名古屋から日帰りで行ける百名山!伊吹山にハイキングしに行きました

お盆の連休中にどうしてもやりたかったことのひとつが登山です。登山に行く理由を作るため、小さくなった娘の登山靴を新調したり、登山用の帽子を買ったりと頑張ってきました。

そしてお盆が近づいてくると、突如娘が足をけがしたり体調不良になったりと雲行きが怪しくなり、初心者レベルの登山ですら行ける雰囲気じゃなくなってきて雲行きがかなり怪しくなってきました。

が、しかし、登山は行きたい。

そんなわけで行きたい人(=自分)が手頃な山を探すしか無いわけでして、連休初日に「名古屋 日帰り登山」やら「名古屋 登山 ロープウェイ」みたいな検索ワードで行けそうな山を調べまくってました。調べてる横から、ハイキングっぽい登山じゃないと嫌だとのことなので「1時間程度で山頂に到達できて、名古屋からそんなに遠くないところ」が条件に入ってきました。

そうなると、ロープウェイか車で山頂付近まで行ける山を探すしか無いわけです。南・北・中央アルプス方面は名古屋からも2時間以上かかるし連休中で渋滞は避けられないので却下。愛知、岐阜、三重あたりで 1,000m を超える山で山頂付近まで車で行ける山を検索するのが難儀で、検索に Google Map を使いました。縮尺を徐々に小さくしていくと低い山は消え高い山だけが残っていくのを利用して、道が山頂までつながってる山を探してみたところ、岐阜県と滋賀県の県境の伊吹山が候補に上がりました。

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伊吹山ドライブウェイで山頂駐車場まで30分

そんなわけで行く山は伊吹山へ決定しました。実家からは名古屋第二環状自動車道から名神高速道路へ出て関ヶ原 IC で出て R365 を走って伊吹山ドライブウェイまで1時間ほどでした。お盆前の平日だったので朝 6:30 に家を出たのが功を奏して渋滞に巻き込まれることもなく 7:30 にドライブウェイに到着。

朝早かったので料金所に人がおらず、後ろから兄ちゃんが走ってきました。www
料金は普通車で 3,090 円です。3人乗車していれば一人頭 1,000 円とお安い感じなので気軽に利用できる価格だと思います。ちなむにドライブウェイの公式サイトはこちら

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ドライブウェイは全長 17km で時速 20km/h 制限があり概ね山頂の駐車場まで 30 分ほどかかります。道のりはいろは坂ばりにクネクネしているので、車酔いする人は一発でアウトです。酔いやすい人は酔い止め薬必須ですね。
僕も運転してる時は酔わないはずなのですが実は若干車酔いしてましたが、なんとか本格的に気分が悪くなる前に山頂駐車場まで到着。

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伊吹山山頂までのルートは3つ、西登山道、中央登山道、東登山道があります。ほぼ 100% の割合で登りは晴れてれば琵琶湖も見える展望の良い西登山道で登ります。下りも西登山道を使う人が多いようですが、登山靴を吐いてる人は東登山道で登山気分を味わう人が多いように感じました。

  • 西登山道:距離 1km, 40分, 展望良し
  • 中央登山道:距離 0.5km, 20分, 急勾配の階段
  • 東登山道:距離 1.5km, 60分, 下り専用で登山靴必須

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娘の新調した登山靴がやっと活躍する時がやってまいりました。子どもの靴のサイズはあっという間に変わってしまうので無駄にならずにすんでほんとよかった。

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朝早かったので人もほとんどいなくてイイ感じです。我々も人気ルートの西登山道から登ることにしました。最後まで砂利道が続くハイキングコースなので登山靴じゃなくても全く平気です。草履で登ってる人もいたくらいです。勾配もなだらかで年配の方や小さな子供さんでも余裕で登ることができるルートでした。

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山頂付近の撮影スポットでの1枚。この日はガスがかかっていて琵琶湖まで澄んで見える感じではなかったのですが、奥の方に見えるのが琵琶湖。このへんで一番高い山なので展望は最高です。

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ちなむにこちらの写真の下の方に小さく写ってる青い山小屋は滋賀県側登山道の5合目。その下の白い山小屋が1合目。標高差 1167 メートル、4.6 キロのコースで標準的なスピードで4時間ほどかかる登山とのことです。結構ガチでなめてると痛い目を見るとのことです。

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山頂付近でガチコースを合流。この辺は砂利道じゃなく岩がゴツゴツした道になるので登山靴をはいてると安心感があります。

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途中でお弁当を食べたりしてちんたら歩いてたので 60 分ほどで山頂到着。標高 1377.31m とめっちゃ高い山ではありませんが、外界と比べれば十分に涼しく風が非常に気持ちよかったです。
滋賀県側登山道からくる人も結構多かったので個人的にはそちらの登山を楽しみたかったのですが、山頂駐車場からの登山は終始ハイキング気分で楽しむことができるので家族には大変好評でした。

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交通機関できてたなら間違いなく山頂でビールをぐびっと飲んでたところですが、いかんせん車なのでアイスクリームで我慢。

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下の駐車場とかを見ると、なんとなく高いところまで歩いてきた感を味わうことができます。

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下りはもちろん 1.5km の東登山道を選択。家族からは「えぇぇっ!!」って言われましたが、結果的に東ルートは登山靴を履いていればかなり楽しめるコースです。この看板をみて軽装の人は引き返す人がちらほらいましたね。

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東ルートですが、いうほど危険じゃなかったです。登山靴じゃなくても大丈夫じゃないかな?って思いますが、石や岩が動いたりするので僕は豪快に転びました。たしかに転倒注意です。鹿の糞もいたるところに落ちてるので、そちらも注意です。

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ちょうど雲(キリ)の通り道があって雲の中を突っ切るのが冷たくて気持ちよかったです。もっと霧がかってると視界が最悪なのですが、ちょうどよい感じで楽しめました。

娘の自由研究が草花の様子のまとめなので高山植物の葉っぱも欲しかったところですが採取禁止なのが残念です。
植物は大して興味が無いので写真も取らないのですが、昆虫には興味があるので飛んでる蝶をパシャリと撮影。イイ感じに撮れました。

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山頂から下って駐車場の売店でそばを食べて一休みしてたら時間は 12:00 ごろに。ふと西登山道を見ると結構な人の列ができてました。この中を登るのは自分のペースで登れず、ちょっと嫌ですね。朝早く行って正解でした。

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帰りがけにひとっ風呂浴びたいと思い検索してみると最寄りの風呂は滋賀側登山道付近にある伊吹薬草湯がみつかりました。全く温泉じゃなく完全に銭湯です。いちおう露天とジャグジーがあり、湯船の一つが薬草湯でした。600 円とお安い感じなので汗を流すには距離的にも丁度良いと思います。

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外界から眺める伊吹山。周辺で一番高い山だけあってなかなかのもんです。下から眺める感じでは筑波山より全然高いのが実感できました。まぁ実際 500m ほど高いんですが、それ以上の標高差を感じる山の形でした。

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結論、伊吹山で正解でした。東海にお住まいの方、おすすめです。

いや、やっぱ登山も楽しいですね。百名山手ぬぐいを今回買ったので、手頃なところにまた登りに行きたいと思います。

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