今日でこち亀も完結!40周年の集大成となる『こち亀展』に行ってきました

子供の頃から毎週欠かさず読んできた、こちら葛飾区亀有公園前派出所、通称こち亀が遂に今週で完結してしまった。自分が生きてる間は連載が続くだろうと勝手に思い込んでいたのですが、いきなり今週で完結ということで非常に残念で仕方がない。

僕の年齢が 43 歳なので、40 周年ということは僕が 3 際の頃から連載してるわけで、流石に初期の頃のこち亀はリアルタイムでは読めてない。ジャンプを買い始めたのは小学生高学年の頃からだと記憶しているので、僕の場合はリアルタイム購読年数は約 30 年になるわけか。まぁそれでも十分長いな。

リアルタイムではないにしろ全話読むくらいは当然制覇してるこち亀ファンとしては、やはり 40 周年の集大成として企画された『こち亀展』くらいは行っておかねばなるまい。

そんなわけで最終話を読んだ後に、日本橋高島屋で 9/14 から 9/26 まで開催されている『こち亀展』に行ってまいりました。結論から書いておくとファンなら行かなきゃ損です!

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まずはこち亀展情報から

残念ながら今回のイベント会場は東京日本橋高島屋です。関東近辺の人しか足を運びづらいですがご安心を。公式サイトによれば、2016 年 12 月中旬以降には大阪でも開催され、その後は全国各地を順に巡るらしいです。

開場日本橋高島屋 8 階
入場料一般 800 円、大学・高校生 600 円、中学生以下無料
チケット招待券を除き当日券のみ
入場時間10:30 - 19:30
その他会場内での写真・ビデオ撮影・録音は原則禁止、一部エリアのみ写真撮影可

ちなみに高島屋のホームページに 100 円の割引券があります。こちらをクリックしてスマホの画面を見せると 100 円引きになります。

朝一番に行かないとめちゃくちゃ並びます

正直、こち亀の人気をなめてました。まぁ三連休初日ということもあるかとは思うのですが、10:40 頃にエスカレータを上がり高島屋 8F に到着したのですが、既に長蛇の列。これ、全部当日券を購入する列なんです。もっとも招待券を持っている人以外は当日券を買う以外の選択肢がないので、ほぼ全員列に並ぶことになるかと。

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10:30 開店と同時に入場するのが正解

日本橋高島屋は 10:30 開店です。開店前に現地に足を運べば列に並ぶことなく入場可能かと思われます。が、列に並ばなくても良いことが重要なのではありません。
混んでくると十分に展示物を十分に観ることさえ難しくなるほど混雑するため、人が一番少ない時間帯に入場することが重要なのです。開店 10 分後に現地入りした僕の場合、チケットを購入して入場するまでに 35 分かかりました。会場は人で溢れかえっていて原画をじっくり舐めるように見るのは不可能でした。

ちなみに 10:30 に現地入り出来ない場合は、エレベータなどでいきなり 8F に行っても無駄です。階段で 1 階から上がっていくのが正解。おおよそ 3F のところまで列が続いてるので、8F に上がっても最後尾にたどり着くまで下に下に下る必要がありました。

会場内は一部エリアを除き撮影禁止

美術館と同じで一番見応えがあった原画などは全て撮影禁止。一部エリアのみ撮影可能でした。なので入場する前の両さんパネルなどはしっかり記念撮影しておいたほうが良いでしょう。もっとも人が多いので撮影タイミングを得るのが非常に難しかったです。

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こちらは、こち亀版読売新聞。グッズコーナーにて 324 円で販売されています。まぁ僕は新聞はいらないかなーと思って買いませんでした。

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こち亀展の見どころ

見どころを思った展示物は全て撮影禁止エリアのものばかりなので言葉でしか表現できないわけですが、これは見に来て正解だわー思う展示物は、ざっと 4 点ほどありました。

1つめは何と言っても迫力ある原画。ここ最近はスマホのジャンプ+で漫画を読むようになってしまいましたが、列に並んでるときに後ろの人が紙面版ジャンプを読んでましたが、やはり紙面版の方が大きくて迫力もあるなぁーと思いました。でも、その紙面版よりも遥かに生原画は迫力満点でした。そして原画を見てて気が付きました。ホワイト修正が非常に少ないんです。秋元先生スゴイ!

2つめは 59 巻ででてくるお化け煙突の模型。見る場所によって確かに煙突の本数が変わりました。煙突の本数は 4 本なのですが、見る場所によって本当に 1 本、2 本、3 本、4 本と本数が変わりました。地味に感動。

3つめは神田明神にも奉納されたこち亀絵巻。全長 8m にもわたる絵巻の実物を目にすることが出来ます。ただ長すぎるためか 1/3 ほどは巻いたままになっていました。原画コピーがその近くに貼ってあったので、巻いてある部分はそちらでじっくりと観ました。また厳かに執り行われた神田明神への奉納もビデオ上映されてるので、足を止めて観ていくとよいでしょう。なんとこの絵巻、完成するまで半年もかかったそうです。連載しながらこんな作品を描きあげるなんて超人過ぎます。

4つめはこち亀展でしか観ることが出来ない完全書き下ろしの 1 話『想い出』。いやぁこれが最終話でもいいんじゃない?って感じのいい話でした。ジャンプでもコミックスでも読めない展示会限定のストーリーとのことなので、この 1 話を読むためだけにきても良いくらいのストーリーでした。出口付近の原画がこの書下ろしなので、人が混んで見落とさないように注意しましょう。

撮影許可エリアで撮影した写真たち

撮影可能なエリアで、みんな鬼のように撮影しまくってました。なんか脚立まで持ち込んで、でっかい一眼で写真撮りまくってる人もいましたが、流石にあれはアカン。

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撮影可能エリアの展示物は、どれもバカでかくて迫力があります。

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連載が長期になると、どの先生も絵柄がだいぶ変わります。こち亀の場合、個人的には 20-40 巻あたりの絵柄が迫力があって好きです。今の絵柄は随分とアニメっぽくなったものだなぁーと思います。

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こち亀の歴史。ちょいちょい旬のネタがストーリーに絡んでくるのが好きでした。

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4 年に一度、オリンピック開催時にしか現れない男、日暮熟睡男のコーナー。布団めくるとその年のストーリーが紹介される仕掛けです。ちなみに今年の日暮らしは週刊ジャンプ本誌には登場してなくて、増刊・こち亀ジャンプに登場しました。今ならまだコンビニに在庫があるはずです。見落とした人は急げっ!

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こちらが両さんの借金額。どうやって計算したのか不明ですが -1633 兆円だとか。やばいっすね。www

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その他撮影した写真でいくつか良さそうな物をピックアップ。撮影ポイントが限られてるので、ネットには同じような写真が溢れかえってることかと思いますが。www

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グッズを先に買いに行くのも正解かも

10:30 一番手の組で入場できなかった場合、グッズを先に買いに行くのが正解かもしれません。というのも一日の在庫数が決まっているのか、僕がグッズコーナーに足を踏み入れたのは 11:30 頃だったのですが、すでに一部グッズは売り切れていました。特に一番欲しかった 1,000 円の原画コピーは、お化け煙突だけが売り切れてました。扇子も売り切れてたのですが、聞いたら在庫補充してくれたので買うことが出来ました。

どうやら 5,000 円以上買うと入場券がプレゼントされるようです。会場でアナウンスしてたようですが、人が多すぎでざわざわしてて全然聞き取ることができなかったのですが、帰りがけツイートしてる人の情報で知りました。不幸にも僕の場合はレジの人が忘れてたようで、入場券を貰い損ねてしまいました。

人にもみくちゃにされながら、なんとかゲットした限定グッズたち。まぁ普段なら絶対買わないのですが、今日が完結日ですからね。財布の紐が緩んでしまっても仕方がない。

こちら娘へのプレゼント。キティーちゃんの眉毛が両さん仕様です。喜んでもらえてよかった。

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これは自分用。今年の夏は通勤中に扇子をよく使っていたので壊れてしまったため、来年に向けた買い替えってことで。

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これは自分用と、いつもさくらんぼとか送ってくれる友人へのプレゼント。こち亀好きなので多分気に入ってくれると思う。

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そして最後に、こち亀 200 巻。当然 40周年記念特装版です。通常コミックの場合は 10 話のところ、こち亀 200 巻だけは 21 話も収録されています。こち亀超書を観るとわかるのだが、実は 191 巻から収録数が徐々に増えていってるんです。どうしても 201 巻にしたくなかったんだろうなぁーと思いました。

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特装版を買い逃したら死ぬほど後悔するほど、付属のこち亀超書がすばらしく良いです。僕の記憶にある範囲の登場キャラクターは全て掲載されてました。芋頭巡査なんてよほどの初期ファンじゃないと覚えてねーよなーとかニヤニヤしながら最後まで読み切りました。

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最後に紹介するのは 1,000 円以上グッズを買うと、先着 1 万名にプレゼントされる『こち亀展オリジナル200巻コミックスカバー』。個人的には初期メンバーだけのこちらのカバーのほうが 200 巻相応しいのでは?と思ってます。

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最初に結論を書きましたが、めちゃくちゃ混んでますが、ファンなら観ておかないと一生後悔すると思う。
終わっちゃう前に是非足を運んでみよう!

おしまい。

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