モニター生活3日間後、P8 lite と連携して TalkBand B2 を使ってみた感想

ファーウェイの P8 lite と TalkBand B2 のモニター生活を始めてから3日間が経ちました。前回は P8 lite についてしか話さなかったので、今回は TalkBand B2 についてレビューしていきます。

そもそも今回のモニターに応募した一番の目的は、毎年寝不足がちな夏の熟睡度の計測と週末の運動の可視化を TalkBand B2 で試してみたいと思ったことです。とりあえず貰ってから丸3日間、お風呂以外は付けっぱなしにして生活してみました。

現時点での使い勝手の結論は「スマートウォッチで活動量を計測するって楽しいかも!」です。

腕時計はその昔入社したての頃ははめていましたが、ここ 10 年以上身につけたことがありません。理由は単純明快で、腕に何かついてると接着面に汗をかくし、何か余計なものが付いてる感がすごく嫌だからです。同じ理由でウェアラブル系も極力避けてきました。

実際に3日間 TalkBand B2 を腕にはめて生活してみると、案の定かなり鬱陶しいです。汗かきな体なので思ってたとおり接着面に汗をかきます。
が、その鬱陶しさに余りある楽しさがあります。その辺を中心に TalkBand B2 レビューを書いていきます。

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ブロガーイベント振り返り

まずはブロガーイベントを振り返ってみます。すでに随分と記憶が怪しくなってきているので覚えているポイントだけまとめてみます。

モデルは3色。ブラック、ホワイト、ゴールドが用意されていますが、ゴールドだけ特別版でバンドが本革レザーバンドで価格も 4000 円ほど高くなっています。

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内蔵されているセンサー類は加速度+6軸ジャイロ。
7つのセンサーにより、「歩く」だけでなく「走る、自転車に乗る、階段の昇降、睡眠」などの活動を正確に計測できるとのことです。さらにどういうアルゴリズムで計測しているかわかりませんが、睡眠の量や深さなども自動計測できるとのことです。

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そして TalkBand B2 の目玉であろう機能としてのハンズフリー通話機能。
本機の特徴は2つのマイクを使ったノイズキャンセルシステムの搭載と高品質スピーカーによるクリアな通話とのことです。

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イベント参加者に配布された TalkBand B2 、こちらも P8 lite 同様に色はランダムです。辺りな人はゴールドをゲットしていました。羨ましい限りです。僕にはホワイトが入ってました。色黒な肌だしコジャレた感じの色なので、会社では最も似合わない色にあたっちゃいましたね・・・とお褒めのお言葉を頂いたほどです。

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TalkBand B2 のスペック

TalkBand B2 のスペックを見てみますと以下のとおりです。本機を分類するなら通話機能とスマホとの通信機能を具備するため活動量計ではなくスマートウェオッチの部類に入ると思われます。ただしディスプレイを持っていながらも Apple watch のようなリッチなコンテンツを扱うことはできません。

サイズ250 x 20 x 12mm
重さ33g
対応OSAndroid4.0+/iOS7.0+
通信規格Bluetooth3.0
液晶0.73 PMLED(タッチパネル)
端子micro USB
センサー加速度/ジャイロ
連続通話時間6時間
連続使用時間5日間(Bluetooth ON)
充電時間1.5時間
その他 IP57 防水・防塵

TalkBand B2 開封の儀

こちらが本機目玉のハンズフリー通話ができるユニット部分。バンドのボタンを押下することで液晶部分のユニットをごっそり取り外します。実際に耳にはめてみるとなんとも外れそう感満載です。イヤーチップ部分をもう少し耳に入る形状の方が安心感があります。

まぁ残念ながら1ヶ月の間にプライベート携帯電話で通話する機会は多くて一回程度と極端に通話機会が少ないタイプの人間なもので、おそらくハンズフリーはほぼ一生使うことがない機能でしょう。
ちなむに Bluetooth でスマホに接続して通話するので本機のみで通話ができるわけではありません。

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吾輩の腕は女性並みに細く骨も華奢な作りなので、腕に実際はめてみると随分と大きい感じがします。幸いにバンドは一番きつい部分で閉めることでピッタリでした。男性用のものだとガバガバになりがちなのですが、まぁ本機は大丈夫でした。

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本機を使うには、まず手持ちのスマホと Bluetooth にペアリングが必要になります。Android の設定画面から Bluetooth を ON にすると TalkBand B2 が見つかるので接続を許可します。僕の持ってる TalkBand B2 は HUAWEI B2-089 という名前で機器が検出されましたが、これは TalkBand B2 をバンドから取り外すると裏面に記載されています。
接続ができたら Google Play から Huawei Wear というアプリをインストールする必要があります。P8 lite にはデフォルトでインストールしてくれてても良いのではないでしょうか?

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TalkBand B2 を使ってみた

ソフトウェア部分に工夫があると思われますが、日常生活の動きによるご動作が非常に少ない印象です。例えば歯磨きで歩数増えるんじゃないかとか期待してたのですが、ちゃんと歩数としてカウントされなかったり、駅から自宅までの自転車は正確に自転車とカウントされます。うーん賢い!!

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TalkBand B2 を使ってどうしても計測したかったことのひとつが、週末にかれこれ5年以上続けているウォーキングの計測です。地図上で調べると概ね 7km くらいは歩いたり走ったりしているはずで、そのお陰でめっきり風邪をひかなくなったし、持病の偏頭痛もめっきり減りましたし、体重もウェストもベストをキープできてたりします。

そしていよいよ本番。実際に計測してみました。
距離は 7.5km ほどありました。思ってた通りの距離がちゃんとありました。そしてヘタレなのでランニングで 7.5km は続かないので走ったり歩いたりを繰り返してるのですが、概ね半々でした。ランニングのほうがカロリー消費的には随分と効率が良いようですが、いかんせん体力がついていかないです。

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そしてもうひとつ、どうしても計測したかったのが睡眠の質。毎年夏場は毎年熟睡度が足らず寝不足が続いているので熟睡してる時間は短いのでは?と予想してたのですが、まぁ思った通り熟睡してる時間は短いことがわかりました。3日間計測しましたが、6 時間ほど睡眠して熟睡してる時間は大凡 80 - 90 分でした。まぁそれでも分析結果は平均範囲内に収まってる判定です。

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睡眠についてちょっとだけ勉強した

結果を見るためには睡眠について基礎知識を知っておかないとね。ということでちょっとだけ勉強しました。備忘録として適当に箇条書きしておきます。

睡眠の種類について

  • 浅いを眠りがレム睡眠。睡眠時間の約2割。脳が覚醒しているため夢を見ていることが多い。」
  • 深いを眠りがノンレム睡眠。睡眠時間の約8割。脳は休息状態にある。
  • ノンレム睡眠は眠りの深さにより4つのレベルが存在する。

睡眠サイクルについて

  • レム睡眠とノンレム睡眠が 90 分単位で起床まで繰り返される。
  • 就寝直後の 3 時間に最も深いノンレム睡眠が現れる。

レム睡眠の役割

  • 脳の情報を整理し記憶を定着させる
  • 体の休息

ノンレム睡眠の役割

  • 脳の休息。レベル 3,4 の最も深い眠りの時に最も脳が休息する
  • 骨や血や細胞の回復
  • ノンレム睡眠の時間は実は生まれた時からそんなに変わらないそうです(つまり赤ちゃんはレム睡眠時間が長い)

学んだことに照らし合わせると、Huawei Wear の熟睡表示の仕方はノンレム睡眠のレベル 3,4 辺りを表示していると思われます。

TalkBand B2 を使ってみて気になったこと

1つめは、液晶の表示がそんなに明るくないため、太陽光の下ではほとんど何が書いてあるかわかりません。なのでウォーキングしてる最中に歩数を確認しようと思っても何が表示されているかわかりませんでした。

2つ目は、スマホとの Bluetooth が切断された時にバイブする機能。Huawei Wear から切断時のバイブをオフにしてるはずなのですが、なぜか切断時に TalkBand B2 が震えます。寝室にスマホを持ち込まない場合、ちょうど Bluetooth が切断されたり接続できたりする微妙な距離感なので、初日は何度もブルブル震えて、スマホ側の Bluetooth をオフれば良いことになかなか気が付きませんでした。2日目からは基本的にスマホの Bluetooth はオフにすることを覚えました。


と気になる点はあるものの TalkBand B2 は結構楽しめております。ヽ(=´▽`=)ノ

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