子供の病気は突発性発疹+ロタウィルス下痢症の併発だった

今年の年末年始は病気で完全休養・・・orz」で書いたように年末年始に体調を崩していた我が子ですが、今では熱も引き、下痢も治り無事に全快しました。(≧∇≦)b

DSCN5480_.jpg当初はロタウィルス下痢症だと思っていたのですが、どうやら突発性発疹を併発していたため、39〜40 度の熱が続いたようです。さて、この突発性発疹ってやつは、熱が引いた後に赤い発疹がお腹や背中に現れて、はじめて分かる病気なんです。

本来、突発性発疹は 39 度近くの熱が出るにもかかわらず子供は意外と元気なのが特徴なのですが、うちの子供の場合はロタウィルス下痢症との併発であったため、充電池の切れたようにぐったりしてしまったわけでした。

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これを機に突発性発疹について勉強したのでもう少し詳しく説明します。単に突発性発疹だけの発症であれば子供も元気なので、高熱ですがそれほどビビる必要はない病気なので安心して下さいね。

突発性発疹とは

ヒトヘルペスウィルス6型というウイルスが原因で発症する病気。ヒトヘルペスウィルス7型というウィルスも突発性発疹と同様の症状をおこすことが知られており、このため突発性発疹に2回かかることもある。一般に6型→7型という順番。

1年を通じて同じようにみられ、比較的強い感染症なのですが感染経路はよくわかっていないため、予防方法もない。免疫がきれる生後5ヶ月〜1歳までに発症する事が多く、乳児の70%がかかると言われている。2歳までにかからなければそれ以降にかかることはまずない。


症状と経過

1週間程度の潜伏期間のあと、突然の38〜40度の高熱が約3〜4日間続く。高い熱のわりに比較的機嫌がよく、元気がある場合が多い。熱が下がったあとに全身または体の一部に、麻疹や風疹の発疹に似た赤い発疹が現れるのが特徴。アメリカ合衆国では、俗に「赤ちゃんはしか(baby measles)」と呼ばれていたりもする。この発疹が出て初めて「突発性発疹」と診断される。

発疹は赤くて細かく、顔と胴体を中心に出るのが特徴。部分的に出ることもありますし、全身に出ることもある。2〜3日で徐々に茶色いしみになって消えていき、かゆみなどを伴うこともない。


合併症

胃腸炎(主に下痢)が主にみられる。発疹が出る前後くらいから下痢が始まることも多い。また初めての高熱と言うことで、熱性痙攣をおこすことが比較的多い。


家庭でのケア

 1. 高熱が続くので脱水症状にならないよう、十分に水分を与える。食欲があればいつもどおりの授乳や離乳食もOK。
 2. 発熱時のくるみすぎはNG。熱があるときこそ、涼しくしてあげる。
 3. 38.5度以上の高熱時には解熱剤を使って楽にしてあげる。続けて使うときは3〜4時間以上間隔をあける。
 4. 入浴は控える
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