Internet Explorer のイメージツールバーを無効化する meta タグ

恥ずかしながら Windows Vista に乗り換えてから１年ほど経つので Internet Explorer 6 (IE6) のイメージツールバーって存在を忘れていました。というか見たことはあっても名前で言われても何なのかわかりません。しかものイメージツールバーを無効化する方法も知りませんでした。

イメージツールバーってのは Internet Explorer 6 (IE6) 上で表示されている画像にでてくるコイツのことです。

この左端と右端のヤツ。原寸サイズでみるとこいつらのことです。こいつらはイメージツールバーっていうらしいです。

このイメージツールバーってのは IE6 にのみ実装されているある意味邪魔者で IE7 にはしっかりと機能削除されているヤツなんですが、200 x 200 ピクセル以上の画像を表示する際に表示されます。画像の保存、印刷、メール添付のほか、マイピクチャフォルダを開くことができます。また画像が画面に入りきらないほど大きいときはサイズの拡大縮小ボタンが表示されます。

さて今やってる案件で動作確認をしている際にクライアントから何か変なのが表示されるから消して欲しいと言われまして Vista 使ってる自分にとっては何を言っているか初めわかりませんでした。そう言えば XP で IE6 使ってるときにでていたなぁ～と。

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で、コイツの消し方ですが、もちろんクライアントの IE6 側のインターネットオプションの詳細設定でイメージツールバーの設定をオフにすることもできるのですがこれは html 作る側としての回答としては正しくない。

正解は HTML の meta タグを使ってイメージツールバーをオフにする方法ですね。MS のサイトの
Internet Explorer ホーム＞イメージツールバーのカスタマイズ
に情報があります。以下引用です。

HTML タグを使ってイメージツールバーをオフにする

コンテンツ作成者の場合は、Web ページの画像別に、またはすべての画像に対してイメージツールバーを簡単にオフにすることができます。特定の HTML 構文を使用して、<img> タグを使用するエレメントのみをオフにすることができます。これは <embed> や <object> などの他のグラフィックタグやファイルタイプに影響しません。

Web ページの個別の画像に対してイメージツールバーの機能をオフにするには、その画像に以下の <img> 構文を使用します。

Web ページのすべての画像に対してイメージツールバーの機能をオフにするには、Web ページに以下の <meta> 構文を追加します。

Web ページのすべての画像に対してイメージツールバーの機能をオフにした場合には、以下の <img> 構文を使用して galleryimg 属性を "yes" または "true" に設定することで、機能を画像ごとにオンにできます。

※ 属性 galleryimg="yes" と画像マッピング (usemap または ismap) を同時に使用すると、属性 galleryimg="yes" によってマッピング属性が上書きされて、メニューがオンになります。

さて、ここで meta タグのことが非常に気になりました。知らない meta タグが山ほどありそうです。と言うわけで次回エントリで meta タグについていろいろ調べてみて紹介してみたいと思います。それにしても画面キャプチャ撮るためだけに奥さんの PC を使ってうんぬんは面倒だ・・・持ってる XP 引っ張り出して VM でも作るかな・・・。

とりあえず書籍としてはこの辺が参考になると思います。