にあまり目がいきませんでした・・・。

−標本資料を集め、研究し、社会に還元する−
自然科学の基盤を支えているとともに、人々の科学に対する関心を高め、理解を深めていただくため、国立科学博物館が行っているさまざまな活動について紹介します。


紹介が遅れたのですが、入館したら一番最初に観ておいた方が良いのが全球型映像施設シアター36○です。科学博物館の中で一番混み合う展示物です。「シアター36○」とは、2005年「愛・地球博」の長久手日本館で人気を博した「地球の部屋」が国立科学博物館に移設されたものです。直径12.8 m のドームの内側すべてがスクリーンになっていて、その中のブリッジに立って360°全方位に映し出される映像を楽しみます。独特の浮遊感で乗り物酔いを感じる人もいるようです。

10月は、「マントルと地球の変動−驚異の地球内部−」&「宇宙137億年の旅−すべては星から生まれた−」がテーマでした。最新の映像技術はここまでキタかって思わせてくれる映像です。素晴らしいっ!

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地球館だけで4時間みっちり時間を費やしました。ちなみに万歩計で測定したところ地球館だけで1万歩でした。ウォーキングという観点でもなかなかの運動量です。一日で全館見ることは体力的にも不可能なボリュームだったので、また改めて日本館を楽しみに行きたいと思います。

そして以外と盲点なのが昼食のタイミングです。11時くらいに食べに行った方が良いです。
レストランは1つしかないので昼時は1時間待ち状態。そして売店で販売しているお弁当類はお昼時には売り切れ。仕方がないので売れ残っていた甘いパンケーキが昼食代わりになりました。あらかじめお弁当を持ってくるのが一番頭がよいと思いました。

その他、館内ではいろいろな催し物が開催されていて、子ども的に一番楽しんでくれたのは万華鏡作りでした。150 円でこんな小さな万華鏡を作ることができました。大人も体験しましたがこれは楽しかったですね。作った万華鏡は宝物だそうです。

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運動会は延期になってしまいましたが、逆に国立博物館にくるきっかけになって結果よかったです。
そして運動会も無事に昨日11日に開催され無事に一台行事を終えることができました。

国立博物館の公式サイトはこちら。http://www.kahaku.go.jp/index.php

おしまい。

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