2013年7月旅行記 - 白馬八方尾根(前編)

こちら関東。先週は比較的涼しかったですが、先々週は猛暑続きでした。三連休を見計らって避暑地に逃げる計画を立ててました。いつもながら計画は全て奥さん任せの旅プランです。

朝早くから新幹線に乗り込み長野へ向かいます。実のところ長野駅に行くのは人生初。
さすがに三連休、東京からくる新幹線どれもがほぼ満席状態です。みんな軽井沢か長野に行くんだろうなぁと思っていたら、意外と登山装備を備えた方々が数多く上田駅で降りていきました。きっとメジャーな登山コースがあるのでしょう。

小一時間で長野駅についてしまいました。大宮からとっても近い。
そして思った以上の気温差、長野涼しい!
それにしてもなんという事でしょう。日頃の行いが悪いのか生憎の雨。白馬八方尾根行きのバスまで1時間半。近くの善光寺へ行くのがプランらしいので、雨ということもありタクシーにて移動。本来なら入り口から入るべきでしたが本堂手前までタクっちゃいました。

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そもそも善光寺という名前を初めて聞いたくらい無知で申し訳ないのですが、大変有名なお寺とのこと。

まずは本堂正面から入ると目にとまるのが、びんずる(賓頭廬)尊者です。お釈迦様の弟子で神通力を持っていたとか。その神通力にあやかって撫仏として祀られています。顔なんかは撫でられすぎてのっぺらぼうになってしまってます。しっかりと首周りを撫でておきました。

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内陣より先は撮影禁止なので写真はありませんが、日本最古の仏像、地蔵菩薩像と弥勒菩薩像が安置されています。弥勒菩薩は覚りをひらいて衆生を導く仏様、地蔵菩薩は、弥勒菩薩がお覚りを開かれるまでの間、六道に輪廻して苦しむ衆生をお救いくださる仏様で、大変ありがたい菩薩様です。

内々陣左側の奥には瑠璃壇があります。ここに秘仏の御本尊「一光三尊阿弥陀如来像」が安置されています。その瑠璃壇のちょうど床下に存在する真っ暗な回廊を巡り、途中の壁にある極楽の錠前に触れることで、御本尊様と結縁を果たし往生の際にお迎えに来ていただけるという約束をする、お戒壇巡りが一番の体験スポットです。本当に光一つない真の闇の中を壁に手を伝い恐る恐る前に進みます。右手で壁を伝って行くと錠前に触れることができます。

外陣妻戸壇の東側に閻魔像が祀られています。まぁとりあえず日頃至らぬところを懺悔しておきました。

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残り時間も少なくなってきたので、本堂以外にも見るべき場所が沢山あるようですが駅に戻らなければいけません。いきなり本堂に行っちゃって、帰りが境内を逆走する感が強かったので、タクシーは境内前で降りて、順序通り本堂に向かうのが良いと思いました。

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タクシーで駅まで戻り白馬行きの高速バスへ乗り込みました。ここでまた小一時間ほどの移動です。僕らは白馬八方で降りました。
白馬といえばスキー場のイメージしかありませんが夏の避暑地としてもなかなか良かった。思った以上に涼しいです。もっとも雨も降ってたのでバスを降りた瞬間の娘の寒って顔が印象的でした。あぁ僕は当然半袖のままっすよ。

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そして白馬八方のバスターミナルから宿泊する白馬東急ホテルへ移動。
この白馬東急ホテル。結論から言うとかなりおすすめです。外観もオシャレならば内装もお部屋もオシャレ。そして露天風呂も良ければご飯も美味しい。白馬でホテルに迷ったらここにすると良いです。次もここに泊まりたい。

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ちなみに白馬八方の源泉は4種類あります。このホテルのお湯は単純温泉だったので源泉は白馬かたくり温泉だったとうことになります。ちなみに僕が一番好きなのはアルカリ性単純温泉です。

白馬八方温泉の無色透明の肌に優しいアルカリ性単純温泉。
白馬塩の道温泉のナトリウム・塩化物・炭酸水素塩温泉。
白馬かたくり温泉は単純温泉(弱アルカリ性低帳性温泉)。
白馬姫川温泉のナトリウム泉・塩化物温泉。

チェックインまでにまだまだ時間があったので、ホテルに来るまでの間に見つけた釣り堀ニレ池に行きました。釣った魚は買い取る必要がありますので無闇に釣りまくると後が大変です。持ち帰りもOKですし、その場で塩焼きにして食べることもできます。本当は3匹釣って塩焼きにと思ってたのですが、1匹目が25cmのニジマス、2匹目が30cm級のニジマスで、想像よりでかいのが釣れてしまいました。釣りする時間はわずか10分で終了してしまいました。3匹目を釣っても夕食のバイキングまでに腹が満腹になってしまいます。ここでやめざるを得ません。

魚は比較的こんがりと焼かれるのですが、釣りたてなのでとってもジューシーで美味しかったです。

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まだまだ時間があるので川遊びに出かけました。遠くに見えるアルプス山脈の景観と川の音に心が癒されます。川の水はアホかと思うくらい冷たかったです。まさに氷水です。足が痛くなる冷たさでした。おまけに雨ですよ。雨。やみかけてた雨が土砂降りで降ってきたので即座に退散です。

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結局バスターミナルまで戻ってきちゃいました。そして足湯を見つけたので楽しみました。
この時はまだ4つの源泉があることに気がついていなかったのですが、ここは一番好きなアルカリ性単純温泉の湯です。足がものすっごいツルツルになりました。最高です。

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そろそろチェックインできる時間になったので送迎バスでホテルに戻りチェックイン。
まずは温泉でひとっ風呂浴びて、お昼寝して、お楽しみの夕食のバイキングをお腹がはちきれんばかりに食べて、もうひとっ風呂浴びて就寝。日常から開放されいろいろ癒されました!

心残りというか残念だったのは、和牛特製ローストビーフをたらふく食べようと思っていたのに、霜降り肉より赤身しか受け付けなくなってきたこの体。老人力が故に、1枚食べてごちそうさまだったことです。できれば霜降り肉は炭火で焼くとかして油を落としたい今日このごろ。

つづく。

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